新版九州百名山㏌よっちゃん57座目
57座目は鶴見岳です。
1992年版九州百名山の投稿が終わり、2002年版新版で追加された百名山39座を投稿しています。今回は鶴見岳です。
山と渓谷社 新版九州百名山 鶴見岳冒頭で『立ち上る無数の湯煙に象徴される泉都別府。その背後にそびえるのが鶴見岳を主峰とする一連の山々で、別府温泉の源でもある。鶴見岳は西にある由布岳と兄弟峰で、由布鶴見火山群の東側の雄である。山頂からの眺めもよく、さながら「山あり海あり温泉あり」の別府の見晴台といったところで、とくにミヤマキリシマや霧氷のシーズンには、ロープウェイ利用の観光客でにぎわっている。
また、バラエティーに富んだ登山コースが何本もあることは、この山の魅力を引き立てる一方で、健脚向きのコースもある。なかでも鶴見岳の山頂から北に向かって、内山からシャクナゲ尾根を伝って扇山に下るコースは、歩きがいがあり、それだけに醍醐味を満喫できる。・・・』と紹介しています。
鶴見岳は伽藍岳への縦走で2回、南平台経由で1回、計3回登っています。
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。
1回目No0552鶴見岳∼伽藍岳縦走と黒岳
平成4年12月29∼31日 3名
30年前43歳で初めての鶴見岳です。
正月は家で過ごしたい3人組で年末に出かけました。
温泉三昧のリッチな山旅でした。
29日鶴見岳∼伽藍岳縦走し湯布院の民宿「田舎村」泊まり。
30日黒岳縦走し黒嶽荘泊まり。
民宿等でのお泊りは数少ない山行です。
2回目No1095鶴見岳~伽藍岳縦走と鹿嵐山
平成28年1月9∼11日 6名
10日1回目と同じコースですが、今回ロープウェイは利用せず火男火売神社からべっぷ鶴見岳一気登山のコースを登り縦走します。
鶴見岳~鞍ケ戸~舟底~内山~塚原越~伽藍岳を縦走し、今回も塚原温泉で汗を流して車に戻ります。
今回は民宿でなくいつものテント泊です。
現在この縦走路は群発地震かで崩壊場所などあり登山禁止エリアになっており、最近は伽藍岳の火山活動が活発になったとかで登山が規制されています。
3回目No1466扇山、鶴見岳と秘湯巡り
令和3年7月22∼23日 6名
22日扇山登山後、へびん湯入湯。鍋山桃源郷で幕営。鍋山の湯入湯。
23日鶴見岳登山後、鶴の湯入湯。 鶴見岳登山口6:50→火男火打神社→踊石→南平台8:50→西の窪→馬の背→鶴見岳10:40→ロープウェイ山上駅11:00⇒登山駅⇒鶴の湯
22日四駆でないN車を心配しながらへびん湯入口へ到着。
ここに車を停め登山開始です。
林道もそうダートでもなく一安心でした。
温泉の前に扇山登山。
扇山は別府市街の裏山の感じです。
山頂からの展望も良く高崎山や国東半島が指呼の距離に確認できました。
鍋山の湯や鶴の湯方面も眼下に見えます。
23日鶴見岳は5年振りですが今回のコースは初めてです。
膝不調の私には、手頃だしなによりエスケープできました。
標高1,000m以上は雲の中でしたが、雨に遇うこともなく南平台1,216mへ。
直ぐ西に見える由布岳も見えません。西の窪に下り急な斜面を馬の背に登ります。
北への縦走は立入禁止になっていました。
鶴見岳からは元気な山友は歩いて下り、私とM氏は予定通りロープウェイで下って迎えの車を待ちました。
別府三大秘湯巡り
鶴見岳でなく一番の目的は別府三大秘湯巡りでした。
22日扇山を下り秘湯巡りです。
まずはへびん湯へ。
ご夫婦の他2名の先客でした。
同じ釜の飯を食べるという言葉がありますが、同じ湯舟に入湯しました。
帰り際にもカップル二人がやって来ました。
さあ次は鍋山の湯です。
ここに行くのが一番の心配の種でした。
雨烈を避けたり跨いだりで何とか鍋山桃源郷に辿り着きます。
テントを張る広さもありひと安心。
早速、鍋山の湯に向かいます。
18年前は沢筋を歩いたようですがコンクリート道があり、スリッパでタオル片手に歩くことが出来ました。
すぐ荒涼とした視界が広がり秘湯鍋山の湯に到着します。
お湯はかなり熱く別パイプの水で自ら調整することができます。
我々だけで楽しんでいましたが一人やって来ました。
早い夕餉もお開きとなり20時過ぎにN君と二人、再度鍋山の湯に向かいました。
先客二人が入っています。
別府の灯かりを見つつ楽しみます。
ゆで卵を勧められ至福のひとときです。
23日鶴見岳登山の後、三つ目最後の鶴の湯です。
先客二人は地元の方でした。
薄いブルーの温泉かなり熱いお湯です。
短く入って半身浴や日干しを繰り返すのが、入浴方法とアドバイスしてくれました。
三大秘湯を踏破し満足して帰路に着きました。
次回は60座目志々岐山です。
58座目福智山・59座目八郎岳は1992年版九州百名山で投稿しています。
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