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世界遺産マレーシア最高峰キナバル山②

カナディアン・ロッキーの山旅から4年後2005年
アルパインツアーの山旅に参加し世界遺産キナバルの山を楽しみました。
前回①は、キナバル山麓クンダサンの町に入るまでを投稿しました。
いよいよキナバル山への登山が始まります。

全体行程

No814平成17年5月21~26日 2名
21日 佐世保⇒福岡空港⇒クアラルンプール(機内)
22日 0時30分プロムナードホテル(泊)⇒(市内観光)⇒キナバル国立公園近くのクンダサン(ホテル泊)  
23日 ホテル発9:00⇒パークヘッドクォーター(標高1,523m国立公園本部)9:30⇒登山口→ラパンラタレストハウス3,300m
24日 ハウス発→サヤサヤ小屋3,800m→キナバル最高峰ロウズピーク4,095m→ハウス(朝食)→登山口→パークヘッドクォーター⇒コタキナバル
25日 ホテル発⇒(船)⇒マヌカン島(海岸での食事・海で遊び)⇒ホテル⇒国際空港⇒クアラルンプール
26日 クアラルンプール国際空港⇒福岡空港

ネット情報より
グーグルアースより

23日標高3,300mラパンラタレストハウスへ

ホテル発9:00⇒パークヘッドクォーター(標高1,523m国立公園本部)9:30⇒登山口ゲート1,866m 9:40→16:00ラパンラタレストハウス3,300m

パークヘッドクォーターで諸手続きのあと登山口ゲートまで移動し登山開始。樹林帯を抜け、標高約3,300 m付近の快適な山小屋ラパンラタレストハウスまでの登山です。高山病にならないように、ゆっくりゆっくり歩きます。
山小屋ラバンラタレストハウスはビュッフェスタイルの夕食と水洗トイレも完備の素晴らしい施設では完全予約制の山小屋です。 

パークヘッドクォーター前
パークヘッドクォーター前
パークヘッドクォーター前からのキナバル山

パークヘッドクォーター(公園本部)で荷物を預けて重さを測ります。
預けた荷物は山小屋までポーターが担ぎ上げます。
9時30分 公園本部を出発。4キロ離れたティンポホンゲート1,867mまでバスで移動します。
国立公園の車で10分ほどで登山口です。
登山口にはゲートが有り、入山記録をチェックされます。

登山口のティンポホンゲート

10時 登山開始ゲートでIDカードを見せ、現地ガイド、ポーターと共にいよいよ登山開始です。

ジャングルの中を登ります。最初しばらく下り、小さな綺麗な滝に出ます、この近くはたいがい可憐な赤い花キナバルバルサムが咲いています。
滝を過ぎるといよいよ登り、いきなり急坂となります。ここで急ぐと後でバテるので、ゆっくり歩きます。
道は鬱蒼とした木々に囲まれ展望の開けない土と階段の道が続きます。
途中、食虫植物のウツボカズラや様々なランなど、数多くの珍しい植物があります。

ウツボカズラ

30分〜50分ごとに雨よけのシェルターと水洗トイレ&ゴミ箱が設置されています。汚水はすべてパイプで麓まで送られ、処理されます。

シェルターでの水は、地元民は飲んでいる人もいますが、登山客は飲まないで下さいと指導があっていました。
各所に距離表示板があります、2Km地点を越えると無線局テレコムステーションの分岐があります。

12時20分~13時 ラヤンラヤンハット2702m前で昼食。どのシェルターで取っても良いのですがラヤンラヤン・ハット前が開けておりやや見晴らしが良いためここで昼食(お弁当)を摂る人が多い。スタッフ小屋なので中に入ることはできません。

ラヤンラヤンハット前かハッキリしません。

同小屋過ぎてすぐ上にマシラウゲート(閉鎖中)への分岐、次いで建設取りやめになった宿泊施設の跡地があります。
このあたりからしばらくはウツボカズラが多く、大きな水差しのような捕虫袋を持つ個体が見られます。

ところどころやや傾斜が緩やかな場所や展望が開ける場所も出てきます。
道上の石がだんだん大きくなり、木々の背は低くなってきます。

山小屋前最後のPakaシェルター3,137m。
ここから先が以外と長く、高山病症状が出はじめ最後の登りが体に堪えました。

樹林帯が切れた先にいきなり山小屋の1つ銀色のWarusハットが出てきます。過ぎると間もなくヘリポートともなる開けたくぼ地の上にラバンラタレストハウス、そして後ろにはキナバル特有の岩峰が見えます。

15時 ラバンラタレストハウス到着。
このハウスは、キナバル山の標高約3300m地点にある山小屋のひとつで、周辺の山小屋の核となる大きな山小屋です。
食事は、バイキング形式でした。山小屋とは思えないほどの充実メニューです。食事する1階のスペースの外には、デッキ席もあり絶景を楽しむことができました。
以下4枚写真はネット情報より。 

ラバンラタレストハウス
同玄関
同食堂
同デッキからの夕陽

写真添付していますが、場所関係がハッキリしないものがあります。
 
次回は、いよいよキナバル山最高峰のロウズピーク4,095mに立ちます。
登山後のコタキナバル戻りまでを投稿予定です。

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