重量感溢れる薬師岳。日本百名山82座目。
2007年9月16日親子登山の記録です。次男坊が東京から引き揚げて、再就職までの間に大きな山登りをしたいと話が纏まりました。この頃の山日記は至って簡単なものだ。山名、期間、メンバーなどのみとなっている。この親子登山も二人にとっては貴重なものだが、残念ながらその様子を記述していない。
『薬師岳は、白馬や槍のような流行の山ではないが、その重量感のあるドッシリした山容は、北アルプス中随一である。ただのっそりと大きいだけではない。厳とした気品もそなえている。
立山の弥陀ヶ原まで上ってきて、まず目を惹くのはこの薬師岳だろう。南北に長い山の背を、弥陀ケ原からは縦に望むことになるので、山の形が引締まって、堂々とした貫禄のある山にみえる。そのヴォリュームの大きさを満喫するには、雲の平から望めばいい。ここからはその長大な尾根を、値打ち通り横から眺めることになる。全く呆れるくらい巨大な壁が眼路の正面を扼している。・・・・』
新潮文庫「日本百名山」深田久弥著 薬師岳の冒頭からの引用である。
9月14日午後佐世保をマイカーで親子二組で出発。翌15日夜走りして折立峠の登山口についた。詳しい記録が残っていないので写真のみの投稿になります。
7時45分出発です。
急な登りが続いて三角点1869.9mに9時着。
ここからなだらかな尾根が長々と続きます。
約3時間で今夜お世話になる太郎平小屋に11時到着です。受付を済ませ薬師岳を目指します。寝不足が徐々に堪えてきます。
13時薬師岳山荘に到着。
さあ後ひと頑張りで山頂です。
13時50分薬師岳山頂に到着。
山頂からの大展望を楽しみました。
14時過ぎ山頂を後に、太郎平小屋に戻ります。
16時小屋に戻りました。
今夜はゆっくり休んで明日16日、雲の平を目指します。
17日は黒部五郎小舎、18日黒部五郎岳に登り太郎平小屋、折立峠に下山の予定です。
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