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山登り人生vol105ソーメン沢

28歳。長女3歳、長男1歳
昭和52年度は黒髪づくし龍門づくし、この山行を振り返ります。
河鹿沢、モミジ沢、名無沢の後は、更に上流のソーメン沢でした。

No214青螺山~ソーメン沢 


昭和52年6月26日 
9名(西有田町徳永さん含む)

午前中 青螺山登山道整備

山の家7:10→見返峠7:50→青螺御前9:15→9:50青螺山(伐採作業)10:45→青牧峠11:20→12:00山の家
前日はモミジ谷横の沢(後に名無沢と命名。)をF5まで探索していた。
朝早くからナタ・ノコ・カマをもって登山道を整備する。
以前、誰かが刈り取ったのだろう。思ったより茂っていなかった。
青螺山頂の北西側の見晴らしを良くするため切り開く。

午後 ソーメン沢遡行

山の家13:00→13:30F1ソーメン滝14:30→沢終了14:50→屏岩尾根15:20→
16:40山の家
屏風尾根の西側に食い込んでいる沢に入ってみる。
トンネルが多い沢だった。
本流から入って直ぐナメとなるが10mのトンネルが待っていた。
抜けると40m程の大岩で行手を阻まれ二手に別れている。
左側は2段の滝となって流水があり、右手は流れがない7m垂壁だった。
上部には小さなチョックストーンがあり捨て縄を仕掛けアブミ利用で乗越しトンネルを抜けた。
左手滝の細く流れる滝水を見てソーメン沢と名付けた。
続くナメの後、またまたトンネルである。
左岸からトンネルを通らず通過できた。
この後も小滝やトンネルが続く。
難しさはない。
最後F4までを確認して右手の屏風尾根の上部に突き上がった。
核心部はF1ソーメン滝からF3までナメと滝、トンネルである。

No224測量山行ソーメン沢など

昭和52年10月9日 5名
阿蘇岩登りに行っている連中が羨ましくなる素晴らしい天気である
6月12日から本日まで13回も竜門に来ており、
私は11回、M社長13回、T先生10回と40歳代が頑張っている。
午前中はモミジ谷右俣の測量し、
昼からは屏風尾根西稜とソーメン沢に別れて測量した。

竜門渓谷の空白部が次々に解明され概念図が出来上がることが嬉しい。
ソーメン沢上部で屏風尾根西稜組と合流して、沢を忠実に詰めた。
陽も傾き山の家川久保さんも心配して私達を待っていた。

ここで飲むビールの味はいつも最高である。
来週は烏帽子岳でのハイキング、
竜門から離れるのが糸を切られるようで寂しい。

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