山登り人生vol103モミジ沢
28歳。長女3歳、長男1歳。
昭和52年度は黒髪づくし龍門づくし、この年を振り返ります。
No212モミジ沢最初の出会い
昭和52年6月19日
M社長、T先生、S、Mに私
Y会長宅8:00⇒竜門ダム河鹿沢出合9:25→河鹿大滝10:50→登山道11:10→最後の滝上11:50→青牧山12:30→14:30山の家
竜門山の家15:00→モミジ沢本谷→大滝(登れず引き返す)→右俣へ→沢終了→登山道へ→16:30竜門山の家
私の山日記にはメンバーとタイムのみ、記述はない。
Sの報告より
河鹿沢本谷が早く済んだので山の家北側のモミジ沢に入る。
山の家の主も同行する。
最初は本谷の方に進む。
阿蘇松が尾関門のような場所に素晴らしい滝が現れた。
こんな素晴らしい所は見たことがないと歓声が上がる。
これ以上進めず、引き返して右俣ヘ。
2~3の滝を越え、またまたボルトなしでは登れそうにもない滝にぶつかる。この沢もこれで終わりと思っていると、
Mが滝の裏側に回り込み上部に続く割れ目を見つけた。
これを登り、上から確保してもらい全員登った。
ここで流れはなくなり、
二段の枯れ滝を登ると登山道に出て山の家に下った。
Mの報告より
カジカ沢は早く終わり、
山の家管理人の川久保さんも参加してモミジ沢に入った。
この谷はモミジが多く、モミジ沢と名付けた。
約10分で谷は左右に別れている。
最初は左俣(本谷)に進む。
すると大きくハングした滝に出くわす。落差20m程だろう。
中は空洞となっており、
両岩壁はチムニーとガリー状になり
ダイナミックな登攀を要求されそうである。
この滝は次回回しで出合まで戻る。
右俣を覗くことにした。
この沢もチョックストーンやチムニー等があり、
阿蘇の松が尾谷を思わせる。ルートは短い。
こんな身近な場所に、
興味ある谷を発見できたことは大変嬉しいことである。
付記 T先生
沢の名前は、いずれも無名なので我々が勝手につけたものである。
最初に入った沢は、河鹿橋から入るので河鹿沢と名付けた。
午後からの沢は、右俣を最後に飛び出した所に、モニジの幼木が沢山生えていたのでモミジ沢と名付け、最初の出合いの右をモミジ沢右俣、左をモミジ沢左俣と名付けた。
二段の大滝は、皆さんも一度見て名付けて下さい。
このモミジ沢左俣は、2か月後に登りきりました。
No218もみじ谷左俣
昭和52年8月22日 M社長とMと私
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