2002年版新九州百名山100座目達成の山「屋久島愛子岳・モッチョム岳」
新九州百名山踏破!! 2010年2月27日対馬有明山の1992年版九州百名山踏破に続き、今回もIさんとIさんにお付き合いいただき達成できた。ありがとうございます。
新九州百名山の書籍が発行されたのが2002年で、その存在を知ったのが2008年、この時、既に60座を終えていた。それ以来、1992年版を登りながら新版にも挑戦し、2008年に9座、2009年26座を登り、2010年5座で完全踏破となった。
今回100座目のモッチョム岳はフィナーレに相応しい山であったが、愛子岳を含めしんどい山であった。
愛子岳1235mモッチョム岳940m (屋久島)
2010(平成22)年8月13~16日 I氏他2名
8/13 佐世保19:20=23:40桜島SA(車中泊)
8/14 出発5:20=5:50鹿児島南埠頭P・高速船ターミナル7:45~9:55宮之浦港・レンタカー10:10=小瀬田=登山口10:45→標高1,000m手前水場案内板13:10→14:15愛子岳14:25→16:35登山口=尾之間温泉(入浴)=千尋滝駐車場(幕営)
宮之浦港でレンタカーを借りて登山口に直行する。屋久島は世界遺産の指定で有名になり、愛子岳は内親王「愛子さま」にあやかり一躍クローズアップされた山である。
小瀬田地区から右折して登山口に向かう。ネット情報で見慣れた三叉路の登山口に着く。
熱中症での死亡者報道が連日続いているが、本日の登山はサウナ状態、湿度100%と思われるような中でのしんどい登山となった。屋久島らしい樹相のなか急登の連続である。コースの特徴として標高標識が100m間隔に、植生図表板が200m間隔に設置してあり、登山ペースが把握できる。標高900mを過ぎると斜度も緩みながら尾根の右斜面を辿る。
向きも今までの南西から北北西に変わる。「水場」への案内を過ぎ、標高1,000mぐらいまで緩やかであったコースは再び急登となり、樹木も低木となり岩場が現れる。要所にはフィックスロープが張ってある。
雲間から海岸線が見える。南西方向には宮之浦岳などの奥岳が見えるとあったが雲がかかり確認できなかった。
やはり登り3時間半。下り2時間10分かかった。下りも根っこは縦横に張り巡らされ簡単ではない。
標高差1100mの登山は久し振りであった。尾之間温泉で汗を流し、Aコープで買出しして千尋滝展望台の駐車場へ移動した。
8/15 千尋滝駐車場6:00→万代杉7:20→8:45神山展望台979m→9:25モッチョム岳9:35→万代杉11:10→12:00登山口=湯泊温泉(入浴)=安房キャンプ場(幕営)
8月15日、いよいよ新九州百名山の完結である。最後の山モッチョム岳へ昨夜は星空が綺麗であったが、何度かにわか雨が降り起こされた。
完結の山も標高差がある。駐車場の標高が250m、神山展望台979mまで急登が続き、一旦840mぐらいまで下降して100m程の登りで山頂だ。昨日ほどではないがしごかれた。
出発時はいつ雨が降ってもおかしくない天気であった。この山も急登の連続だが、救いは3箇所の沢の横切りが喉を潤してくれる。2箇所目が1時間程で到着し、その後20分ほどで万代杉である。樹齢3000年で縄文杉と比べると見劣りする。
次はモッチョム太郎の巨木杉を目標にしていたが、確認できなかった。モッチョム太郎の標識も見なくなったころから再び急登となり、このコースで一番高い神山展望台に着いた。案内板もなく、登りでは雲の中で帰りに展望台だと確認した。正面にモッチョム岳が見えてきた。道は険しくなるし、両側が一枚岩で落ちているようだ。アップダウンを繰り返してフィナーレに向う。
突然に頂上岩の真下に飛び出してロープを頼りに昇り上がると山頂である。雲も取れ新九州百名山踏破を祝ってくれた。
戻りの神山展望台979mよりモッチョム岳940mを振り返る。
湯泊温泉で汗を流し安房のキャンプ場に落ち着きました。明日は高速船で帰路に着きます。
8/15 キャンプ場→高速船乗場7:00~種子島~9:35鹿児島南埠頭
次に目指すは2011年版九州百名山地図帳の山々です。
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