1992年版九州百名山㏌よっちゃん45座目市房山
1980年頃は沢登りに傾注していました。そんな時、八代ドッペル登高会の活動を知り手紙を書き「九州の谷」同会20周年記念特集号を寄贈いただいた。338頁にも及ぶ大作で、後に市販された「九州の沢と源流」吉川満著書のベースにもなったと思われものです。この2冊は私の沢登りバイブルにもなり大いに参考にさせていただいた。最初に参考にしたのが市房山の沢でした。
市房山は、山と渓谷社1992年版九州百名山では次のように紹介されています。
『熊本県南東端、宮崎県との境にそびえる市房山は、九州脊梁山地のなかではまだ豊かな自然が残されている。(中略)また、山麓の市房神社は古くから人吉藩主の信仰が篤く、近郊の人々の御岳参りでにぎわったといわれる。神社参道1㌔にわたって続く杉並木には、樹齢700∼800年と推定される幹回り6、7㍍以上の巨木もある。・・・』
最初に目指したのは昭和52年4月に霧島、開聞岳登山の後でしたが登山口キャンプ場まで行き雨天中止となり帰路につきました。
最初に山頂に立ったのはこの5年後、昭和57年5月山之口谷遡行のあとでした。山頂経由で槇の口に戻っています。翌年7月も続けて境谷遡行のあと立っています。
一般的な登山では平成4年7月に市房神社から登り、同8月の一般募集の下見で登っています。この4回だけですがもう30年も経っています。そろそろ登っても良い時期ですが、行きたい山が多すぎてなかなか出向けません。
1回目No325市房山山之口谷~霧島山系 昭和57年5月1∼4日 6名
5/1 佐世保18:30⇒
5/2 槇の口4:55~入渓5:20~6:35山之口大滝(百間滝)~977m二俣~1300m付近二俣~沢終了11:45~登山道12:20~市房山山頂12:40~避難小屋~5合目~登山口~14:30駐車地点
滝の数では九州一と名高い山之口谷。また大きな滝が多く、ちょっとした滝ならばロープを使わずに登らなければ一日での遡行は難しい。スピード・技術・判断力が試される谷でした。
5/3 雨のため堺谷遡行中止⇒白鳥温泉
堺谷に入るべく出発しましたが取付きで皆の造反にあい中止、市房山を離れます。霧島に向かいました。天気は回復し気分が悪いが仕方がない。 5/4 えびの高原→白鳥山→こしき岳→露天風呂13:30⇒佐世保
4名は霧島山系の縦走に向かい、私とIは白鳥山、こしき岳に登りました。
2回目No353市房山境谷・ユミキ谷 昭和58年7月29~31日 7名 7/29 佐世保19:00⇒車二台で出発
7/30山小屋6:00→境谷→立岩谷→市房山→16:00山小屋
境谷は1∼2泊は必要との情報でしたが、一日で抜け小屋に戻ることができました。大きな谷(50m級滝が5か所)でしたが高巻きが多く、あまり面白くなかった。縦走路は今は大雨被害かで行けないとの話を聞きました。
7/31ユミキ谷 帰路14:30⇒22:30佐世保
ユミキ谷が私達の気持ちを満たしてくれました。
3回目No543市房山 平成4年7月18∼19日 5名
18日佐世保19:00⇒23:30キャンプ場
19日出発6:00→市房山8:45→11:30キャンプ場13:10⇒湯山温泉⇒19:00佐世保予定の山が中止となり市房山に参加しました。この山行は8月の一般募集山行の下見で担当の山口、今山君に付き合った山行です。
4回目No546市房山(一般募集) 平成4年8月29~30日 19名
29日 佐世保駅18:00⇒
30日 キャンプ場6:30→市房山10:00→キャンプ場12:30⇒湯山温泉⇒佐世保駅
次回は、46座目大崩山・47座目鹿納山・48座目五葉岳を投稿予定です。
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