深倉園地から岳滅鬼山周回登山
35年ぶり思い出の山へ
No1524岳滅鬼山(深倉園地∼法華窟)
令和4年11月16日 4名
佐世保⇒深倉園地9:50→尾根取付10:00→深倉越10:50→三国境11:05→岳滅鬼山11:40→12:00岳滅鬼岳(昼食)12:20→岳滅鬼峠12:55→法華窟13:05→岳滅鬼峠13:25→林道出合13:50→4.5km→15:00深倉園地⇒佐世保
歩行距離8.8km 累計上り792m 1,927kcal 18,188歩
最初にこの山に登ったのは26歳
昭和51年1月の福岡・大分県境の山旅でした。
「経読岳∼犬が岳∼英彦山∼岳滅鬼山∼彦山駅」と記しており岳滅鬼山から福岡県側に下っていますが,、どこをどう下ったのだろう。
もう記憶に残っていません。
二度目は38歳の時、
昭和62年3月、松村先生(九大山岳部創設者2020年逝去)らと登った思い出の山行です。
今は廃線になっている日田彦山線の岩屋駅から
「砥石峠∼釈迦ガ岳∼深倉越∼岳滅鬼山∼岳滅鬼峠」と縦走し
大分県側に下り今村集落からバスに乗り日田駅に出て
国鉄(同年4月1日に民営化JR九州に)で岩屋に戻っています。
ということは法華窟も下っているかも知れないのですが、
記録にはないし記憶もない。
大雪のラッセルに苦労したとの記述となっています。
今回三度目、73歳の今、
記憶としては初めての深倉園地から登り、
大分県側の法華窟も見学して晩秋の岳滅鬼山を歩いてきました。
5月大崩山に登ったメンバーで皆さん初めての深倉園地に向かいました。
園地周辺は紅葉の盛りでした。
今回は今秋季刊「のぼろ」に紹介されたコースを歩きました。
深倉園地から深倉越への尾根は痩せており急登でした。
70分のところを50分と順調に登ります。
深倉越に出ると一度か二度、通った道ですがいずれも冬場、
記憶にもなく初めても同然です。
落ち葉を踏みしめ紅葉時の素晴らしさが想像できる山道を辿りながら岳滅鬼山到着です。開けており展望も良く、ここが昼食ポイントです。
時間もまだ早く岳滅鬼岳まで歩き昼食としました。ここまでシャクナゲの群生地が多く、5月も登山適期でしょう。
岳滅鬼岳からの下りはロープ、梯子場が続きます。
35年前の記録にも雪の中での悪戦苦闘ぶりが伺い知れます。
岳滅鬼峠から大分県側に少し下った法華窟も必見です。
今回の尾根縦走路は「峰入り古道」で、英彦山への修行の道。この窟も英彦山四十九窟の一つだそうです。
修験者の修行の場所だったんですね。峠に戻って福岡県側に下り長くせず林道出合です。大雨でしょう道が荒れていました。
深倉園地まで4.5km長い林道歩きでしたが、周辺の紅葉が癒やしてくれました。
園地が近づくと男根岩、男魂の滝、慈母の滝と疲れを忘れさせます。
予定より1時間早く園地到着。これで夕方からの日山協海外登山懇談会ZOOM会議に間に合いました。
おわり
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