普賢岳 ~元気を届けたユキユミさん~
今月1日夜遅く突然の連絡が入った。5∼6日で雲仙に来る意を決したと言う。彼女らしいと言えばそうである。2019年8月4日に祖母山頂で一度しか会っていないのだが、何度も会っている感覚である。YAMAP投稿でユキユミさんのアクティブさを感じていたので、嬉しい連絡であった。
二つ返事でオーケーを出したものの今の膝不調で大丈夫かなと心配になった。ペースは私に合わせてと念を押した。・・・テントを預けていた山友に連絡すると私も来ますと言う。食料計画が苦手な私には助かった。準備をお願いし当日を迎えました。
前日まで良かった天気予報が急変しました。雲仙岳はマイナス5~10度、風力10mの山登り不適の最悪な予報となりました。中止しますとの連絡は来ない。テントを預けていた山友もその気は全くなかったと言う。
4日24時前合流して雲仙に向かいます。朝は積雪でチェーン規制がかかると予想して池の原園地まで一気に上がりました。テントを張り再会を祝して先ずは乾杯。寝酒をいただいてシュラフの中に。この頃にはもう雪が積もっていました。
積雪2∼3cm。ここまで来ていて良かった。朝になると夜中の強い風は収まり動けるようです。ミラクルが起きるかもと期待が膨らみます。そう数日までは霧氷は全く期待できなかったのです。
さあ池の原園地を出発。
お地蔵さまにもご挨拶
仁田峠駐車場は循環道路閉鎖中で閑散としています。運休中ロープウェイの点検車が一台のみ。
妙見岳展望台に向かいます。普通はショートカットの場所ですが案内しないといけません。
妙見展望台から素晴らしい眺めです。
妙見神社に向かいます。
これから先は北斜面から吹き上げる風に体感温度は一気に下がります。
国見岳の登りは岩場もあり要注意です。厚手の手袋に変えました。
出発から約2時間で国見岳山頂着。気温はマイナス7度。
分岐まで戻って鬼人谷口に向かいます。
この付近に来ると雪のしたは氷だったりで油断大敵です。
ここから立岩の峰に向け急登となり平成新山が迎えてくれます。
トウチャコ。湯気も上がっていました。元気一杯のユキユミさんは立岩の峰へ。
ここはゆっくり休んで食事でもする場所ですが、今日は厳しいです。普賢岳に向かいます。
山頂は風が吹き荒れています。それにもめげず動画を撮ります。
お互い記念写真を撮り合って下ります。
紅葉茶屋までの下りも道は氷結していました。
仁田峠まで戻ってきました。曇り空でも山頂では青空が見えたりと遠来の友を歓迎してくれました。元気一杯のユキユミさん、私達に元気と笑顔を補給してくれました。
峠からひと下りで池の原に戻ります。小地獄温泉で汗を流し、夜は山談義に花咲かせました。ますますユキユミさんのYAMAP投稿が目離せなくなりました。
翌6日雲仙地獄巡りをし小浜で足湯を楽しんで、二日間再会の山旅が終わりました。次はこちらへと招待を受けましたので、山友を誘って出掛けたいと思っています。
また、ユキユミさんの登山パートナーが凄い方、次に会うときは更にスキルアップされている気がします。数日前にYAMAPフォローをして頂き驚いています。
周りからの刺激が楽しみな日々を過ごしています。
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