天空の道「有田〇〇〇〇〇」岩稜を歩く
山友から天空の道「有田〇〇〇〇〇〇」を知らないかと問われた。北アルプス穂高連峰の有名な岩峰名を名付けてある。2005年に歩いた岩稜のようだったので確認に出かけました。
間違いなかった。
福岡県在住ガイドからの情報で「行きたい」らしく尋ねてきたのだ。最近、SNSでの投稿を散見しており気になっていたのだが、「有田〇〇〇〇〇〇」と名付けてあることまでは初耳だった。
2005年に登った時とは取付きは違っていたが、天空の道「有田〇〇〇〇〇〇」の名札があった。ルートには随所にテープがあり、辿ると岩稜に出て三角点があるピークにその名札が設置されていた。
名前も写真も魅力的で軌道付き投稿を見ると誰しも行きたくなるだろう。踏み跡もできておりかなりの入山者がいると思われた。福岡県のガイドも知っておりSNSでの情報の広がりは大きい。
登山記録は軌道付きで投稿するのだが、今回は躊躇した。希少植物観賞の時も軌道は載せず写真の位置情報も非公開にしているが、これと同じではないが安全登山、遭難者救助に少なからず関わる者として躊躇したのだ。
岩場にはペンキで矢印もあり、名札も数カ所に設置され周回コースをとることができる。
SNSでの拡散は予想以上で、もう止めることはできないだろうが、事故が起きないことを祈るばかりだ。
入山者には岩場からの転落には十分に気をつけていただきたい。