山登り人生vol118根子岳転じて八方ケ岳
28歳。長女3歳、長男2歳。
昭和52年度は黒髪づくし龍門づくし、この山行を振り返りました。
年間34回50日の入山でした。
24回は黒髪山系でしたが、黒髪以外はこんな山登りでした。
年度前半の山登り三つは投稿済です。
No208南九州のピークハント
No210万年山ハイキング
No217奥岳渓谷2回目の救助活動
昭和52年度後半の山登り
後半7回の山行でした。振り返ってみます。先ずは二つ。
No225市民ハイキング(烏帽子岳~隠居岳)
昭和52年10月16日 会員10名、山岳部4名、一般110名
市民体育大会山岳競技の一環として実施したハイキングです。
3コースからの登山でした。
黒髪コース4名 市役所山岳部3名、一般5名
春日コースM医師他2名、一般5名
駅前コース4名、S山岳部1名、一般100名
No228根子岳転じて八方ケ岳
昭和52年11月12~13日
M社長、I三姉妹中姉ちゃん、H先輩と私
12日佐世保15:00⇒20:30鍋の平キャンプ場
13日出発8:30⇒
上虎口10:10→11:30八方ケ岳12:00→15:00上虎口⇒19:00佐世保
根子岳山口谷は以前から温めていた計画である。
黒髪山系の地域研究もひと段落し出掛けて来たが、
雨となり思わぬ八方ケ岳登山となった。
テントを張り一息ついたのは夜9時を廻っていた。
久しぶりのテント団らんで話は弾んだが、
シュラフに入る頃には雨が降り出し、明日の行動が危ぶまれた。
朝、根子岳特有のギザギザ稜線は姿を消し、
草原は冷たい霧雨に濡れていた。
誰一人としていない草原を牛たちが駆け回る。
牛追い達は上手に誘導している。
冬支度はこんな雨では休んでいられないのだろう。
なんとなく帰路に着いた私達は、波野高原を越えて車を走らせた。
どこか晴れている気がした。
しかし阿蘇谷も雨だ。根子岳を諦めさせる雨だ。
こんな時、八方ケ岳がひらめいた。
登山口までの道程が判らず菊池温泉の本屋に飛び込んで登山口に向かった。ピークナンバー47の八方ケ岳は「費用2,500円、展望最高、特に感激なし」と山日記に記した。
八方ケ岳には2度登っており、その時の写真(上)を添付しました。