![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113861485/rectangle_large_type_2_01d390d2299058dffb13eb3c719d6b80.jpeg?width=1200)
山登り人生vol123九州横断の山旅
29歳。長女4歳、長男2歳。
昭和53年度は、20代最後の年です。
年間24回45日の入山で前年より10回減りました。
相変わらず黒髪山系への入山は8回と多く
会長誕生祝いや創立25周年を祝いました。
念願の根子岳山口谷への山行も実現しました。
この年度を振り返ります。
No241九州横断の山旅(由布岳~御前岳)
昭和53年4月28日∼5月4日 単独
初めての山12座のピークハントの山登りでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1692599582542-SfuRzunndy.jpg?width=1200)
4/28 佐世保23:00⇒(職場山岳部山行の車に便乗)
4/29 02:50豊後中村6:05⇒6:25湯布院7:30→岳本7:50→水場9:05→合野9:35→
由布岳東峰10:40→西峰11:00→合野11:40→正面登山口12:20→
林道峠13:00→倉木山14:50→コル15:20(沢を下り水補給引き返し)
→17:00テント場
4/30 起床6:00
出発7:30→稜線8:40→城ケ岳9:40→テン場戻り10:35→水地11:00→
湯平(バス)⇒湯平温泉12:40→温泉場(うどん)13:40→
車道終わり14:30→予想しない水場16:00位置不明→
行動終え幕営16:40
就寝20:00
5/01 起床5:15
出発6:50→山下湖への道7:50→山なみハイウェイ8:35(トラック)⇒ 8:45朝日台(朝食)9:30→10:30崩平山11:00(足首が痛い)→12:00朝日台 13:30(バス420円)⇒13:50牧ノ戸峠14:15→黒岩山14:40→15:00牧ノ戸峠 15:20→猟師岳16:00→一目山17:00→18:05ひぜん湯
就寝20:30
![](https://assets.st-note.com/img/1692599671925-PetPLKVByo.jpg?width=1200)
5/02 起床6:00
出発7:00→涌蓋山9:15→はげの湯10:30→岳の湯11:20
(バス200円)⇒12:00宮原中央12:40(バス220円)⇒池の山
(ダンプ・ヒッチ)⇒間地13:50(ヒッチハイク)⇒14:10下切→
キャンプ場16:15→偵察16:45 設営終わり17:30
5/03 起床5:00
出発6:00→酒呑童子山7:00→7:35テン場7:50→下切9:30(バス230円)⇒ 間地9:40(ヒッチハイク)⇒中西9:55→林道に出る11:10(ワゴンヒッチ)⇒ 石建峠11:20→渡神山12:00(山ツツジ綺麗)→山頂下の合流12:20→ 椿の鼻14:25→本城15:00→釈迦岳16:10→御前岳17:15→19:20今村分校跡
就寝21:00
小屋代500円、ビール他260円
5/04 起床6:00
7:45スクールバスに便乗⇒
8:00宮の尾9:10⇒10:55羽犬塚12:43⇒16:44佐世保
28~29日由布岳から倉木山
28日、期間中の天気予報は最悪だったが、職場山岳部の九重山行車に便乗して市役所前を出発する。
29日、豊後中村駅前で皆と別れ駅前で寝ることにした。
朝一番の汽車で湯布院に向かう。
朝から雨で出鼻を挫かれたが意を決して出発する。
西登山口からだから登り甲斐があった。
東峰・西峰と山頂を踏んで下ると、
![](https://assets.st-note.com/img/1692599901397-57crq51AGH.jpg?width=1200)
合野越でマラソン選手の宗兄弟が駆け上って来た。
水を所望されたので提供した。
倉木山の登りで完全にバテる。
![](https://assets.st-note.com/img/1692600180193-5wtHJyzV00.jpg?width=1200)
水は0.5㍑しかない。これだけではと水を求めて沢に下る。
水を補充してコルに戻り幕営する。
![](https://assets.st-note.com/img/1692600783469-wpaP0fTAaI.jpg?width=1200)
30日城ケ岳から湯平温泉
![](https://assets.st-note.com/img/1692601117638-XIcgr37IGo.jpg?width=1200)
テン場から城ケ岳を往復して水地へ下る。
バスで湯平温泉に向かいお店で昼の腹ごしらえをする。
温泉街を抜け車道終わる場所でエンストの車を押してやる。
温泉街を過ぎてから道が不案内となる。
地図のつなぎ目ではっきりしない。
温泉から千町無田へ山越えを目論んだが道が判らない。
ザックを置き3時間も探したがだめ。
水場があり近くで幕営することにした。
1日崩平山からひぜん湯
千町無田への山越えを中止して北西方向に転進。
1時間程で山下湖上の山なみハイウェイに出た。
朝日台までトラックに載せていただいた。
レストランで朝食を済ませ崩平山を往復する。
![](https://assets.st-note.com/img/1692601286137-iFSMVur5Z1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692601285939-Gzf5RgIWFM.jpg?width=1200)
バスで牧ノ戸峠へ。
予定ではここで幕営だったが、泊まれる雰囲気でもなく、まだ日も高いので更にピークを目指した。
![](https://assets.st-note.com/img/1692601436203-c5CltU9fWg.jpg?width=1200)
黒岩山、猟師岳と登り一旦下って一目山へ。
僅か10分で山頂へ。いちもくさんに登った。
今日の宿「疥癬湯ひぜん湯」は三日間の疲れを癒すには最高の宿であった。
山下湖から運よく車に乗れたし、朝日台からのバスも余裕があり助かった。昨日の遅れを取り戻した。
現在ひぜん湯宿の建物はありません。
随分前の大雨で流されてしまい。
田中さんと言ったかな流され亡くなられました。
2日涌蓋山から岳の湯
小屋の中を通り涌蓋山へ。
山頂かと思ったら手前のピーク女岳でその奥にひと登りありました。
九重連山の良い展望台でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1692603438514-5alovXajMO.jpg?width=1200)
北斜面を温泉目指して一気に下ります。
庭先のあちらコチラから湯煙が立ち上っています。
岳の湯から宮原でバスを乗り継ぎ下筌ダムまで。
上流の間地までダンプにヒッチハイクで乗せてもらう。
案内板を見て予定変更し酒呑童子山に登ることにし、
更にヒッチして下切集落へ。
ここから支流の林道を歩き終点で幕営した。
![](https://assets.st-note.com/img/1692608618808-lcMSz0lXeo.jpg?width=1200)
3日酒呑童子山から御前岳へ
酒呑童子山には道を迷いながらの登山となった。
下りには正しい道を下ったようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1692608701158-6u5zpNYwP8.jpg?width=1200)
下切に出てから西か東かと随分と迷った。
そう悩んでいると東(間地)に行くバスが来たので決定した。
間地からは2回のヒッチで石建峠へ向かった。
峠から急登りで渡神岳だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1692608836898-Qhvhb1DbtS.jpg?width=1200)
御前岳ははるかに遠い。
今日中に行けるか気になった。
天気は下り坂。体調も風邪をひき不調。もう山中泊は気が進まない。
17時3分、御前岳到着。
![](https://assets.st-note.com/img/1692608946895-VGkwi6l5NY.jpg?width=1200)
万歳と叫んだが、声が出ない。
完全に風邪症状である。
暫く大の字になり横になる。
由布岳からの山々を想い東の空に想いを馳せて下山する。
沢と出会うたび水を飲む。
1時間で下る行程を2時間以上もかかり、
ビッコを引きながら陽も落ちた集落へ。
期待していた山の家は営業中止で分校跡(代替え)に泊まることになった。
4日風邪は悪化した。
スクールバスに便乗して宮の尾に出てバスで羽犬塚へ。
汽車で佐世保に向かった。