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新版九州百名山㏌よっちゃん82座目

1992年版の百名山の投稿を終わり、2002年版新版で追加された百名山39座を投稿しています。
前回79座目越敷岳、80座目緩木山を投稿し81座目白岩山は1992年版九州百名山74座目で投稿しており今回は82座目向坂山を投稿します。
81座目白岩山と82座目向坂山はセットで選定されています。

82座目向坂山

この山域は、『九州ハイランドと称されており、南北に標高1600m級の小川岳・向坂山・白岩山・扇山(霧立越)が続いている。昔、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の残党が椎葉に逃れた道であり、また、西南の役で西郷軍が政府に追われた道でもある。
歩道の途中からは脊梁山地を見渡すことができ、春にはブナやミズナラの芽吹き、初夏にはいろいろな草花、秋には燃えるような紅葉、そして動物たちの鳴き声が楽しめる。
向坂山は宮崎県五ヶ瀬町と熊本県との県境に位置し、北東側斜面には日本最南端のスキー場として知られる五ヶ瀬ハイランドスキー場が広がる。山頂からの展望はない。・・・』と紹介しています。(ネット情報)

この山には緑川源流の沢登りと、最短距離のスキー場からの2回山頂に立っています。
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。

1回目No508向坂山(黒岩谷)~三方山~五勇山

平成2年8月11~14日 7名
11日佐世保19:00⇒
12日緑川キャンプ場00:30・出発(入渓)6:30→(緑川源流黒岩谷)→尾根13:00→13:30向坂山14:30→白岩山→向坂山→黒岩谷下降→19:00BC
13日椎矢峠→三方山・高岳登山⇒尾手納
14日五勇山ヤゴロウ谷遡行⇒阿蘇白水高原ホテル⇒佐世保

12日、黒岩谷は初心初級者コースであったが、思わぬ時間がかかってしまった。沢は単調で面白くなかった。白岩山は膝の調子悪く遠慮する。下降も倍以上の時間を要した。雨も降り出し、夕暮れと競争しながらの下降となる。どうにか明るいうちに終了する。膝に水が溜まったか。

黒岩谷源流部
沢終了、尾根上にて
林道幕営地

2回目No916向坂山・白岩山・祇園山 

平成21年1月2~4日 3名
2日佐世保⇒22:00五ヶ瀬スキー場
3日出発8:35→ごぼう畠→スキー場→向坂山10:25→白岩越→白岩山11:20→水呑みの頭11:40→白岩山→12:40白岩峠→ごぼう畠→13:10駐車場⇒大石峠
4日祇園山登山⇒通潤山荘(入浴)⇒佐世保 

元旦から降り出した雪は、我々を楽しませるのに十分な雪化粧の山を提供してくれた。
五ヶ瀬スキー場までの車道は、積雪もなく予定より早く到着した。
スキー場一番奥の駐車場にテントを張ったが、強風で大変だった。
翌3日、一旦車を動かしたが一般車進入禁止の案内もあり、スキー場駐車場から歩くことにした。

200円でリフトを利用できると喜んでいたが、別に2,000円の入場料がいるとのことで、予定通り上のゲレンデまで林道を歩いた。

結局は、ごぼう畠までは車で入れるようであった。20分ほど短縮できるが、タイヤテェーン装着でもたついていた人より早く通過した。

更にスキー場ゲレンデまで歩く。

ゲレンデ端を登り山道に入る。道の両サイドは鹿除けのネットが張ってある。希少な植生を保全するためとの案内があった。

今年の初雪を楽しみ、わずかな時間で向坂山頂へ。

ワカンを持参しているが、使うほどまでの積雪ではなかった。
白岩越までは先行者はなかったが、ここからはごぼう畠からのトレースがついていた。

露岩のピークが白岩山である。単独行者が昼をとっていた。国見岳、五勇、烏帽子への山並みがはっきり望まれた。

地図上の白岩山(三角点)のピークは、水呑みの頭と言われている。
直ぐ南になだらかなピークが水呑みの頭、Iさんを残して足を延ばした。
露岩を越えて進んだが、正しいルートではなく3級程度の岩場を下るハメになった。暫く下ると左側に正しいルートに出た。
鹿除けネットの扉を開けて先に進む。

山腹を巻いてなだらかな道を進む。
水呑みの頭へは寄り道するようにルートがあった。
展望はない。記念写真を撮ったら早々に引き返した。

白岩山に戻り、白岩峠へ。
ここからはごぼう畠へまっすぐ下ります。雪で隠れているが、この道はよく整備されているようでした。

スキー場リフト駅が右側に。祇園山方面を望む。

スキー場からの登山は、現在難しいようです。先月の台風で県道等の崩壊などの被害があり、登山口まで入れないようです。

次回は、85座目貫山を投稿予定です。





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