新版九州百名山㏌よっちゃん105座目
1992年版の百名山の投稿を終わり、2002年版新版で追加された百名山39座を投稿しています。
前回95座目小川岳を投稿し、96~104座目扇山などは1992年版九州百名山で投稿しており今回は105座目を投稿します。
複数の山が1座として選定されており百名山ですが100座を超えています。
105座目天主山です。
山と渓谷社 新版九州百名山 天主山冒頭で『天主山は、九州山地の北縁をなす山のひとつで、緑川断層線に沿って西流する緑川の左岸に位置する。キリシタン城代・結城弥平次が住んだ矢部の愛藤寺からも眺められ、ゼウスの山として崇められたという。山腹は植林で占められ、林道が走り自然は薄くなったが、天主山から切削にかけての稜線には、ブナ、モミの自然林が残り、山体が石灰岩であるため、特有の珍しい植物や花も見られる。・・・』と紹介しています。
No943天主山 平成21年11月15日 5名
この山にはこの山行一度のみとなっています。
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。
佐世保5:20⇒山都町矢部⇒鮎の瀬大橋⇒菅林道⇒鴨猪新道登山口9:00→10:10天主の舞台1,194m→11:00石灰岩の露岩→11:20天主山11:55→13:25登山口
天主山の名前が気になっていた。新九州百名山関係で最後に残った熊本県内の山であるがその本によると、「キリシタン城代・結城弥平次が住んだ矢部の愛藤寺からも眺められ、ゼウスの山として崇められたという。」と記述してある。そんなことから天主山と名前が付いたのであろう。
この矢部町は、山友石田さんの故郷であったと思う。
また柔道家山下泰裕氏の出身地でもあり、通潤山荘には、彼のコーナーが設けてあった。
入山は、鴨猪川側か内大臣峡側からか迷ったが、結局、鴨猪川側登山口から登ることにした。内大臣峡側の林道情報がわからず、通行止めを気にしたからです。まず通潤橋を目標にし、次に鮎の瀬大橋を目指しました。
以前は、内大臣橋が川面からの高さで有名でしたが、この大橋は更に高さがあるようです。橋の姿も綺麗です。大橋を渡り左折して囲部落から右に林道に入ります。約4㎞で登山口でした。
車を止め林道を暫く歩くと鮎の瀬新道登山口の案内があり急な登りの始まりです。
紅葉はすでに終わって冬の装いです。
初夏はヤマシャクヤク、秋はトリカブトの群生が見事だそうですが、紅葉も終わった天主山は急登のみを提供してくれました。
天主の舞台まで山頂からみるとほぼ真北に延びる尾根、標高差約750mの急登の連続です。
一旦、標高差60m少し下降しますが、再び急な登りが連続します。
石灰岩の露岩が現れると山頂も近く、植生を保護するトラロープが張ってありました。
2時間20分で山頂に到着です。
山頂からの展望は開けていませんでしたが、初夏のヤマシャクヤクが期待できそうな山頂でした。のんびり昼食として往路を戻りました。
次回は、106座目牛ノ峠を投稿予定です。
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