韓国の名山その2 俗離山、雪岳山
二度目の韓国は、中央部の俗離山(ソンニサン)と北東部の雪岳山に登ってきました。今回も博多港から出国しジェットフォイルビートルで釜山港で入国しました。
全体行程
No666 平成10年12月29日~1月3日 7名
12/29 佐世保⇒博多港10:00(ジェットフォイルビートルⅡ)⇒13:00釜山13:40(タクシー1,800ウォン)⇒14:00釜山駅(セマウル号14,900ウォン・食堂車11,000ウォン)⇒17:44太田駅18:20(タクシー2台160,000ウォン)⇒19:40俗離山麓幕営
12/30天皇峰(俗離山)登山⇒山麓幕営
12/31太田駅⇒ソウル駅⇒束草⇒五色温泉(公園敷地内の川沿いに幕営)
01/01雪岳山登山⇒五色温泉幕営
01/02束草(高速バス東海側経由)⇒釜山
01/03チャガルチ市場(自由行動) 帰国
俗離山(天皇峰)1,058m
12/29 太田駅18:20(タクシー2台160,000ウォン)⇒19:40俗離山麓(幕営)
12/30出発7:50→8:40登山口510m→10:30天皇峰(俗離山)10:40→13:00山麓幕営
俗離山は忠清北道の報恩郡および槐山郡、慶尚北道の尚州市にまたがり、最高峰の天王峰(チョンワンボン、1,058m)やハイキング客の多い文蔵台(ムンジャンデ、1,029m)など標高1,000m程度の花崗岩でできた険しい峰からなる。天王峰、毘盧峰、観音峰、文蔵台、立石台などの九峰から構成される俗離山は、九峰山などとも呼ばれています。(ネット情報)
また東へは洛東江、南へは錦江、西へは漢江といった韓国を代表する大河が俗離山に発しています。山麓には華陽、仙遊、双谷などの渓谷があり、峰と渓谷が国立公園を形成しています。
山麓の俗離山(ソンニサン)面には、曹渓宗に属する653年創建の古刹・法住寺(ポッチュサ)があり周辺の街道沿いには土産物店、料理旅館などが立ち並び、韓国有数の観光地を形成しています。こちらの登山口から登りました。
行程の記録がありません。(涙) 良く整備された登山道だったと思います。
韓国の人達は山に良く登るようです。こんな服装で。私たちのような登山姿はあまり見ませんでした。
公園敷地内の閉鎖されたトイレ建物裏に幕営しましたが、ここで免許証など貴重品一式を紛失しました。
雪岳山(大青峰)1,708m
俗離山登山の翌日高速バスでソウルに出て、バスを乗り換え日本海側の街束草に移動しました。
12/31俗離山バスターミナル6:50(バス9,700ウォン)⇒ソウル10:50(バス14,000ウォン)⇒15:40束草(タクシー2台20,000ウォン)⇒17:00登山口 公園敷地内の川沿いに幕営
01/01出発6:30→第一休憩所8:50→稜線越えての小屋10:10→雪岳山頂12:25→山頂直下の小屋12:50→第一休憩所17:00→17:30BC
雪岳山(ソラクサン)は、韓国東部北朝鮮との境界近くにある山並の総称です。花崗岩の切り立った峰が連なり標高1,708mの大青峰(デチョンボン)が最高峰です。済州島の漢拏山標高1,950mと智異山1,915mに次ぐ、韓国第三の高峰です。花崗岩の峰々がいつでも雪が積もったように白く見えるところから雪岳山の名が付いたとされています。
最高峰の大青峰に直登する最短ルートであるが、登山口の標高が420mと、標高差が約1,300mあるうえ、最後まで展望がほとんどない登山道は急傾斜が続き、ハードな行程を覚悟する必要がある。登山口は五色温泉のすぐ上にあり、ゲートをくぐると程なく、容赦ない急登が始まる。登山道は階段状によく整備されている。約1時間半ほど歩くと、標高約900mの「第一休憩所」となり、木々の間から眺望が得られる。その後は、沢を渡る橋まで徒歩約1時間のトラバースが続くが、結構なアップダウンがある上、ガレ場で歩きにくく、時間を要する。沢をわたるところ(標高約1000m、唯一の水場)がこのルートのほぼ中間点であり、多くの登山者が憩っている。橋を渡ると、容赦のない急登が再開される。標高1,600mあたりから、背の低い灌木帯となり、若干傾斜が緩む。沢から約2時間強で、雪岳山系を360度見渡す大展望の山頂、大青峰に着く。山頂には、ハングルで書かれた表示板と、日本とよく似た形状の三角点標石がある。なお、道中に鎖場などの危険箇所は全くない。(文はネット情報)
この最短ルートから登りました。雪は少なくかなり冷え込みまました。ここの渓谷は見事な氷曝が続きました。岩場に取り付けられた鉄製遊歩道を辿り山頂を目指しました。
チャガルチ市場に遊ぶ
2日束草から高速バスで東海側(日本海)経由で釜山に出て、3日はチャガルチ市場を自由行動で過ごして帰国しました。
次回は3度目の韓国、漢拏山を投稿予定です。