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1992年版九州百名山㏌よっちゃん30座目倉木山、31座目涌蓋山

44年前、29歳のとき九州横断の山旅を決行しました。スタートが29座目由布岳でその日のうちに倉木山に登り、その3日後に涌蓋山に登っています。倉木山にはそれ以来登っていません。涌蓋山は九重山系の西端にあり同山系の良い展望台であり9回登っています。 Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。

由布登山 (60)

30座目倉木山

1992年版九州百名山では、「大分県中央部、別府市の南西に位置する倉木山は九州横断道路(やまなみハイウェイ)をはさんで北側にある由布岳の人気に押されぎみだが、コナラやカシワの雑木が美しく、気楽な山歩きが楽しめる。」と冒頭に紹介されています。確かに私も由布岳に比べわずか1回のみです。歳を重ねこれからは出掛ける気がします。

No241九州横断の山旅(由布岳~倉木岳~城が岳~)昭和53年4月28日∼5月4日 単独
4/29 豊後中村⇒湯布院→岳本西登山口→合野越→由布岳東峰→西峰→合野越→正面登山口→林道峠13:00→倉木山14:50→峠15:20(完全にバテる)(水を求めてルート変更)→17:00テント場 

「バテてしまい水が不足した。水筒一本はあったが食事のとき多量の水が必要だ。倉木山の登りで完全にバテてしまった。」とメモしている。倉木山を越えて峠に下りて水を求めて彷徨っている。どこで泊まったかははっきりしません。

倉木山地図


31座目涌蓋山

「涌蓋山は大分県中西部、飯田高原の西にそびえる独立峰だ。三角形で、なだらかな裾を広げる山容は、牧歌的な高原の風景にやさしく溶け合う。登山口は疥癬湯(ひぜんゆ)、湯坪、地蔵原、小国などがあるが、ここでは一般的な疥癬湯を紹介しよう。」と同書では冒頭に紹介されている。

涌蓋山遠望

私も9回登っているが疥癬湯からが一番多く7回で、残り2回は「はげの湯(小国町)」から登っている。

涌蓋山広域図

1回目No241九州横断の山旅(由布岳~涌蓋山~御前岳)昭和53年4月28日∼5月4日 単独
4/29 由布岳登山→倉木山登山→幕営
4/30 城ガ岳登山→湯平温泉→幕営
5/01 崩平山→猟師山→一目山登山→疥癬湯龍泉荘泊まり
5/02 出発→涌蓋山→はげの湯→岳の湯⇒バス200円⇒宮原中央⇒バス220円⇒池の山⇒ダンプでヒッチハイク⇒間地⇒軽トラでヒッチハイク⇒下切→キャンプ場
5/03 酒呑童子→渡神山→釈迦岳→御前岳登山

2日の涌蓋山の登山記録はタイムのみである。登山後のバスの乗り継ぎヒッチハイクと酒呑童子への移動を苦労したことがぼんやりと記憶にある。

2回目No419祖母山~涌蓋山 昭和61年2月8∼11日 4名
09日 祖母山登山→九合目避難小屋泊まり
10日 →祖母山→天狗岩→黒金尾根→尾平⇒疥癬湯
11日 出発→涌蓋山→疥癬湯⇒佐世保
祖母山縦走を退却して疥癬湯に移動し涌蓋山へ登りました。ガスの中、ルートが心配でしたが時折ガスが取れてどうにか登れました。中央の春山気分を満喫できました。

1986.2涌蓋山

3回目No438涌蓋山 昭和62年1月10∼11日 5名
11日疥癬湯→涌蓋山→みそこぶし山→一目山→疥癬湯
冷え込みが厳しかった。天気は良いが流石に冷たい。山頂は霧氷が付いている。ミソコブシまで来ると風も弱まり、小春日和となりました。

4回目No551涌蓋山(少年ソフトチーム親睦登山) 平成4年11月14∼15日
大人14名、子供10名 計24名

11/14 疥癬湯龍泉荘泊まり
11/15 出発8:00→9:50涌蓋山10:10→11:30山荘12:10⇒星生ホテル露天風呂
龍泉荘は山屋にはいいが普通の方には問題あり、心配が当ってしまった。
登りでは風強く耳が痛く感じます。山頂手前でガスが晴れ視界が利きました。寒くて山頂ではのんびりできず握り飯を早々に食べ下山します。子供たちはいたって元気でラストとは30分も早く龍泉荘に着いていました。

1992年西天神涌蓋山 (1)

5回目No633市役所バスハイキング(涌蓋山) 平成8年10月26日 多数
疥癬湯→涌蓋山→筋湯温泉
要請を受け世話役で参加しました。バス2台。紅葉はベストだが曇り空のせいか鮮やかさがありません。筋湯温泉うたせの湯で汗を流して帰路につきました。


6回目No722涌蓋山 平成14年3月30∼31日 2名
疥癬湯より涌蓋山往復

7回目No891涌蓋山 平成20年3月14~15日 2名
はげの湯⇒登山口(林道上部)→涌蓋山→登山口



8回目No1014涌蓋山バスハイク 平成24年6月3日 多数
佐世保⇒小城PA5km手前(タイヤパンク)⇒小城PA(タイヤ交換)⇒はげの湯登山口→放牧地→林道登山口→涌蓋山→疥癬湯⇒見晴らしの湯
皆居眠りをいている。そんな時バスは「バタバタ」と異常音を発し左端に停車しました。パンクです。道路パトロール車が通りかかり「車内に戻って」「ダブルタイヤで大丈夫だろう」「小城PAまで移動しなさい。」と指示されました。無事PAに入りホットします。原因は劣化と整備士は言いました。このレンターカー会社大丈夫かと考えます。タイヤ圧も少ないと、全てのタイヤをチェックしてくれました。大事に至らず2時間遅れて登山口に到着しました。行動に支障はなく予定どおり進みました。

涌蓋山タイヤパンク (1)

放牧地を横切り林との境を登って上(林道終点)の登山口に着きます。ここから急な直登が続きます。下ってくる人皆が「綺麗ですよ。」と声を掛けてくれ、話のとおり綺麗な斜面でした。登る足もつい立ち止まります。

涌蓋バスハイク (2)

涌蓋バスハイク (4)

涌蓋バスハイク (10)


山頂は大勢の登山者に賑わっていました。下りの斜面も綺麗です。大船山のミヤマキリシマは来週が一番と報道しており、高度が低い涌蓋山は今日が最高だったようです。天気も山も花も最高でした。

涌蓋バスハイク (11)

9回目No1309観月登山涌蓋山~一目山 2019(令和元)年9月15~16日 6名
9/15 疥癬湯→涌蓋越→女岳→涌蓋山頂 
9/16 出発→ミソコブシ山→一目山→駐車場⇒湯坪温泉⇒夢大橋⇒三川内
三人だけの観月登山かなあと少し寂しくもあったが、迫ってくると参加者も増え6名となった。天気予報も良い。新人N君には大いに担いでもらった。

9月15日 (2)

2012年6月のバスハイク以来の涌蓋山は疥癬湯から登りました。日陰は涼しいが直射日光が射しこむ場所はまだまだ暑い。覚えたての花サイヨウシャジンが何度も出迎えてくれ写真を撮りながら登ります。

9月15日 (9)

女岳の斜面では見覚えのある面々が下って来ます。黒髪山を守る山の会の皆さんです。重いザックに怪訝そう。山頂で幕営、月見ですよと応えるN君は自慢気であります。

9月15日 (13)

山頂にはかなり早く着きました。これでは準備した酒類は足るのかと心配になりますが夕方まで待ち切れず冷えた缶ビールのタブを空け乾杯です。

9月15日山頂 (10)編集

9月15日 (22)説明あり

9月15日山頂 (1)編集

本格的に飲み始める頃には今までの青空が曇って観月は出来ませんでした。人には「飲み過ぎるな飲み過ぎるな」と言っていた私ですが、夕食を食べたかも判らず朝を迎えていました。夜はかなり盛り上がったようです(笑)
夜中には小雨が降っていたようです。朝も朝陽は拝めず山頂一帯はガスの中でした。山頂での観月、朝陽の出迎えは見事に外れてしまった観月登山でした。

16日は寒いぐらいの一日となります。各自準備の朝食を済ませ予定より早く山頂を出ました。

9月16日 (10)

ミソコブシ山~一目山は29年前にF夫人、Mさんと三人で縦走しています。歩きながら思い出し月日が経つのは早いと感じます。

9月16日 (17)

縦走中ガスは切れることもなく、最後の登り一目山に「いちもんさん」と登りました。

9月16日 (27)

最近の涌蓋山登山は、ミソコブシ山経由がメインとなっているようです。

次回は32座目釈迦が岳、33座目御前岳の予定です。



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