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新版九州百名山㏌よっちゃん18座目

2002年版 新版で追加された百名山39座を投稿しています。
18座目は祖母山系の障子岳です。
祖母山系には縦走や沢登りでこれまでに24回出掛けていますが、障子岳には祖母傾山縦走の途中で6回、北谷登山口から祖母山・親父岳の周回コースで2回、計8回登っています。
 
山と渓谷社 新版九州百名山 障子岳冒頭で「障子岳は、祖母・傾山地の盟主で祖母山から南に延びる県界尾根上のピークで、天狗岩の岩峰をはさんで祖母山と対峙している。断崖絶壁をなす東面の荒々しさとは対照的に、南から西面は意外におだやかで、親父山や黒岳、三尖などのピークがある稜線が西へと延びている。・・・」と紹介しています。

Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。
祖母傾縦走が続いています。
1回目No027祖母山∼障子岳∼傾山∼上畑 昭和45年10月8~12日 5名
2回目No043祖母山∼障子岳∼傾山∼上畑 昭和46年3月25~28日 3名
3回目No279祖母山∼障子岳∼傾山∼上畑 昭和55年5月2~5日 4名

縦走途中より天狗岩と右手に障子岳を望む。

4回目No691祖母山∼障子岳∼傾山∼上畑 平成12年10月6∼9日 4名
5回目No744祖母山∼障子岳∼親父岳∼黒岳 平成14年9月28∼29日 2名
6回目No996祖母山∼障子岳∼古祖母山 平成23年10月8~10日 3名
天狗岩手前で幕営し障子岳、古祖母山と縦走後、尾平に下りた山行でした。

7回目No1046祖母山∼障子岳∼親父岳∼黒岳 平成25年10月13~14日 3名
5回目以来、11年振りに同じコースを歩きました。

平成14年9月に同じコースで幕営し、一昨年は尾平から祖母山に登り障子岳手前で幕営しています。この縦走路での幕営が病みつきになったのか、三度目の幕営でした。
黒金尾根下降分岐での幕営は、風もあたらず展望台も直ぐ傍で、眺望を楽しむにもいい場所です。夕陽と朝日、祖母・傾山全体を見渡せる最高の場所でした。2年前は無かったが、障子岳山頂周辺は鹿避けのフェンスが設置してありました。そして山頂直下の岩場は大きく崩落しています。昨年の九州北部豪雨での変化でしょう。

山頂手前の鹿除けネット
岩場崩壊地

紅葉は今一つで異常気象を物語っている。それと鹿の食害。ブナ林の荒廃が気になります。熊笹の葉が食べられ、そして朽ち果て下草がなくなり、ブナ林の巨木が目立ち、一見見通しが利いてよさそうですが、次はブナの倒壊に繋がるのでしょう。

黒岳から見る祖母山

8回目No1086祖母傾山周回完全縦走 平成27年9月19∼22日 4名 

縦走2日目、本谷山から左に障子岳を望む。右端は祖母山
縦走3日目、池の原から祖母山を振り返る。左には障子岳を望む。

次回は、19座目祖母山系古祖母山を投稿予定です。
また開いていただければ幸いです。








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