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山登り人生vol170雪崩発生の天山

私31歳。奥様31歳、長女6歳、長男5歳、次男1歳
海外登山、岩登り・冬山合宿など
遠方での山行が無くなった昭和55年度を振り返えっています。
ホームグラウンド(黒髪・多良山系)がメインでしたが、
佐賀県の天山に出掛けました。
冬の天山は楽しみな山ですが・・・

No294雪崩る天山今出川

昭和56年1月25日
M医師(理事長)、M社長、N先輩、T女史他10名、一般1名
 
佐世保8:00⇒今出川取付手前10:00→(今出川)→11:50天山山頂(雪上訓練)14:20→上宮→取付手前15:30⇒17:00佐世保

金曜日の大雨で雪は解けただろう。
「一週間遅くなり裏目に出た。」と言いながら車3台で出発する。
今出川の一つ手前の沢まで車で入ることが出来た。
気温も高く期待はしていなかったが
頂上を見上げると白いものが残っていた。
雪庇もあるようだ。
M医師は一般参加の女性と一般コースを登り、
他は今出川を登ることにした。
先週登ったSより雪崩に気をつけたがいいとアドバイスを受けていた。
予感的中で底雪崩が二か所で発生していた。
その断面はナタで切断したかのようで、高さは2~3mはあった。
危険を避けながら登ると
頂上にはM医師らに少し遅れて到着した。

2006年1月時の山頂直下の雪庇

昼食後は、キックステップでの直登や下降、トラバースを練習楽しんで
一般コースから下山した。

2017年1月一般コース(上宮9

天山という山は、驚くことが多い山だ。
雪庇が見られるし数百メートルの尻セードが出来るし、
今年は雪崩跡まで見せてくれた。
九州で雪崩遭難とは話にならないが。
 
この、冬の今出川からの天山登山は四回目でした。
最初は昭和50年2月、
初めての雪庇越え、尻セードを楽しみ病みつきになっていました。

雪の天山林道 2017年1月

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