日本百名山㏌よっちゃん67座目北岳、68座目間ノ岳
No738北岳・間ノ岳~奥穂高岳 平成14年8月11~18日 2名
北岳は何度か登るチャンスはあったがこの山行一度のみです。間ノ岳も塩見岳から縦走して目指しましたが荒天のため三峰岳から両俣小屋に方向転換したため、これまたこの山行一度のみとなっています。
67座目北岳
新潮文庫 日本百名山 深田久弥著 80北岳(3192米)の後半に「・・・そんなに古くから名の聞こえた山であり、わが国第二の高峰でありながら,あまり知られていないのは、一つのはこの山が謙虚だからである。どうだおれは、といったような、抜きん出て人の眼を惹こうとするところがない。奇矯な形態で、その存在を誇ろうとするところもない。それでいて高い気品をそなえている。いつも前山のうしろに、つつましく、しかし凛とした気概をもって立っている。奥ゆかしい山である。
この北岳の高潔な気品は、本当に山を見ることの好きな人だけが知っていよう。白峰三山の中でも、北岳は形がスッキリしていて、清秀な高士のおもかげがある。南の間ノ岳や農鳥岳から見ても立派であるが、少し近すぎる。むしろ北の駒ヶ岳やアサヨ峰まで退いて望んだ時の北岳の姿は、まさに絶品である。・・・富士山の大通俗に対して、こちらは哲人的である。・・・」と記しています。
68座目間ノ岳
新潮文庫 日本百名山 深田久弥著 81間ノ岳(3189米)の冒頭に「北岳・間ノ岳・農鳥岳は普通白峰三山と呼ばれているが、これは白馬三山(白馬・杓子・鑓)や、立山三山(雄山・浄土・別山)のように、一括して呼ぶにはあまりに規模が大きすぎる。三山ともそれぞれ独立した山の風格を持っている。それは穂高群の奥穂・前穂・北穂などの差に比ではない。例えば北岳から間ノ岳を眺めよう。おどろくほど厖大な山がデンと坐っている。山容から言っても、距離から言っても、全く別の山という感じである。・・・」と記しています。
行動報告
8/12 広河原13:20→16:15白根御池
車夜走り登山口の広河原に到着。頭がスッキリしないまま出発しバテバテでの天場着でした。
8/13 出発5:20→肩の小屋8:40→北岳10:00→北岳山荘11:15→間ノ岳13:35→14:30農鳥小屋幕営
3時間で本日二つ目の日本百名山を踏破です。
日本第一の高峰富士山を見ながら第二の北岳、第三の間ノ岳の3000m級の縦走路です。
8/14 農鳥小屋4:40→西農鳥岳5:30→農鳥岳6:20→7:20農鳥小屋8:40→間ノ岳10:25→中白根山→11:40北岳山荘12:05→トラバース地点12:30→尾根合流13:05→九本歯コル→二股14:50→登山口⇒沢渡
往路をそのまま北岳山荘まで戻りました。北岳南面をトラバースして八本歯のコルから左俣コースを下りました。途中雪渓で立ち往生している女性をサポートして一般道に戻しました。
広河原に戻り次なる奥穂高岳登山に向け沢渡に移動しました。
15日上高地(小梨平)に入り、16日前穂高岳から奥穂高岳に登り、17日涸沢から横尾に出て上高地に下りました。
読んでいただありがとうございます。
次回は69座目白馬岳を投稿予定です。
また開いていただければ嬉しいです。
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