よっちゃんの山日記No1583屋久島その3 宮之浦岳から新高塚小屋入り
令和6年5月2∼6日
させぼ山酔倶楽部の仲間7名
2日(木)佐世保出発21:00
3日(金)淀川小屋入り
4日(土)小雨 日の出5:32 日没18:58 起床3:00
出発4:00→展望岩(圏内)5:50→小花之江河6:10→花之江河1630m6:20→
黒味別れ1680m6:50→投石平1690m7:30→栗生岳1,867m9:00→
宮之浦岳1936m9:25→焼野三叉路1780m9:55→平石展望台10:20→
12:35新高塚小屋1501m
桜組4名は永田岳へ
焼野三叉路9:55→永田岳1886m11:00→11:20三叉路→
平石展望台12:40→14:30新高塚小屋前幕営
5日(日)曇り 大株歩道から白谷雲水峡、宮之浦オーシャンビューキャンプ場
6日(月)小雨 宮之浦港⇒鹿児島本港南埠頭⇒佐世保
4日小雨。縦走宮之浦岳から新高塚小屋へ。
3時半起床だったが小屋の朝は早かった。
周りが動き出しお蔭で4時には出発できた。
小雨降る中、ヘッドランプを点け歩き始める。
私の動きが鈍い。多くのパーティーに道を譲りながら登る。
標準よりかなり遅かったと思う。
小花之江河手前の展望台でアンテナが一本立った。
これを逃したら投稿できないと、
皆さんに迷惑かけながらスマフォを操作した。
977日目のブログ連続が継続できた。
ここから少しの急登で小花之江河の湿原に到着。
更にひと登りで花之江河だ。
黒味岳が正面に見えるはずだが雲の中だ。
投石平まではトラバース気味に岩場や湿原を辿って到着。
ここまでで隊の序列が決まった。
桜組N君がトップを引きぴったりとN女史が付きM夫妻が続く。
その後に桃組の私が必死で続いて
私を見守るようにK女史、最後をYシェフが締めた。
途中、黒味岳への寄り道は天気も悪くカットしたが、晴れていれば今日のコースが一望できます。左に永田岳、中央に宮之浦岳、右に翁岳など。
この後、投石岳・安房岳・翁岳の中腹を巻きながら進む。
天気が良ければ一つぐらいはピークに立ちたい頂だ。
翁岳西のコルには携帯トイレブースが設置されていた。
ここから栗生岳へとなだらかな上りが続き
西日本三番目の高峰宮之浦岳1,936mに達した。
この頃から風が強くなった。
永田岳へは私はパスしたが桜組は目指した。
私達桃組、平均年齢70歳は下山することになった。
焼野三叉路からの下りも素晴らしい展望コースなのだがお預けだった。
平石展望台を過ぎ岩屋を過ぎ、
時折、シャクナゲや知らない木花やヤクサルが癒やしてくれる。
下りも以外と長かった。
一瞬の出来事だった。
山小屋が目前となり環境省スタッフが目に付いた。
泥沼右端を通過しようとした際、小枝を掴んだが支えにならず弛んできた。身体の踏ん張りがきかずなるがままに任せた。
背中からザック側から倒れた。ぬかるみの人となる。
幸い小屋に入ることが出来た。
この前後、写真を撮る余裕はなかったようで一枚もありません。
靴から、ザックから、タイツから短パンから泥まみれになり、
しばし水場で洗濯して小屋に戻った。
全てを着替えた。
落ち着くと桜組が気になったが、
先着順で小屋もテン場も場所取りは出来なかった。
桜組はほぼ予定の時刻に下ってきたが、
この時刻ではテン場も良い場所は無くなっていた。
環境省スタッフの指示で林内の窪地に設営していた。
小屋内は二人は上段へ。私は下段で他の登山者に挟まれ場所を確保した。
夕食はあまり進まなかった。
濡れたものをどう乾かすかだが
妙案は浮かばず靴だけは古新聞を丸め押し込んだ。
薄手肌着は寝る際、シュラフ内に取り込んだ。
疲れ果てて一日は終わりました。
明日の天気はどうでしょうか?