大会にはいろんな人がいた。4
『変幻の仮面』発売から2日目。
無理矢理&見様見真似で組んだ「ロストドラパルト」デッキで新弾バトル優勝できました。
もんのすごい上振れの日で、その後連続で開催されたジムバトルではいつもの「マスカーニャex」で3位&じゃんけん賞、更にGWクジ引き過去プロモ配布では
・・・はい。
たまにはこういう日もあっていいですよね。
大会での優勝は1/13以来(53大会ぶり)、3人以上参加の大会優勝は去年の12/17以来(64大会ぶり)でした。
ちなみに翌日は3つ大会に参加して
・ロストドラパルト1勝2敗
・おまつりおんど0勝4敗
・人がつくった借り物未来バレット1勝(フリー)
・エクストラミライドン1勝2敗(不戦勝込)
・マスカーニャex2敗(フリー)
という結果です。おまつりおんどデッキの最終戦が一番盛り上がりました。
荒く完成させた「ロスト系」デッキで、且つジムバトルイベントには初めての参加。そもそもフリーでも1回しか触ったことがない。
それでも大会に足繁く通い、対戦させてもらう事で得た経験値で、多少はなんとかなってしまうものだという知見を得ました。
周りの練度の高い方々から見たら随分と拙い動きに見えたかと思いますが、自分の伸びしろとドラパルトexのスペックの高さに期待しながら成長したいものでございます。
───タイトルテーマに入ります。
(今回も例に漏れず多少のフィクションを混ぜてお送りします。
・首都圏と地方のトレーナーズリーグ事情
シティリーグシーズン4にてひっそりと全敗した時のこと。
対戦相手の方と試合後に談笑していると、「実は私離島出身で、今日たまたま休みの日だったので参加したんです」という話題になりました。
普段は友人とオンラインで回したり、「リモートポケカ」に参加して経験値を積まれているそう。
「やっぱりポケモンカードやってるからには『チャンピオンシップポイント』集めたいんですけど、仕事の都合で(所謂)トレーナーズリーグには出られないから、行ける大会には行っておかないと、って感じですね」
・・・というお話を聞き、片田舎から毎度都市部に通ってポケカやってることを武勇伝っぽく語りがちな自分が恥ずかしくなってしまいました・・・(
(ちなみにこの方はその大会でベスト8入りし、しっかりとポイントを獲得していました)(すごい)
『チャンピオンシップポイント』集め事情をもう少し掘ります。
私の周囲の場合、「参加者不足で大会自体が不成立」というケースを割と見かけます。
プロモパック等の景品が貰えない「トレーナーズリーグ」の場合、上限の30ポイントが貯まってしまえば参加する旨味は無く、結果ある時期を境に参加者が居なくなる、ということがよくあるようです。
そもそも田舎における競技人口の少なさも一因だな、と思っています。
一方、別のシティリーグで、大都市部から遠征されてきた方のお話を聞かせてもらう機会がありました。
「(某関西圏都市近辺では)そもそも参加希望者が多くて、抽選漏れで大会に出られないパターンがあります。会場もあんまり広くなくて、定員8名ってトコロも多いですね」
こちらは「トレーナーズリーグ」に限らず、各種ジムバトルに於いても抽選漏れの憂き目に遭うそうです。
都市部の場合は「行ってみても大会に出られない」、地方の場合は「行ってみたら大会が開催されない」、という別の事情で「トレリポイント難民」が発生している、というのがちょっとおもしろいな、と感じた話でございました。
・キミに運命を託すおじさん
某シティリーグにて。
n回戦で対戦したコワモテのおじさん「あっキミ!」
ぼく「はい?(うわこっわ)」
まんめんのえみのコワモテのおじさん「キミの最終戦の結果に俺がトナメに残れるかが懸かってるから、がんばってよ!」
ぼく「しらんがな!」
ぼく(心の声)「わかりました、がんばります!(まんめんのえみ)」
───25分後。
ぼく「かてた…」
ぼく「あ、あのおじさんどないなってん(アプリでけっかをみる)」
ぼく「(───いやアンタ負けとるんかい!!)」
心の天秤が[結果報告をしに行って煽りたい<<<関わりたくない]となったため、私はそっと会場を後にしたのでした。
※筆者注:顔云々というよりは「着席中の所作」、です
・初めてジムバトルに来た、という方
各卓対戦終了後、隣の席の方との会話。
「この店ってこんなにLOだらけなんですか・・・?」
私の正直な感想:
嗚呼、新規さんが消えてしまう…
理由は知らないのですが、一時期えっらい各種LOデッキだらけになったエリアがありまして。
そのことをひしひしと感じていた私は、そこでジムバトルに出る際はその為だけにメテノを入れていたものです。
フツーに殴ってくる系LOが増えてから次第にLO一極集中は分散していきましたが、丁度LOが注目される時期にジムバに挑戦した方にとっては、辛かろうと思います。
仮に自分が初めて試行錯誤して完成させたデッキ、それをいざ試してみよう!と意を決してジムバトルに出たら、LO相手に自分のしたいことが何も出来なかった───というのが入口だったら……。
今思うと「そうじゃなくてホントによかった」、としか思えないです。
LOやってる側もめっちゃ考える事多くて、決して簡単じゃないんだろうな、というのは理解してる(プレーヤーさんからその話を聞いてみて尚更)んですけど、私の場合はどうしても「あなたと遊びに来たんじゃないです」という感情の方が勝ってしまう。
そういう場面に出くわした時、皆さんそれぞれ如何様に昇華しているんでしょうね。
・ウィスパーボイス氏(仮名)
某ジムバトルにて。
着けているマスクに絶大な信頼を寄せているウィスパーボイス氏(以下ウィ)「ゴフンゲフン(咳)!!」
飛沫防止の衝立が撤去され、相手に声が届きやすい環境になったことを知っているウィ氏「ハナエラビ(早口)(囁)」
相手のカードをシャッフルする機会があるから、さすがに口元を手で押さえることはしない、但し袖エチケットも知らないウィ氏「エ”ッフオ”フン(咳)!!!」
そんなウィ氏「ミラージュゲート(早口)(囁)」
・・・この日はドロップアウトして帰宅しました。
さて、大会に赴けば(私を含めて)いろんな人がおりますが、色々あっても、テンで勝てなくても、暫くすればやっぱりポケカを触っている日々でございます。
今回、というか先月辺りは特にネガる様な事案があってココにばらまきましたが、どっちかというと少々のマイナスを余裕で塗りつぶしてくれるポジ体験の方が多くて、だからこそ今日まで趣味としてやってきております。
そのポジティブ体験をあまりにも書くとビミョーに狭い世間で特定されてもアレ、というジレンマも抱えつつ…。
しょっちゅう「自分ってセンスねぇなぁ」と思ってますが、それでもキャッキャキャッキャ相手をしてくれる方々に恵まれたおかげで、今も休日の大半を割く趣味としてポケカが幅を占めております。ホントに文句だらけだったら1日に10試合以上熟(こな)したりしてない。
最近の目標は「相手や周りを退屈させないプレーをする」ことです。
正直サイドプランとかダメカンのばらまき方とかさっぱりわかんない(なのにマスカーニャやドラパルトデッキを使用する泥沼)し、ロスト系デッキを触った時には経験者からしたら最適解でない選択を繰り返しまくることでしょう。
そんな中で、見ていた誰かや対戦相手が「おっ」と思ってくれるような場面をちょっとずつ増やしていければ、それが脳汁分泌にも一役買ってくれると思います(つまりもっと勝率を上げたい)。
あと、「私ヘタくそなんで~」、とかの保身発言(ポケカ開始当初に負けまくった所為で【自分=雑魚】イメージが染み付いてしまった)も相手からしたら全然おもんない筈なので、これも言わんようにします。
先日、よく店舗で会う学生さんに初めてプレーヤーネームで呼んでもらいました。
但し呼び捨てです。
彼の2.5倍くらい長く生きてます。
イジられてます。