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【就活】【23卒・24卒向け】インターン不参加、留学経験なしの地方旧帝が大手日経投資銀行に内定した方法①

こんにちは。日経大手IBDで来春から働く、22卒の三郎と申します。

※ここで日経大手IBDとは、野村・日興・みずほ・三菱・大和とします。

実は私、IBD就職に本格的に取り組んだのが、大学3年の2月でした。IBDを目指す者としては、かなり遅かったかと思います。

IBDを目指し始めた当時、
「日系とはいえ、IBD。英語はできないし、長期留学や長期インターンの経験も無い。どうせ受からないだろう。」
そう思っていました。

実際に、新卒採用サイトの先輩社員インタビュー記事などを読むと、ほとんどが「留学中にボスキャリで知ったのがきっかけで~」と書いてありました。私と同じように、それを見て挫折しそうになった方も少なくないのではないでしょうか??

大丈夫です。留学経験無し、インターン不参加の私が内定を獲得するまでを、かなり細かくお伝えしていきます。

夏インターン参加していないからもう遅いかもしれない?
まだ間に合います!ぜひ最後までお付き合いください!

もちろん、内定だけじゃなく、今後の秋冬インターン参加に向けた対策としても有用です。インターンを目指している方も是非読んでいただけるとうれしいです。

当時のステータス

繰り返しになりますが、私がIBD就職に本格的に取り組んだのは、大学3年の2月です。当時の私の状況は、

・文系地方旧帝大学部3年
・非体育会系(高校までは体育会)
・留学経験無し
・海外旅行経験すら無し
・パスポートも無し
・TOEIC、TOEFL等の英語のテストも受験経験無し
・サマーインターン、ウインターインターンへの参加実績無し
・そもそもIBDがなんだかほとんど分かっていない

(大学で強制的に受けたものはありますが、鉛筆を転がして受験したようなものであったうえ、結果も紛失したため無かったことになっています。)

(大手5社のうち数社のインターンには、ESで落とされました。)

というような感じでした。我ながら、投資銀行に内定を獲得するステータス的には、客観的に、かなり低いと思います。

なぜステータスが低くても内定が取れたか。

そもそも、新卒採用はポテンシャル採用です。基本的に、特に日系企業は、即戦力を求めているのではなく、フレッシュな、会社の色をを存分に受け継ぐ、会社の将来を担っていくような人材を欲しています。(社員の流動性の高い企業ほど少し変わってきますが、、、)

残念ながら(?)、投資銀行業界は、人材の流動性が高く、既に実力がある人から採用されていくことも事実です。

なのになぜ私が内定を獲得できたのか。

私が就職活動を通じて感じたことは、採用の段階で、即戦力(とまではいかないにしても、相応の実力が備わった人)の採用枠と、その他の人の枠とで、ある程度分けて採用しているということです。

具体的には、採用予定が20人の場合、
1、即戦力10人をまず採用
2、そもそもポテンシャル採用の人達と、1であぶれた人たちの中から、
 会社にマッチした、やる気のある10人を採用
というような流れです。

もちろん、内定辞退等も間違いなくありますし、人数等も、会社によって、年によってこの通りではないかと思いますが、イメージとしてはこんな感じです。

つまり、この2番の採用枠に関しては、即戦力となり得る実力が無くとも、自分ならではの武器、内定を勝ち取ることができる、ということです。

言うまでもありませんが、実質チャンスが2回あると言っても過言ではないため、間違いなく英語はできた方がいいですし、もし時間がある等年生とかなら1年以上の留学(英語圏が望ましいが、スペイン語とかでもエッジが効いていていいかも)をお勧めします。武器が多いに越したことはありません。

狭き門なことには変わりありませんが、挑戦してみる価値はあると思います。

自分ならではの武器

ここで、最も重要なことをお伝えします。語学力や長期インターンでの実務経験が無い中で内定を獲得するには、人とは違う武器が必要です。

既に即戦力級(ここでは、長期留学での経験や長期インターンでの実務経験等とします。)の武器をお持ちの方はここで読み飛ばしていただいても結構ですが、目を通して、既にあるガクチカ+αの武器を是非身に着けていただきたいです。

正直、留学して海外で長期インターンをしているような方々は、ガクチカ等も困らないのでしょうが、普通に大学生活を送っていて、人と違った経験なんてあるはずもありません。

そこでお勧めしたいのが、ファイナンスへの興味・関心をアピールすることです。配属先によって多少の差はあれど、IBバンカーたる者その後の社会人生活をファイナンスの実務の専門家の最高峰として生きていかなければなりません。とにかく、ファイナンスに関心があることを根拠をもとに伝えることをお勧めします。

お勧めする理由は以下の3つです。

・長期留学やインターンと比較して短期間で学ぶことができる。
・絶対に将来必要となる知識、スキルである。
・ハードワークな業界だが、学生のうちから学ぶほど興味のある分野なので頑張れるとアピールできる。

ファイナンスへの関心の証明材料として、株式投資を始めてみるのはいかがでしょうか。一見すると株式投資を行っている学生は面接官から、
「なぜアセマネではなく投資銀行なの?」
とつめられてしまいそうですが、
株式売買の戦略ではなく、バリュエーション(企業価値を計算すること)や、企業の成長戦略(特に、M&Aやそれにまつわる資金調達等)などについての関心が高く、将来は実務で行っていきたいことをアピールすることで、その疑問は解消されると思います。

実際に私のガクチカは、自分の株式投資の経験を題材にしていました。ファイナンスの知識や、バリュエーションのスキルが身につくだけでなく、最近の経済の流れや、企業の動向、戦略などに敏感になるので、即戦力級の学生の方々にも本当におすすめです!!

しかしデメリットとして、1つ挙げると、実は投資銀行に入社すると、インサイダー取引を抑制するために、基本的に株式投資は制限されてしまいます。せっかく作った趣味が社会人になってできなくなるのは、何とももどかしいですね、、、

ちなみに、今後別の記事で書かせていただこうと思っていますが、
おすすめの証券会社は、SBI証券です。一番スタンダードで銘柄が多いのと、提携している住信SBI銀行が、振込手数料などで群を抜いてお得なので、ぜひ口座開設してみてください!
ただし、売買のアプリが一番使いやすいのは楽天証券です。(主観)
次回以降、おすすめの証券口座・口座開設方法などもお伝えできたらと思います。

また、これもまた定番ですが、ファイナンスを学ぶ上で、

の2冊は入門編として必読です。株式投資でも、インターンのワークでも役に立ちます。まだ読んでいない方はぜひ熟読してください。

他にも、
・最近気になったニュース/最近気になったM&Aは?の答え方
・株式投資の始め方、勉強法
・ファイナンスの勉強法
・面接で困った質問集
・実際にどのサイトを参考にしていたか
など、更新していきたいと思っています。

もしコレが知りたい!といったものがあればコメント欄にていただけるとうれしいです。

最後に、この記事はあくまでも私の経験からくる考えですので、必要だと感じたポイントだけを参考にしていただけると幸いです。

長文失礼いたしました。

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