#74 チャート式を1ヶ月で終わらせる方法
74日目です。
今日は僕がチャート式(白)を1ヶ月で高速周回した方法を紹介したいと思います。
チャート式といえば、数Ⅰ・A 数学Ⅱ・B合わせて600問を超える問題が収録されてる網羅性においてはバケモノの参考書です。
ただ、その問題数ゆえ途中で挫折する人が多い参考書がチャート式でもあります。
僕はこのチャート式をある2つのルールのもと演習して1ヶ月で終わらせました。
そのルールとは「5分ルール」と「計算をしない」です。
5分ルールとはその名の通り5分で方針が立たない問題はソッコーで答えを見てもう一回解き直すです。
数学の勉強で一番勿体無いのは一つの問題にウンウン唸って時間を浪費してしまうことにあります。
基本問題は解き方を知っておかないと手が動きません。
なので時間効率を上げるために5分でうまく行きそうな方針が立たなければ諦めて答えを見てもう一回やり直します。
また1分以上手すら動かない時も答えを見ます。1分で何もできない時はおそらく知識が足りないです。
これで悩む時間をカットできるので演習スピードがグッと上がります。
第二のルールは、「計算しない」です。
出来そうな計算は答え見てすっ飛ばします。
というより方針が解答と同じであれば計算部分をカットします。
基本的に僕は、微積と指数対数の計算以外は飛ばします。
そもそもチャート式をやる段階というのは、計算というより解答の方針を学ぶという段階だと思うので、思い切って計算は捨てます。
これは数学以外でもそうだと思うんですが、勉強できない人に限っていっぺんに片付けようとしちゃうんですよね(ブーメラン)。で全部中途半端になるんです(ブーメラン直撃)。
ただ、方針が答えと違う時は実際に計算します。
自分の方針が合ってるかどうかわかりませんから当然ですよね。
計算の訓練はチャートの2週目や他の問題集でやったほうが効率もいいと思います。
実際にこの方法でチャート式をやった結果、1問あたりにかかる時間が10分程度に短縮できました。
今回白チャートという一番ベーシックな参考書を使ったので、特にわからない問題には出くわしませんでしたが、青チャートや他のレベルの高い問題集をやる時はわからない問題にぶつかる場合もあると思います。その時は勇気を持ってスルーします。
チャート式は解法を確認するツールとしては最高の道具ですが、挫折しちゃう人も多いです。
今日の方法で挫折する人が減ると嬉しいです。