3.里親になるための心の準備
一晩、たくさんの注意事項を読んで話し合い、家族全員で意思確認をしました。
次の日の朝、「ちびたまのしっぽ愛の会」の山下さんに連絡し、
「家族全員一致で、やっぱりこのコの里親になりたいと思います」と伝えました。すると今度は、
「こちらのアンケートにお答え下さい。その上で、条件が合えば、そこから初めて譲渡に向けての話となります」との事。
このアンケートも細かく色々な事が書かれていて、プリントアウトしたら、かなりの枚数になりそうです。
家族構成、主に世話をする人は誰か?持ち家?マンション?ペットOKか?
リビングに大型のゲージを置けますか?(元野犬ちゃんは、ゲージに引きこもっての生活が、かなり長くなると思われるので)
などなどなど、物理的な、環境についての項目。
それから、
ワクチンや予防接種は必ずちゃんと受けさせること、病気があるかもしれないし、これから先、深刻な病気になるかもしてないが、その際はきちんと治療してあげること。
去勢手術を受けさせること。
などなど。
ワンコの健康を保つためのことがら。
一番心にグッときたのは、
「あなたがどうしてもお世話ができない状況になったら、このコはどうしますか?」という質問。
これにはちびたまさんが
「譲渡したコが絶対に幸せになるように、保健所に逆戻り、なんてことは絶対にあってはならない、何があってもこれから先は最後まで幸せな一生を送らせてあげるのだ」と考えておられるのが、痛いくらい伝わってきて、うるっとなりました。
そして最後に、
「このコを迎えるにあたっての意気込みを教えて下さい」
私は、
先代犬じろさんに似ている事で運命を感じたということ、家族全員がこのコを迎えたいと思っていること、一生、家族として守っていくということなどを書いて、山下さんに送信しました。
この日は一日中、山下さんとメールでやりとりし、内容を家族と共有しながら、早くも私たちは、里親になるべく準備を始めました。
まず一番先に、じろさんのところへ行きました。
お墓の前で手を合わせ、
「じろさん、弟が来るよ。仲良くしてあげてな。色々教えてあげてな」と伝えました。
半年前にじろさんが亡くなってから、毎週お墓まいりに行って、手を合わせ、じろさんに色々と話しているのですが、今日は家族全員、ずいぶん長い時間じろさんに話してたなぁ〜笑。
後ろに並んでた人に
「この人たち、長っ!」と思われていたことでしょう笑笑
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