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はじめての転職活動、今のキャリア観記録

どうなることかと思った転職活動が間もなく終わる。
結果は大成功。ウホホイ

トラリアで1年、帰国後約半年の長いフリーター生活もついに終焉。正直飽きてきたので、今は早く会社員になりたくてうずうずしている。

前職で転職支援をしていたこともあって、勝手が分かるからこそ苦戦もしたし気軽にできた部分もある。面接で好まれる回答と自分の考えが違うとき、どう取り繕うか?内定は欲しいけど嘘はつきたくない、ぼろが出た時に面倒だから。みたいな葛藤が一番長かったけど、しかるべき時に出会うべき大人とのかかわりがあって助けてくれた。

どちゃくそに日系の要素もある一方で日系ぽくない側面も色濃くある前職(日本人がヨーロッピで立ち上げた逆輸入企業、逆輸入で思い出すのはディーンフジオカだと思います。異論は認めます。)で過ごした2年半とオーストラリアで過ごした1年間で培われたキャリア観は、私が応募した企業とは大概相性が悪かった。ように思う。

学生時代から組織に対する帰属意識や愛着が壊滅的に無くて、「卒業」や「引退」という節目は悲しさ3割解放感7割。会社員になって、その節目はよっぽど悪いことをしなければ、自分で作るものだと気づき絶望した。苦手な先輩は居なくならないし、一生誰かの後輩で先輩なんだという事実にどんよりしたのも覚えている。

併せて、親が転勤族だったこともあってか環境を変えることへの抵抗感が他と比べると低い。人間は苦手だけど、新しい出会いは好きだ。知らなかった自分に出会えたりするし。

だから、一般的に終身雇用の名残?から来る「中長期的に活躍してもらう」を前提とした採用活動を行う企業との相性はめっぽう悪かった。応募した企業の約7割近くが、そんな感じだった、気がする。

「社内政治がうまい人が昇格する」文化の会社って忌み嫌われがちだけれど、仕事ができる人は自然とその手のこともうまくやる、気がする。だからそういう文化も否定はしないし理解はできるけど、「社内政治もうまくて実績も上がっている」人が評価される組織じゃないと私はきっと暴れちゃうなと思っている。社内イベントのバーベキューに3回以上参加しないと上に上がれない、とかは論外。それが評価項目にある会社が上場企業にあるとしって絶句したのも懐かしい。

親世代は特に、終身雇用が当たり前で一社に長く務める人がマジョリティだと思うのだけれど、今の私はそれにちっとも魅力を感じない。それは決して、それを否定するわけではなくて、今の私に「安定」が必要ないからだ。その会社にいれば着実に昇給していって、福利厚生も整っている環境って、守るべきものが出来ると魅力に映るんだろうと思う。今の私は、まだそのフェーズにはいない。

それより仕事を通して、経験を積んで技術を磨いて、薄い言葉で言うと市場価値を上げたいんだ。

「今の」私は、って言ってみたけど将来を想像しても、私と日系企業の相性はあまりよくなさそう。そもそもすでに離職期間が1年半あるし20代で2社経験。減点項目がすでに二つもある。先述したカルチャーアンマッチもそうだし、この先も自分は今いる環境に満足したら、すぐに移動したくなっちゃうと思うんだ。

周りがドン引くくらいの大金持ちになりたいので、超実力主義の外資(その中でも米国系かなあ…)で戦えるだけの力をつけたいし、「隣の人が頑張ってるからまだ上がれない…」とか「私はあなたのためにこうやってあげたのに、感謝されないのはおかしい」って思いやり不足でキレられるのとか、そういうのはできる限り避けたい(帰国後のバイト先がこれの増刊号みたいな環境で疲れちゃったものある)ので、地に足つけて、自分の実力と目標とを照し合せて、しっかり自分のキャリアを歩んでいきたい。

今はかなり明確(だと思っている)なキャリアプランがこの先どう変わっていくのか、次は何をしたいと思うのか、未来の自分にすごく興味がある。選択を恐れず、だけど慎重に、いつ死ぬかわからないこの人生、まだまだ楽しんでいきたいと思う。


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