新しいに対する許容度合
私は、経験が大好きだ。
経験に基づいて、事実に基づいて動くこと、誰かが切り拓いた道の上を歩くことが安心に繋がる。
だから、新しい挑戦とか道なき道を切り開くとか、全然やりたくない。だって怖いもん。なんもないもん、参考文献も、成功する確証も、これから起こる失敗も全部、わかんないもん。
算命学の先生に見てもらった時も、必ず水たまりは避けるタイプ、経験に沿って選択していく人生と言われたしどうやらこれは生まれた時から決まってるみたい。
だからか知らないけど、やったこともないことを出来る前提で話す人/やったこともない職業を馬鹿にする人/なんの確証もない話を自信たっぷりにする人が苦手だ(前職にうじゃうじゃいた)。
新しいものに対する許容度合という観点で言うと、初対面の人のこともなかなか好きになれない。その場限りの関係性であれば社交的を装って話せるけど、そうじゃない場合は警戒心がえげつない。話したくないとさえ思う瞬間があるし、すぐに嫌なところを見つけてしまう
ほんで最近、この性格がハードルになってるなと思うのがエンタメ全般だ。新しいユーチューバーなんて滅多に見ないし、知らない人の歌はほとんど聞かないし、有名なアーティストだとよっぽどのことがない限り(声にハマるとか)代表曲しか聞かないし、映画とかドラマもぜんっぜんみないしすぐに止めちゃう。
一つの動画や曲を何回も何回も楽しむから、自分の中に刻まれていく感じが心地よい時もあるけど、特に暇な最近はなんとなく変わり映えしないなという気持ちが強い。
世界にはもっと面白くてもっとすごくてもっと楽しいエンタメがあるであろうことは想像に易いけれど、どうもその一歩が踏み出せない。
困ったものだ。
でも私には、間も無くとんでもない新しい挑戦が始まる。それをきっかけに、きっと許容せざるを得ないことの連続だから、変わるんじゃないかなって思っている。楽しみだしそわそわする。
変わる自分を受け入れることも、難しいけど大事なことだ。