表現へのあこがれとエネルギー
今まで自分の人生に影響を与えた人は?
よくある質問だ。
振返ってみると私のそれは、おしなべてみな芸能人だった。
(たまに武将の名前とか世界の偉人を挙げる人って博識な感じがしてかっちょいいなと思う、歴史は受験勉強という認識が強いの、そろそろ改めないとな~と思っている間にもうアラサーになっちゃったな。)
思春期は間違いなく嵐の大野君からめちゃくちゃ影響を受けて
その後星野源さん、阿部サダヲ氏、ラランドのサーヤさん。
この4名に共通しているのは、情熱をかけているものが複数あって、どれも手放さずに、だれに何を言われようと続けて、孤独に耐え、そしてしっかりと花開いていることだと思う。(努力する姿を決して人に見せず、一見ひょうひょうとしているように見えて、陰ですごく心を動かして生きている人たちなのでは、と思っている。知らんけど)
物心ついたときから感じていた、「女性」としての生き方のテンプレへの違和感が強くなってへそを曲げそうになる時にはいつも、この人たちに支えられていた。例えば新卒就活の時、男性のキャリアといえば昇進昇格!みたいな風潮なのに、女性だと結婚出産を見据えて穏やかに安定的なキャリアを!みたいな打ち出しばかりであることにモヤモヤしたときは星野源さんの言葉が刺さった。「やりたいことは何か一つに絞る必要なんてない、やりたいことは全部やって全部得意にすればいい」みたいなことを言っていて、環境や指していることは違うけどなんか救われた。
(今は、人は人自分は自分だからその型にはまる必要はないと思えるけれど、その当時の私は勝手にその型に私をはめないで!とぷんぷんしていた。)
なんかそんな形で、いつも世間や社会に違和感を感じると、そういった方たちの発信にいつも支えられている。
パワーをもらえるのは圧倒的に今の推し、それすなわち韓国アイドルの皆さんだ。10代のころからひたすらトレーニングをこなして、デビューという夢に向かってただひたむきに努力して、デビュー後も超競争社会といわれるKPOP業界で人間とは思えないスケジュールをこなしながら、美貌とアーティストとしての能力を維持、いや、向上させていく。特にMVのビハインドでは、アイドルとそのチームの皆さんが届けたいものをカタチにすべく力を合わせ、できたものに心を躍らせるその姿がまあ刺さる。明日から私も頑張ろう、と思うし、私もそんな風に情熱をささげるものを見つけたいななんて思っていた。
最近自分の中でちょっとした変化が起きた。
それは、これまで憧れていた「表現する人」に自分がなりたいと思うようになったことだ。これは決して、自分の顔と名前を出して有名になりたいとか、バズりたいとかではなくて、自分が自分として生きてきた軌跡を残したいという感情だ。私にとってそのツールはファッションと文章なので、このNOTEを細々と続けながら、服用のインスタでも始めようかななんて思ってみたり。
表現することで満たされる何かがある。言語化はまだできていない。
人の目、が入るとその人の期待に過度に答えようとしてしまうので匿名で、心のままに発信していくことが私の精神衛生上は大事だと思う。
誰も本当の私を知らない世界で、表現することを楽しみたいと思う。