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記憶脳/樺沢紫苑著

樺沢紫苑先生著の記憶脳を読みました。
読書感想文キャンペーンは本日まで。
応募最低文字数400文字。だったらなるべく少ない文字数で入賞を狙ってやろうじゃないか。

私は製薬会社に勤務していますが、仕事柄、法令や、ガイドラインなど、文章を読むことが多いです。
しかし、そういう文章はとにかく硬い文章で読みにくいし、一度読んだくらいではなかなか頭に入って来ません。
最近は、無菌医薬品のガイドラインの勉強をしているのですが、なかなか頭に入らなくて本当に困っていたところ、優秀な上司に、週1回決まった日時に時間を取って一緒に勉強しないか、と誘われました。具体的には、1週間の間に自習で学んだことの共有の場を設けたい、と。

正直この誘いが来たとき、面倒なことになったな、と思いつつも、断り切れずOKをしましたが、毎週毎週やってくるこの勉強会の時間が憂鬱でなりませんでした。

今回、記憶脳を読んで印象的、というか、自分の考えが前向きな方向に変わったことがあります。

本の中で、記憶の効率が良くない原因のひとつとして、「インプットの割にアウトプットが少ない」という記述がありました。

ガイドラインを読む、という行動は、「インプット」です。
私はインプットしかせず、「アウトプット」をしていないということに気づかされました。だから、勉強したつもりでも、全く頭に入ってこなかったのかと。勉強会はその1週間で学んだことを定着させるための絶好の機会なのだと。

実はごく最近、このガイドラインを学ぶためのオンラインセミナーも購入し、インプットの準備は十分に整いました。
インプットしたら、十分なアウトプットもセットで行うようにしたいと思います。勉強会もそうですが、学んだことをすぐに殴り書きしたり、ブツブツと声に出すのも良さそうなので合わせて実施したいと思います。

憂鬱な勉強会に、少し前向きな気持ちになることができました。
来週から気持ちを新たに頑張ります。




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