森七菜ちゃんと神木くんが尊い…けれども友人知人に言いづらいのでnoteに書いてみる

　ということで、最近、筆者は森七菜にはまってます。人気上昇中の若手女優で、８月３１日に発売されたファースト写真集は発売前に重版したという。筆者は８月ＺＩＰの金曜パーソナリティで出演したのを見てファンになったのだが、今では動画サイトでも森七菜関連動画を検索するほどで、客観的に振り返ると我ながら引いてしまうところである。

　Wikipediaに「オーディションにめっぽう強い」とあるように、森七菜はデビューして半年で次々に映画出演が決まっており、名だたる映画監督たち、例えば岩井俊二監督からは「歴代のいろんな女優さんの顔がオーバーラップしてくる」と評され、行定勲監督からも「天才なのかなと思った」と絶賛されている。いわゆる天才肌の若手実力派女優といえるだろう。

　森七菜本人の演技にかける情熱も凄まじく、オーディションでは「この人たちにはもう、二度と会わないだろうから、やれることは全部試して、聞きたいことがあれば聞こう」とベストを尽くし、たとえカメラテストであっても全力で演技に集中して泣いてしまうこともあるという。さらには、日常生活でも個々の出来事を芝居に繋げようという想い癖があるとされ、その役者としての姿勢は確かに末恐ろしいものがある。

　などと玄人筋の記事をネットで拾っていろいろ書いてみたものの、ＺＩＰの金曜パーソナリティからにわかファンになった筆者にとって森七菜ちゃんの魅力はその無邪気かつ天真爛漫な振る舞いにある。

　筆者はいちいち可愛いと思ってしまうのだが、逆にその振る舞いをいちいち可愛いとつっこまなければいけない気持ちにさせられるという意味ではこれに反発する人もいそうだ。ただ、ネット上の記事を見る限り、森七菜はバラエティでも全力を尽くしているとも思われ、そう思うとこちらも全力で応援したいとなってしまう。

　そんなアイドルファン目線の筆者であるが、ＺＩＰ３週目の１０００円バイヤーズのコーナーで森七菜ちゃんが仲の良い俳優さんとして神木隆之介くんを挙げていた。

　思えば、ＺＩＰ最初の週ではゲスト登場した神木くんが森七菜ちゃんのことを大絶賛してたし、一方、ＺＩＰ２週目のオープニングでも森七菜ちゃんが広瀬すずちゃんのほか神木くんにほめてもらえるように頑張りたいと言っており、２人の間には役者としての信頼関係があるようである。

　森七菜ちゃんと神木くんは２０１８年春に放送された「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」で初共演した。森七菜はまだデビュー間もないころであり、撮影現場で神木隆之介の演技力や周りに気配りするその姿勢をしっかり勉強していたようである。　

　その後、２０１８年夏から撮影された「ラストレター」で再び共演した際には、森七菜ちゃんは松たか子さんの子供時代と娘役の二人一役を、神木くんは福山雅治さんの子供時代を演じることとなった。神木隆之介は森七菜の自然な演技に不思議な感覚に陥ったとして、貴重な経験を受けたと振り返っており、筆者としては、このときから神木くんが森七菜ちゃんの演技に注目し始めたのではないかと想像してしまう（ちなみに、この映画で森七菜は主題歌も任されている。）。

　そして、２０１９年上半期に収録が開始された「天気の子」では、オーディション前に森七菜ちゃんが神木くんから声優の仕事のポイントの助言を受け、無事にオーディションに合格すると神木くんも一緒に喜んでくれたというエピソードが語られている。森七菜ちゃんが「神木さんは私のヒーローです。」と言ってるように、２人の関係は頼りになる先輩と希望に満ちあふれた後輩なんだろうと思わせる。

　筆者的に、現時点の森七菜ちゃんは同世代の女優さんと比べてなんだか余裕のないように見え微妙に不安を感じるところで（それが魅力でもあるが）、そんな森七菜ちゃんに優しい先輩の神木くんがしっくりくる。ネット上の記事など見る限り２人の間に恋愛感情的なものはなさそうなのだが、互いに役者として高め合ってるようにみえる関係が筆者的にものすごく尊く、ついつい見てしまうのである。

　などとネットの情報で筆者の妄想を書き連ねてしまったが、この記事では２人の魅力はいまいち伝わらない。もし、記事を見た人で興味がわいたというなら、ぜひ映像で森七菜ちゃんや神木くんを見てみてください。「君の名はノチ天気の子実況特番」などは２人が生放送で共演しており、いろいろエピソードも出てくるので雰囲気が伝わると思います。