さなやひハロウィン、よかったよねというお話。
油断。慢心。
今年のばくたん。をラ・チッタデッラ様で行い、そこで「もごご」の単行本発売記念オンラインイベントを行うことが告知され、迎えたもごパの日。
「もう一回、ラ・チッタデッラ様にお邪魔します!!」
いやリアイベ二回行動なんて読めんってね!!!!!!!!
嬉しい悲鳴。
イベントやるとしても去年と同じクリスマスだと思ってた……不覚……
そんなこんなで8月のもごパにて告知された、
「名取とやひろのHELLO & WIN!~ゆりかごから墓場まで~」
……ブルーハーツかな?(元はイギリスにおけるスローガンらしいですね)
タイトルは名取が考えたとのことで安心(?)しました。
キービジュアル見た瞬間声出た。
良すぎ? 良すぎません???
在宅小学生クリエイターことさえきやひろちゃん、神……ありがとうございます……
いや神様ヤバいっすね ヤバいです。
イラスト作業しながら新衣装のお仕立てを何着行ってるんです?????
恒例、ラ・チッタデッラ様内部のさな歩きを、今度はやひろちゃんと一緒に!
エビありがとう……
さなやひ歩き、良……
もう言語野やられて大体「良……」としか言えなくなってる。
そして開催直前のさなやひ歩きにて。
開幕カメラぶっ壊していくシャレにならん悪戯するヤツおるって。
やひろちゃんの作業量、マジでどうなってるんですかね……()
ラ・チッタデッラ様イベント恒例、タワレコ様やヒルバレー様によるコラボレーション……ここが世界のハッピーカラー……
現地の方々のツイートを見てる限り、公式にコラボはしてないものの、ちょっとしたポップのようなものやイラストをお店に添えてくださってる箇所もちらほらあったらしく。
今からラ・チッタデッラに住まないか???????
老後を待てんが???????
いつの日か、気兼ねなく行けるようになることを楽しみに待ってます。
そんなこんなで当日の開演時間。
オープニングナンバーはゴンドラなしで、
からの、続けてやひろちゃんのオリジナルソング、「ほねっこぱれーど」!
なんというか、やひろちゃん神の仕立てられる様々なお姿は「かわいい」というイデアをそのまま形にしたような美がある……
細かいところまで動きが滑らかなのはやっぱり骨だけに、ってことなんですか?
……仕方ないことではあるが、寂しいことに、今のイベントの形式にもすっかり慣れて、適応してしまった。
声が出せない。
現地のせんせえ、ほねぐみの皆さんがコーレスができないなか、互いの曲に合いの手を入れる二人にグッときてしまう。
いつの日か声出しできるようになったときは結構鼓膜の覚悟しておいてほしい。多分スマホのシャッター音どころじゃない(加減が分からなくなった)うおりが炸裂すると思うので……
そして恒例となったyoutube無料配信お別れタイム。
Z-aNさんのアンケート機能を今回も活用していくため、軽くテストをしていよいよ新衣装へのお着換えタイム。
お針子フランケン~
発想が天才だし配色も小物も可愛すぎるんじゃ~
続いて名取も新衣装に~
データ未入稿の懸念で焦りだす在宅クリエイター小学生。プロお針子……
もちろん未入稿なわけはなく……宣言されていた「イタズラ」のお時間。
デビルm……デビル名取によるなんかちょっとキングボンビーみあるアナウンスが響き渡る。
『新衣装がほしいのなら……とっておきのをくれてやる!』
ゾンビになっちゃった……
そして始まる「アメイジング・キャッスル」。
まあでも笑顔がかわいいから……ええか……
ダンスめちゃ可愛い~
キョンシー衣装、足のラインが綺麗だから映える~
やひろちゃんのガイコツマイクも良き……
それはそう。
アメイジング・キャッスルを歌い終わると優しいデビル名取はファンサたっぷりしながら帰っていった。
歌い終わるとゾンビ化が進行してしまい、心も亡くしてしまったキョンシー名取……
このときのろくに喋れないときの名取、かなりかわいかった気がする。
そしてやひろちゃんの自然な導入で始まるジェスチャーゲーム。
ぶれない統率力を配信で見ててフフッってなった。
いいバラードだった。
暗転から始まったのは、DECO*27さんの「ゾンビ」!
いや~ 歌声の表現幅で頭おかしくなる()
さっきまで「心か」とか言ってた人たちと同一人物……?
なっちゃっちゃっちゃってるんだ、のところの片足ステップマジで可愛い~
立て続けにもう一曲、「ダーリンダンス」。
やひろちゃんダンスいけるやん!
欠点はジャンプだけ(本人談)。
サビのハモリめっちゃ綺麗で無限に聴きたい~
というか全曲に振り付けして踊って歌うの凄すぎでは?????
人の心は取り戻したものの、体もちゃんと取り戻すためにどちらが本当の人間的リアクションをしているのか、やひろちゃんとアンケート勝負が始まる……!
リアクション対決中にちょいちょい取れかけた首直すの好き。
でもアンケート勝負って時点でぶっちゃけ名取不利だよね。
梅干し対決はしょうがないっていうか、梅干し対決の時点で勝負は決まったというか……
名取「お前(もごご)カンニングしたな!!??」
リアクション対決を経て、人の体も無事に取り戻した名取。
人の心はどうした??
そんなだから追い梅を持ってこられるんだぞ。
「――ありがとね!!!!!!!」
ここの名取、今日イチでカッコよかったかもしれない。
そしてお待ちかね告知タ~イム。
おすわりぬいやボールチェーンマスコット、イベントキービジュのポスターのグッズ類の『受注販売』が発表される。
は~~~~~~
神がよ……
やひろちゃんが描いた名取、名取が描いたやひろちゃんがこの世で形に残るの嬉しいね……嬉しい……
あっという間のHELLO & WIN!
トリを飾る楽曲は……モンダイナイトリッパー! を作ってくださったSasakure.UKさん……ささくれPさんのプロセカ書き下ろし楽曲。
『トンデモワンダーズ』
「僕ら」のところで名取がやひろちゃんを見てるの、凄くよかった。
振り返りでもちらっと触れていたけど、名取がふてくされたりはっちゃけたりプロレスを気兼ねなくしていける、単なるイベントの協力者にとどまらない存在がやひろちゃんなのだ。
個人的には……日本橋ヨヲコ先生の作品に登場する人物のような、
「戦友」という言葉の意味合いが一番近いだろうか。
ハッピーも失敗も消さない、スットンキョウでサイキョウなお二人の笑顔がまだまだ見ていたいなあと感じるイベントでした。
またこのような素敵なイベントを実現するために尽力してくださった皆様にも深い感謝を。
終演のアナウンス、デビル名取もありがとう。
またな~って言ったからには、また会うその日を楽しみに。
ここからはまた深読み考察というか、こういう解釈もできるのが名取さなの魅力の一つだなと感じていることをつらつら。
イベント内でもさなやひでデュエットしていたDECO*27さんの楽曲、「ゾンビ」が単独の歌ってみたとして投稿された。
色んな声音の使い分けが最高~とか、イラスト可愛すぎんか~とか、楽曲に関する感想はひとまずここではさておいて。
youtubeはこちら。
哲学的ゾンビ、という言葉を皆さんはご存じでしょうか。
グーグル先生に尋ねるとウィキペディアも出てくるので、簡単に要約すると、「外から観測する分には普通の人間と全く同じであるけども、意識を全く持っていない人間」という概念。
いわゆる普通の人々と同じように、泣き、笑い、歌い、踊る。
しかし、そこに怒りや悲しみ、歓喜や衝動などは存在しない。
なので、私たちは哲学的ゾンビが存在するとしても、通常の人間と区別することができない。
さて、名取さなの歌う「ゾンビ」には、このような歌詞があります。
『何度だって恋をするコーデ』。
単語の意味合いとしては服装をコーディネートする、というように使われますがが、この場合口語的ニュアンスで衣装、服装という意味合いに取れます。
恋をする衣装。
名取さなにおいて、衣装が主役のイベントが、ありましたね。
今年のばくたん。メチャ・ハッピー・ショー。
普段着ナース服さん、制服さん、王様衣装さん。
そしてそれらを……またハロウィンにおけるキョンシー衣装、デビル名取
衣装などを仕立ててくれたお針子フランケンこと、さえきやひろちゃんが、ハロウィンでは横におられて一緒に歌ってくれましたね。
果たして。
『死にたい死にたい』
『会いたい会いたい』
『死なないからいいじゃん いいじゃん』
『縫い目はデマ それ以上覗かないで』
私たちは名取さなが哲学的ゾンビであることを否定する証明はできません。
申告をしてもらう以外に、お洋服の人格との区別もできないんですよね。
一体、寂しさだけを残しているのは、本当の「名取さな」の意識を持つのは、どこにいる誰なんでしょうね?
4年ぶりの単独歌ってみた。
この間達成した30万人記念も兼ねているのではないかとも予想できます。
その上でこの選曲このパンチライン……
『何度だって恋をするコーデ』。
今年のばくたん。を踏まえて、さえきやひろさんと共に並びこの歌詞を歌い上げる名取さなは、極めて丁寧に文脈を積み上げていくことのできるすごい存在だなあと、息を漏らすのです。
惑星ループ歌ってみた4周年の11月9日、皆既月食の夜に。