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【2023年】研究室の全業務に216万円を発生させる裏技!大学院に進むなら○○に申し込め!

こんにちは!さぼりざるです!
大学院卒業間近な私ですが、
今回は研究室の裏技を一つネット上に残しておこうと思います!
タイトルの通りに実践した結果、
私もおよそ216万円(約9万円/月×24か月)を最終的にいただきました。
読んでほしい方は、
「これから大学院に進まれる方、または大学院在籍中の方」です。
結構ニッチなお話でほかの方にとってはつまらないかもしれないですが、
大学院に進まれるお子さんをお持ちの方や学部生も
読んでいだけると幸いです。

1 結論|大学院に進むなら「日本学生支援機構の第一種奨学金(貸与型)」に申し込め!

普通の人はこれだけ読むと
奨学金って借金でしょ?なんで借りるの?危なくない?
と感じると思います。
最後まで読んでから申し込むかどうか決めてください。

2 前提|日本学生支援機構の第一種奨学金(貸与型)について

私が上で書いている貸与型奨学金というのは
日本学生支援機構の第一種奨学金(貸与型)です!
URLを一応載せておきますが、
必要な情報のみをここに記載しておきます。

条件|留年無×日本籍×アルバイト収入299万円/年以下

留年をしてしまうと学業に対して真摯な姿勢がないものとしてみられるので、留年はしてはいけません。
また、外国籍の方は在留資格などによって申し込みが制限される場合もあります。
ほとんどの学生のアルバイト収入はおよそ100万円以下だと思いますので、
最後の条件も引っかかる方は少ないでしょう。

貸与額&貸与時間|8.8万円/月×24か月

貸与額は5万円/月と8.8万円/月を選択できます。
貸与時間は2年(24か月)分です。

返金方法|繰上返還

一部繰上制度を利用してすべての金額を短期で返還することができます。

返還保証手数料で実際の貸与金額は少し減ります

税金に引っかかる?|貸与型奨学金は多くの社会保険で収入に含まれないです。詳しくは親御さんの規約を確認

この記事を読んでいただいた方には8,800円/月×24か月の貸与で全額一括返済を選択していただきたいです。

3 申込理由|業績優秀者返還免除制度による全額/半額返還免除を狙うため

日本学生支援機構の第一種奨学金(貸与型)には「特に優れた業績による返還免除」制度があります。

個別の大学によって種々の条件があるそうですが、ほぼ以下のような評価項目になっていると思います。

上の評価項目に沿ってポイント制で合算されて認定判断されます。
評価項目のうち、実際に差がつく重要項目は赤背景にしておきました。
この評価はかなりブラックボックスになっておりまして、みなさんの所属する学科によって種々のルールがあります。
ここで、ほぼすべての学部学科で採用されてそうな細かいルールを追加しておきます。(あくまで噂レベルですが)

学部学科ごとに返還免除されるため、非有名大学院生でも十分に狙える

返還免除されるかどうかは各大学院の学部学科ごとに行われ、そのうち上位が該当となります。そのため、東大・京大じゃないから無理だという考えではなく、同じ学部学科の横にいるやつに勝てるかどうかと考えてください。(意外と非有名大学院のほうが有利かもしれません笑)

博士課程に進学する人はほぼ全額/半額返還免除に採用

これはほとんど相関があるようですが、学校側が点数調整して(博士課程進学で+50ポイントなど…)進学する方の学費の心配を少しでも減らすように努めています。とはいっても、博士課程に進学する気持ちがある人は総じて研究に対して尽力されている方が多いので、当然の結果のように思います。

学会参加や論文投稿は数ではなく全体の質で見られることにも注意

特に学会参加では、参加表明すればどなたでも参加することができますよね?
そのため、出場数だけ多くて質が伴わない学生を評価としてはじくために、全体的な質で判断する旨で採点されます。
以下に、私の大学で公開されていた実際の文章を記載しておきます。

複数の研究実績等があり、それぞれ高評価と判断されている場合、
個別に評価するのではなく全体として評価してください。

私の大学の評価方式

結論は一個一個に対して誠実に真摯に参加・投稿するべしという何ともぐう正論。

ファーストオーサーでなくても自分の業績としてカウントされる

学術論文では、一番研究に携わった方がファーストオーサーとして大きく評価されます。
しかし、全額/半額返還免除ではファーストオーサー以外でもファーストオーサーと同等の評価をされる場合があります。
学術論文の著者として自分は大きく関わっていないが、
材料調整などの貢献で学術論文に名前をいれていただける可能性を信じたいところです。
そのため、常に研究室内の手柄をあげそうなメンバーと仲良くしておくことをおすすめします。

基本的に英語に触れる機会(英語の学術論文・国際学会)は強し

学術論文では英語>日本語、学会では国際>国内の関係性はほぼすべての研究助成金の評価軸としてあります。
そのため、学生支援機構の評価軸にもこれが採用されている可能性は大いにありますね。

4 おすすめの過ごし方|お金に触れない&研究を頑張る

結論として、

大学院修了まで借りたお金は一切触らず特定の銀行口座に入れておき、
すべての時間を研究に費やす

上記にも記しましたが、全額/半額返還免除の決定は最後の最後までブラックボックスですので、
決定確定までお金を触らず特定の銀行口座に入れ続けることをおすすめします。
例えば、SBI銀行口座に全部入れておいて投資信託に全部ぶち込んでおくなどすると結構筋が良いですよね?
さらに、この準備をした上で、すべての時間を研究に費やす必要があります。
各大学院の学部学科の天才たちと肩を並べる
(半馬身ほど差をつけたいところですが)ような研究結果が必要ですので、全力で研究に没頭してください。
そして、大学院を卒業した後5・6月に届く全額/半額返還免除決定通知を見てから、自分の欲しいものにためておいたお金を使ってください。
これぞ、人生で最初の「研究で金を稼ぐ」の正解例です!

5 実際の経験談|全然お金が残らなかったよ泣でも、友達といっぱい旅行に行きました!

実際には、216万円貸していただいたのにも関わらず残ったのは60万円程度でした笑
しかし、この150万円は今この記事を書いているPCや研究データをまとめるためのディスプレイや机を買うために使用しました。加えて、友達との卒業前の旅行などに使っちゃいました。

また、私の個人的な意見になりますが、
アルバイトをするよりも良質な稼ぎ口だったと感じています。
私にとって研究は社会貢献の一環・就職活動のネタ・アルバイトでした。
単なるアルバイトよりも私は学ぶべきことが多く、なにより世界の英知にもまれる経験ができたので、良質なアルバイトだったなぁと振り返って考えます。
(実際に時給にするととても低かったですが、それでもこの経験は買ってでもしたい人が世の中にいると思うので、よかったです)

6 申し込み方法|学校のゆうとおりに動こう!学校からの連絡だけ見逃さないように!

JASSOの申し込みは難しいことがいろいろ書いてありますが、

実際には、学校の連絡に反応してあとは言う通りにするだけです。
そのため、学校からの連絡だけは見逃さないようにしてください!!

7 終わりに|申し込む人結構少ないよって話

こういった話は私の学部学科では有名な話でした。
しかし、多くの人は申し込んでもいませんでした。私にとっては驚きでした。
友達にも数時間かけてこのすべてを話しましたが、
手続きがめんどくさいとのことで友達は申し込みを諦めました。
私の感覚では、実際に申し込むのは5人程度だと思います。
その中で上位2-3人になればいいことを考えると結構楽になると思います。

いかがでしょうか?
この記事をそのまま研究室の後輩や友達に送り付けてあげてください!

他にも大学院での生活や社会進出までのtipsを記事として書き連ねていますので、ぜひご覧ください。

また、ネタの参考にするので、どんな質問でもいただけたら幸いです。


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