【刺さりません😤】《弩闘!桃天守閣》の登場でデスザークは本当に終わったのか?
こんにちは。
SaβoRiです。
つい先日、ドエロいカードが発売されましたね。
0.《弩闘!桃天守閣》
《弩闘!桃天守閣》火/自然(5)
D2フィールド:ジョーカーズ/チーム切札
【キリフダッシュ2(火/自然)】
・自分のクリーチャーがブロックされた時、相手のシールドを1つブレイクする。
・相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分のクリーチャーはタップされない。
・自分のクリーチャーがタップしてバトルゾーンに出る時、かわりにアンタップして出る。
革命チェンジ獣を2体組み合わせて簡単に無限攻撃したり、《ケングレンオー》が最後まで進化したりと、今までに無かったヤバイことを可能にするカードです。
1.タップイン無視
上記のようなコンボも魅力的ですが、他にも《デスザーク》や《デジルムカデ》のタップインを無視する使い方があります。
結局相手依存ではありますが...
2.デッキへの採用
先ほど「VSデスザークでタップインを無視する使い方がある」と言いましたが、まず何のデッキに採用されるのでしょうか?
僕が真っ先に思いついたのは『赤緑バーンメア』や『赤緑キリフダッシュ』への採用です。
デッキカラーとマッチし、どちらも殴るタイプのデッキなのでキリフダッシュでの早期展開が期待できます。
3.VSデスザーク
上で例に出した『赤緑バーンメア』と『赤緑キリフダッシュ』ですが、デスザーク対面では「先に攻め切れたら勝ち、先にデスザークを出されると負け」という印象です。
しかし、《弩闘!桃天守閣》を展開すればデスザークを無力化できることですし、デスザークを出された後もスピードアタッカーで簡単に攻め落とせそうに思いますよね。
《弩闘!桃天守閣》の登場によりデスザークの長所が失われたように見えることから、「デスザーク終わったwwww」などの発言をTwitterでよく目にしました。
早まらないでください。
まだ全然終わってなんかいません。
4.《桃天守閣》が刺さらないデスザーク
以前、デスザークvs赤緑バーンメアで30〜50回対面練習したことがあります。
下の記事を読んだ友達と練習しており、その時のバーンメアには《サイコロプス》や《ポクチンちん》、《熊四駆ベアシガラ》が採用されていました。
こちらは《百鬼の邪王門》を採用したデスザーク、『邪王門デスザーク』を使用。
邪王門を入れていない朱雀なら、《ポクチンちん》と《サイコロプス》が墓地メタと朱雀除去で刺さるのですが、その時は面白いくらい簡単に勝ち越すことが出来ました。
デスザークを着地させても《サイコロプス》で簡単に除去されてしまいますし、《ポクタマたま》で墓地メタと踏み倒しメタを効かせられ、次のターンには《バーンメア・ザ・シルバー》1枚から過剰打点を形成されてしまいます。
上記の通りデスザークにとって一見不利そうな相手ですが、勝ち越せています。
勝ち越せた理由を僕なりに考えたので、下にまとめさせていただきました。
4-1.刺さらない理由
当時未発売のため実際に《桃天守閣》を入れて試合したわけではありませんが、『デスザークを除去(無力化)しつつ展開し、何枚握られているかもわからない《百鬼の邪王門》を越えて勝つ』ことは難しそうに感じました。
《サイコロプス》は2マナで出せますが、Jチェンジ等で展開するにしても合計7マナ必要で、『除去しつつ展開する』ことが困難な印象です。
デスザーク不在時に《バーンメア》で展開されたとしても《百鬼の邪王門》1枚からカウンターが狙えますし、《手札の儀》を達成するだけで《零龍卍誕》の準備が整います。
《復活の儀》《墓地の儀》《破壊の儀》のすべてが《百鬼の邪王門》から達成可能ですので、最も簡単な《復活の儀》を残してカウンターするのを基本戦術としています。
こちらから助言をしながらプレイしていたのでバーンメア側のプレミは少ないと思いますが、それでも朱雀着地させれずに《邪王門》が1枚も引けない試合くらいしか負けていません。
《ジェイ-SHOCKER》を含んだ10打点以上を展開された試合でも、《零龍卍誕》を使わずに返しています。
5.さいごに
上記の経験から、《弩闘!桃天守閣》が採用されたとしてもそこまで関係ないと考えています。
《タイク・タイソンズ》から3ターン目に《桃天守閣》を展開されたとしても、単純にテンポロスしていますし、ハンドリソースも失っているため脅威ではありません。
逆に、《追憶人形ラビリピト》や《絶望と反魂と滅殺の決断》でハンデスして《手札の儀》を達成させるチャンスになります。
ここまで書きましたが、唯一気をつけておくべき動きがあります。
それは《桃天守閣》着地後の《グレープ・ダール》2体による超盤面処理です。パワー5000未満である魔導具はすべて処理されてしまいます。
《ラビリピト》などでハンデスを狙う際には注意しておくべきでしょう。
Fin.