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【デッキ案】新カード《劇場戦艦カァテンコヲル》を考える

一見すると超弱くて使われなさそうなカードってありますよね。
そのカードが話題に上がった時、あるいは見た時にあなたは何をしていますか?

『弱すぎwww』と叩きますか?

僕は、そのカードの良さを探して『そのカードにしか出来ないギミック』あるいは『そのカードにしか出来ないデッキ』を考えます。

《フォール・クロウラー》や《煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト》《運命の選択》など、誰かがそのカードの良さを見つけて考え、日々強いデッキが生み出されているのです。


こんにちは。
SaβoRiです。

先日、2021.02.20に発売されるカードが公開されました。

《劇場戦艦カァテンコヲル》

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《劇場戦艦カァテンコヲル》水/火文明(6)
クリーチャー:ムートピア/美孔麗王国 6000
・〈ビビッドロー〉[水/火(8)]
・スピードアタッカー
・Wブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「ビビッドロー」能力を使って召喚していれば、カードを3枚引く。
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水または火のカードを1枚、自分の手札から選んでもよい。そうしたら、そのカードをコストを支払わずに使う。

〈ビビッドロー〉持ち多色SAのWブレイカー。
気になる〈ビビッドロー〉のコストは8で、通常召喚コストと比べて2コスト大きい

今引きしても早出し出来る訳ではなく、〈ビビッドロー〉による召喚で3ドローのおまけが付いてきます。
そのドローが強いのかどうかはまだ判断出来ないので、〈ビビッドロー〉の3ドローはおまけ程度としてデッキを考えていきます。



「カードの特徴」

このカードの特徴は、何と言っても最後の能力でしょう。

・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水または火のカードを1枚、自分の手札から選んでもよい。そうしたら、そのカードをコストを支払わずに使う。

この能力は《サイバー・I・チョイス》の能力と似ています。


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《I・チョイス》は、『手札から「S・トリガー」を持つカードを使う』能力を持っており、例えばツインパクトの片面どちらかが「S・トリガー」を持っていれば、クリーチャー面でも呪文面でもどちらでも使えるという裁定になっております。

《劇場戦艦カァテンコヲル》もおそらく同じ裁定をもらうでしょう。



「相性のいいカード」

《劇場戦艦カァテンコヲル》が公開された頃、《サイバー・I・チョイス》と同じ使い方ができることで話題になっていました。
《I・チョイス》と同じように《ナウ・オア・ネバー》や《ドレミ団の光魂Go!》《遣宮使ネオンクス》を使え、『ネバーループ』を成立させられます。

しかし、《I・チョイス》と同じ使い方なら《I・チョイス》の方が便利そうです。
通常コストは1だけ大きいですが、使用するカードのコスト制限や文明制限がありませんし、なにより《I・チョイス》自身が「S・トリガー」を持っています。

そこで、《I・チョイス》と比べて《劇場戦艦カァテンコヲル》が優れている点を活かしてデッキを考えていきます。


6コスト多色SAのWブレイカー

《劇場戦艦カァテンコヲル》は《I・チョイス》と違ってSAのWブレイカーで打点になります。

6コストの多色であることから《蒼き守護神ドギラゴン閃》で踏み倒せますし、火文明を持っているため《百鬼の邪王門》からも踏み倒せます。

踏み倒した上で、《劇場戦艦カァテンコヲル》のcipでさらに踏み倒せちゃいます。


踏み倒し範囲の広さ

当然ですが、《劇場戦艦カァテンコヲル》の踏み倒し範囲は《I・チョイス》の踏み倒し範囲より広いです。

《I・チョイス》は「S・トリガー」さえ持っていれば何コストでも何文明でも踏み倒せますが、《劇場戦艦カァテンコヲル》は手札さえ十分にあれば火文明または水文明なら何でも踏み倒せちゃいます。

さらに、《龍装艦チェンジザ/六奇怪の四〜土を割る逆瀧》のような使いたいのは高コストだけれどもう片方が低コストのツインパクトであれば相性抜群!
特に、《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》のように片方が3コストであるなら〈ビビッドロー〉により3枚ドロー出来るため、元の手札が《劇場戦艦カァテンコヲル》のみであってもプレイできちゃいます。



「デッキ案」

先日、めちゃめちゃ面白いコンボを目にしました。

そのコンボ名は『焼肉キング』
カツオくん発案の《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》と《勝熱英雄モモキング》によるワンショットキルコンボで、上記《勝利龍装クラッシュ“覇道”》が無くとも除去耐性ありのジャスキルを通せます。

このコンボに《劇場戦艦カァテンコヲル》を使えば6マナ時点でコンボを決めれるため、とても面白そうです。


オカド氏リスペクト『シーフード焼肉キング』

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上で書いた通り《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》と《龍装艦チェンジザ/六奇怪の四〜土を割る逆瀧》が《劇場戦艦カァテンコヲル》と相性抜群で、手札が3枚4枚の時でもクリーチャー面をプレイ出来ちゃいます。

上で書いたように、6マナと手札に《カァテンコヲル》《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》《勝熱英雄モモキング》の3枚があるだけで除去耐性ありのジャスキルが狙え、9マナあれば《輪廻暴炎》が唱えられるのでさらに打点が伸びます。


Coming  soon...



「裁定待ち」

カジュアるデュエマGAMEsさんがわかりやすい動画を投稿しています。是非ご視聴ください。


こちらの動画でも言ってますが、多色ツインパクトに関しては公式裁定を待った方が良いものがあります。

《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》は手札が3枚あればおそらくプレイ可能ですが、例えば《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》は手札が9枚無いとプレイ出来ない可能性があります。
可能性があるというだけで、『カードとして火文明を含んでいて、2と9両方のコストを持つカード』という認識なら手札2枚で呪文面がプレイ出来そうです。


暫定回答①

《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》は問題なくプレイ出来そうです。


暫定回答②

手札9枚未満での《「我が力、しかと見よ!」》の詠唱可否については暫定回答なし(?)



Fin.






「おまけ」

クッソ好きで毎回笑ってます。

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