自分の得意を見つけるために
今日は遅くなってしまいました。
毎日更新の難しいところですね。
今日のテーマもちょっと難しい。
難しいテーマなのに書くのが遅くなってしまい慌ててます。
自分の得意なことは……
得意なことは?と聞かれるのが苦手です。
初手でテーマを壊しちゃうことを言っちゃいましたが、本心です。
「趣味・特技」の欄は趣味でカバーしていましたし、就職活動で特技を聞かれるとしどろもどろになりながら必死に思ってもないけどうそになりすぎないことをひねり出していました。
そもそも、得意なことと聞かれて固有名詞、例えば走ること、勉強、球技の名前といったことを思い浮かべていました。
得意なことを特技と解釈していたんですね。
まあ、間違いではないと思うのですが、政界でもないような気が最近してきました。
じゃあ何を答えるかって、人と接することだったり、負けん気だったり。
負けん気は性格、長所かな?
そもそも得意なことと特技と長所の違いって何だろう?
ネットで軽く調べたところ、得意なことと特技は違うとおっしゃる方もいますし、同じものとして扱われる方もいます。
特技と長所の違いは、特技は実際に行うこと、長所は性格のことを刺すそうです。
では、私に特技はありませんし、それなら得意なこともないということになります。私の中では。
私は学生時代、国語の点数が良かったのですが、姉の方が格段にうえで、自分のクラスでも一番ではありませんでした。
国語くらいしか投じ出来ると胸を張って言えるものがなかった私は、じゃあ得意科目なんてないんだと落ち込んでいました。
この、「姉」の存在が厄介といいますが、私の人生や性格にかなり重要な位置に存在しているのです。
頑張り屋で秀才でもあり天才でもある。名言といいたくなるような言葉を口にするし、生き方もいわゆる「ふつう」とはちょっと違う。
憧れでもあり、いつも比較の対象であった存在。
彼女と比べれば、習い事も成績もなにもかも勝てる要素がありません。
また、クラスメイトや友人の才能にも負けていました。
もちろん、全部を同じ人と比べればその人よりできたものがあったのかもしれませんが、私は一人ひとりの一番できるものと比べて落ち込んでしまう癖がありました。
今思えば、とても傲慢なことなのですが、当時は本気でそれくらいしないと特技とは言えない、得意とは言えないと思い込んでいたのです。
自分の得意を見つけるために
ようやく自分のことを見返せるようになった今、では、得意なことは何だろうと考えてみます。
私はコーディングするのが苦ではないのですが、同じ会社の方が画面を見られた時「よく見てられるね!頭痛くなりそう」とおっしゃっていました。
その時は、コーダーさんはみんな普通に見てる。私は新米だから得意なんて言えないと思っていましたが、辛くないというのは得意なことといえるのでは?と考えを変えてみました。
実は、イラストを描くのがとても苦痛だった時期があります。
デザインも、苦手意識があります。
それも全部上手な人と比べていたからなのですが、不思議とコーディングに関しては美味い人の作品を見て「すごいな」と思っても卑屈にならず、「この部分、私もやってみよう」「この書き方いいなあ」とプラスに捕らえられたのです。
好きだからこそ辛い、というのもあると思います。
でも、比べて落ち込むのではなく、吸収したいと思えるものは、得意と言い換えることもできるかもしれません。
正直に言って、まだ私は自分の得意なものを聞かれると何も出てこず立ち尽くしてしまいます。
コーディングのことも、少し離れていたこともあって得意といえないと思っています。
でも、今こうして書くことを続けられている。イラストも1ヶ月描き続けた。
これが自信に変わり、いつか得意なことになる様に。
コーディングも、デザインも。
やっていることのすべてを得意といえる日は来ないかもしれませんが、今やっていることやこれからやることの中から得意だと胸を張って言えるような日が来ますように。
自分の得意を見つけるために、まずは手を動かして、続けてみることに挑戦していきたいと思います。
できれば、文字を書くことが得意に変わると嬉しいな。