陸の孤島でオフィスチェアを買った

人生初のギックリ腰は新婚旅行出発の5日前だった。
泣きながら整形外科に行き、最終的に謎の老人に治してもらった経緯は終生語れるネタである。

その時、言われた言葉は
「ギックリ腰はストレスや過労、ホルモンの乱れで体が『もう!動くな!』の合図」と言うことらしい。
結婚式のために8キロ痩せて、新婚旅行前に仕事を抱え込んでいた当時の私に身にしみること言葉だった。

それからギックリ腰とは無縁だったが、子供を産み二人の子供をほぼワンオペで育てるのワーママ生活でギックリ腰を繰り返すようになった。

整形外科でレントゲンを撮ったところどうやら、脊椎が若干人より狭く腰痛が出やすい状態。いそいそとリハビリに通う日々。激痛は中々無くならなかった。
腰が痛いと思考もまとまらない。

2020年にコロナ渦でリモートワークとなり、とりあえずホームセンターであった椅子と机でトータル7万。
長年の蓄積で椅子の座面はぺったんこ。
クッション引いて誤魔化したけど、もうだめか…と諦めて椅子を買い換えようと考えた。
そこで、Mr.chairsさんの動画を見まくり、リモートワークしてる知人にヒアリングしたところ下記の4つが候補に上がってきた。


アーロンチェア


椅子の王様。20万超えであの有名漫画家も使っているらしい。
コロナ渦前に友人が購入した際は10万程度だったらしいが、このところ円高なのか資材高騰なのか値上がりの一方、保証はまさかの10年。
しかし、陸の孤島では現物に座れない。
だがリサイクルショップに在庫があるらしく座りに行ってみた。
中古価格、39,800円。
アーロンチェアのクラシックタイプ。
前傾チルトのレバーが一部紛失しているようで機能しなかった。
前傾チルトとは、前屈みの姿勢に沿うように5度傾いて固定してくれる機能である。アーロンチェアは前傾チルトが売りらしい。
座った感覚は違和感はなかったが、すごくしっくりはこなかった。
腰のランバーサポートも機能してたし、それだけを求めている方には良いのかもしれない。
オフィスバスターズを覗いてみたが、陸の孤島への配送料が約20,000円かかり諦めた。

COFO Chair


マクアケで2億円集めたチェア。
知人に「ビックカメラで座れるよ!」と言われたが、陸の孤島にはビックカメラがない。
COFO Chairについては、ひたすらMr.chairsさんの動画を見て考えた。
競合はGrowSpica、ほぼ同じ機能だがフットレストはCOFO Chairのほうが安心感があるらしい。
snsの口コミもCOFO Chairのほうがたくさん見かけた(makuakeで二億円集めているから?)
価格は約8万円。

エルゴヒューマン


こちらは唯一、陸の孤島で新品で座ることができた。
座り心地も悪くはない、腰のランバーサポートも心地よい。あとアームレストの4Dがとても良かった。
自分の好きな角度に合わせれば、アームレストを腕をおけば、猫背族の私は少しは前傾姿勢がましになりそう。
金額は約13万。分割払いならいける?かな。
買うなら店舗かな?と考えたが、先日子どもの学習机が同じ店で2週間の納期がかかったので、待つのが憂鬱なので買うならネットになりそう。
価格は約15万円。

Grow Spica

COFO Chairの競合。4Dアームレスト、フットレスあり。
強いて言うなら、COFO Chairよりフットレスが少し頼りないらしい。
ランバーサポートの強力らしくとにかく姿勢を正しくさせられるらしい。
SNSの口コミがあまりなく、保証が一年というのも気になるが何よりすぐに届きそうだった。
ECサイトの挙動があまり良くないので、心配になる(改善してほしい)
価格は約8万円。

上記を比較した結果、

私が購入したオフィスチェアは…

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