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女性の選択 自分らしくいる事


太り過ぎ。or 痩せすぎ。

主体性が無さすぎるor自己主張が強すぎる。

家庭に入って、仕事しないの? or
仕事ばっかりで、家庭的になったら?

もっとしっかりしなさい or
もっと楽にしたらいいのに

何を選んでも
何をしても 
周りからこんなことを
言われたり、
言葉にされなくても無言のプレッシャーを
感じることが
女性には多いのではないでしょうか。

時にそれは人や環境だけでなく

自分の年齢や自分自身の内側からも
湧き上がってくるのを感じることもあるか
と思います。

「自分らしく」「好きな自分でいる」
言葉は華やかで優しくてキラキラしているけど
自分らしく ってなんでしょうか。
好きな自分 って一体なんでしょうか。

もしかしたら
「自分らしく」「好きな自分でいる」

ってものすごい覚悟がいるかもしれないな
と思ったり、
そんな覚悟とか大きなものではなくて
地味な日々の選択の積み重ねなのかなと
思ったりもします。

SNSやいろんな場面で
人の人生や選択を好き勝手に
言えてしまうし

また他人の人生や選択が
見えてしまう現代だからこそ

「自分らしく」「好きな自分でいる」

響きは甘く優しいけど

実際は登山や日々の筋トレ、マラソンのような
地道でハードな課題なのかもしれない。

その中で途中、途中
息をつきながら、
互いの挑み方に口出しするわけでなく

「どう?そっちはバテてない?大丈夫?」
と声をかけ合いつつ

「ここから見える景色は綺麗だね」
「今日のあなたいい感じね!」
と途中経過を一緒にみんながそのチャレンジを楽しめたらいいのに。

と、産婦人科医として働くなかで感じています。

正しい医療知識大切だけど
病気を治すことだけでなく、

医学的なサポートと一緒に

こんなささやかな応援の気持ちを
少し添えていきたい。

そんなふうに自分の診察室から出ていく
患者さんの背中を見ながら思ってみたりしています。


Voicyにて自分らしい選択を果敢に選んだ女性についてお話しています。

母になる選択肢をとった女性と、
母にならない選択肢を取った女性が
お互いを

「そっちはどうだい?いい感じだね!」
「こっちはこんな感じ、そっちも良さそうね。」
とにこやかに励まし合える社会になってほしいと思います。

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