三国志真戦 戦法検証【籌策帷幕】
検証第5弾として、陸抗の固有戦法「籌策帷幕」について、検証してみました。
籌策帷幕とは、
「自軍主将の鬼謀発生率と鬼謀ダメージを増やし、自軍主将のダメージを肩替りする。鬼謀発生率は知力の影響を受ける」
と言う戦法効果を持ちます。
知力の影響を受けるとのことで、知力がいくつあれば、どのくらいの補正が掛かるのかを検証してみました。
【1.検証素材】
本戦法は陸抗の固有戦法であるため、陸抗の知力を装備、レベルポイントなどを使用し変更させて、データを蓄積しました。
【2.検証方法】
1.部隊編成
戦法の効果が味方主将に対するものなので、ダミーの主将を置き、陸抗は副将となる編成を作りました。
指揮戦法であるため、主将が1ターン目に行動すれば必ず効果を発動するため、八門金鎖の陣を使用して主将を先攻状態としました。
2.空地で掃討を繰り返す
戦闘は調査する知力に対して、10回ずつ行います。
(戦法レベル1~10)
そのためレベルアップしないために経験値が低いところで戦闘を行ないます。
戦法レベル10まで確認が終わったら、戦法を忘れて、知力を変更します。
それの繰り返し。。。
【3.検証結果】
陸抗の知力をいくつかの変更した際のデータを取り、知力に対する鬼謀発生率の補正値の計算式を導き出し、知力50毎の鬼謀発生率をまとめました。
知力100未満の場合、期待値以下となるため注意が必要だが、実際に本番(戦争)で使う場合はLv40以上にしてから使うと思われるので、実害はないと考えます。
籌策帷幕は指揮戦法なので、また、補正値に影響する知力は、準備ターンで付与された速度となるため、
素の速度、装備品、Pt、兵種適性、建築物効果、パッシブ戦法、指揮戦法、兵種戦法、陣法戦法が対象となります。
※アクティブ戦法、突撃戦法は対象外
参考として、陸抗の知力は以下のようになります。
レベル50、呉軍、弓兵編成、兵戦バフMAXの状態で、328程度の知力となります。
ここに装備品が加わることになるため、実効値としては350程度が見込めます。
知力350の場合は、鬼謀発生率25%を自軍主将に付与することができます。
これを高いとみるか、低いとみるか。
陸抗を運用するかどうかの判断になりそうです。
小ネタ
鬼謀発生率について、気になる武将としては袁術が上げられます。
袁術は1ターン目か2ターン目に鬼謀及び会心発動率を100%にする戦法を固有戦法として所持します。
ここに陸抗の鬼謀発生率UPが加わるとどうなるのか。
気になるところです。
残念ながら、その編成を自ら試すことはできず(袁術を持ってない)、同盟戦報を見てもその編成での記録がありませんでした。
しかし、気になる戦報がありました。
この構成では、甘寧が会心発生率を副将に5%付与します。
つまり袁術の会心発生率が105%に!?
結果はこうでした。
100%でした(笑)
このことから上限は、やはり100%ということが分かりました。
しかし、気になるログがありました。
2ターン目で袁術の会心、鬼謀発生率が戦法効果通り減少しています。
減少量は100%÷7=14.29%です。
ところが、よく見ると、会心の減少後の値(90.71%)と、鬼謀の減少後の値(85.71%)が異なります。
その差は5%
5%の差は一体?
そう、甘寧が付与した会心率5%です。
このことから考えられることは、実効値は100%が上限となるが、内部的な値は100%が上限ではないと言うことです。
つまり、陸抗が25%の鬼謀発生率を袁術に付与したとすると、袁術の鬼謀発生率は125%となると言うことを示します。(ただし未確認)
1ターンで14.29%減少しても、125ー14.29=110.29%となり、まだ100%です。
その次のターンでは、96.42%となります。およそ100%。
2ターンは確実に鬼謀発生し、3ターン目もほぼ確定。
これってどうだろう?
誰か試してみてほしい。