三国志真戦 回復量について
回復系の戦法は多くありますが、戦法説明に回復率という言葉が出てきます。
回復量は、この回復率と言うものが基準となり算出される形になっています。
また、現時点(2022/5/15)で戦法説明に回復率という単語が出てくる戦法は全26個(下図)となります。
これらの戦法での回復量は全て回復率に影響すると言う事になります。
回復率の確認
回復量が回復率に影響すると言う事は、そのベースとなる回復率を調べる必要があります。
回復率における回復量は、ある戦法を使う事で確認することができます。
それは、「自癒」です。
星4武将「董襲」の継承戦法である自癒は、戦法レベルを最大(Lv10)にすると
回復率100%となります。
また、他の属性の影響を受けない純度100%の回復戦法でもあります。
他の属性の影響を受けないのであれば、条件関係なく同じ兵士数が回復するかと言うと、確認した結果そうではありませんでした。
影響するのは、戦法発動時の兵士数です。
自癒の場合、パッシブ戦法なので戦闘開始時の兵士数となります。
アクティブ戦法であれば、戦法発動時の兵士数となります。
そのため、基本的にはアクティブ戦法の回復戦法は戦闘のターン数が後半になると回復量は落ちてくると言う事になります。
(完全0ダメージならその限りではありません)
下図に回復率100%時の兵士数と回復量の関係を示します。
この表で示される数値は、回復系戦法の検証をするためには必ず使用しなければいけないものとなります。
回復量基本値テーブルデータとでも言えるものになります。
黄色の箇所は、現在確認中につき、計算式による値を入力しています。
図を見ると分かる通り、兵士数2000までは兵士数の1割となり、2000を超えると1割を下回る形となります。
Excelによると、
となり、自然対数であることが分かります。
端数処理の関係もあるので、若干の誤差は出るかも知れません。
回復量
回復量は、
回復量100%の基本回復量 × 回復率
で算出されます。
基本回復量は、上図で示した数値となります。
そのため、最大回復率256%の刮骨療毒であっても、
429×2.56=1098.24 (四捨五入なら1098、端数切り上げなら1099)
が最大回復量となります。
※刮骨療毒は知力の影響を受けるので実際はもう少し増えます
ところが、実際の戦闘ではその最大回復量に届かない場合があります。
それは、負傷兵天井による頭打ちが原因です。
原則として回復する兵士数は、負傷兵数のみと決まっています。
そのため、最大回復500の戦法を発動したとしても100しか回復しないなんてことは多々あります。
これは、負傷兵が少ないと言う事を示しています。
負傷兵率については、検証することが難しく確認できている範囲では
50%~90%という形になっていて、かなり幅が広いです。
基本値があり、そこに乱数によるバラつきがあるとしても広すぎるため、
攻撃方法による負傷兵率基本値が存在するのではないかと想定されますが、
確実に再現可能な確立された方法がないため、検証も運に頼るしかないのが実情です。
調査に協力いただいた、超・けーゆー様に感謝申し上げます。