2024/7月第五週のゾンビ論文 特になし

本物のゾンビについて書かれた論文を探すべく、Googleスカラーのアラート機能を使い、ゾンビについて書かれた論文を収集している。

アラートの検索条件は次の通り。

  1. 「zombie -firms -philosophical -drug -biolegend -gender -narrative -network -AI」

  2. 「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers -narrative」(取りこぼし確認用)

  3. 「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers "narrative"

「zombie」をキーワードにゾンビ論文を探しているのだが、比喩としてゾンビを使う論文も多いため、「-◯◯」で比喩としてのゾンビを扱う論文を排除している。排除したいゾンビや論文は、以下の通り。

検索条件1には一般性の高い排除キーワードが含まれているため、それらが不必要にゾンビ論文を排除していないかを条件2で確かめる。ただし、「-narrative」で排除される論文の中にはねらいの論文が含まれている可能性もあるため、条件3も設定してある。

今回、7/29~7/31の期間で収集し、以下の通りの論文を得た。

  1. 「zombie -firms -philosophical -drug -biolegend -gender -narrative -network -AI」ゼロ件

  2. 「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers -narrative」一件

  3. 「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers "narrative"」一件(関連性の低い結果も数えれば、18件)

検索条件1に引っかかった論文はなかった。


検索条件1「zombie -firms -philosophical -drug -biolegend -gender -narrative -network -AI」

検索に引っかかった論文はなかった。



検索条件2「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers -narrative」

上記の条件でねらいのゾンビ論文を誤って排除していないかチェックするために、こちらの検索結果もチェックしておく。ただし、ゾンビ企業とゾンビドラッグ、ゾンビ試薬、ゾンビPC、哲学的ゾンビおよび評論系の論文は排除されるように設定してある。

英語における最近の変換: コーパスに基づく分析

アラート日付:7月31日
原題:Recent Conversions in English: A Corpus-Based Analysis
掲載:Universität Wienに提出された修士論文
著者:Andrea Kofler
ジャンル:言語学

「-gender」および「-network」で排除。ドイツ語と英語の語形変化を比較した論文。どうしてそれが「zombie」に引っかかったのか。文章読解を煩雑にさせるゾンビ名詞を取り上げているのだろうか。



検索条件3「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers "narrative"」

検索条件2の「-narrative」がねらいの論文まで排除していないか調べる。

「関連性の高い検索結果」に限れば、一件のゾンビ論文が見つかった。「関連性の低い結果」も含めると、以下の内訳で合計18件だった。

  • 7/29:10件(一件が関連性高い)

  • 7/30:ゼロ件

  • 7/31:八件

以下、「関連性の高い」ゾンビ論文を紹介する。

アメリカ(とアメリカン映画)を再び偉大に:トランプ時代の映画の多様性における郷愁のレトリック

アラート日付:7月29日
原題:Make America(n Cinema) Great Again: The Rhetoric of Nostalgia in Trump Era Cinematic Multiplicities
掲載:The University of Nebraskaに提出された修士論文
著者:Courtney J Dreyer
ジャンル:比較文化学

タイトル通りの内容であれば、ゾンビ映画も扱っているはず。ゆえに、検索に引っかかったか。



最後に

検索条件1に引っかかった論文はなかった。

他の検索条件でもヒット数は少なく、かつ内容にも目新しい点がなかったため、得られるものもなかった。第四週にくっつけたほうがよかったかもしれない。

もちろん、今回はねらいの論文がなかった。


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