2025/1月第三週のゾンビ論文 ゾンビが経済に与える影響とは?

本物のゾンビについて書かれた論文を探すべく、Googleスカラーのアラート機能を使い、ゾンビについて書かれた論文を収集している。

アラートの検索条件は次の通り。

  1. 「zombie -firms -philosophical -drug -biolegend -gender -narrative -network -AI -brain -horror

  2. 「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers -narrative -AI」(取りこぼし確認用)

  3. 「zombie "AI"」

「zombie」をキーワードにゾンビ論文を探しているのだが、比喩としてゾンビを使う論文も多いため、「-◯◯」で比喩としてのゾンビを扱う論文を排除している。排除したいゾンビや論文は、以下の通り。

  • 「-firms」:ゾンビ企業

  • 「-philosophical」「-Chalmers」:哲学的ゾンビ

  • 「-drug」:ゾンビドラッグ

  • 「-network」:情報科学系の論文ならなんでも

  • 「-DDoS」:ゾンビPC

  • 「-biolegend」:細胞の生死を確認するゾンビ試薬

  • 「-gender」:ジェンダー学系の論文ならなんでも

  • 「-narrative」:ゾンビ映画・小説などの評論

  • 「-AI」:人工知能を扱う情報科学系の論文

  • 「-brain」:ゾンビを彷彿とさせる容体を紹介する論文。脳神経科学や公衆衛生学、薬学など

  • 「-horror」:ゾンビをホラー映画のモンスターとして扱う評論

検索条件1には一般性の高い排除キーワードが含まれているため、それらが不必要にゾンビ論文を排除していないかを条件2や条件3で確かめる。

今回、1/13-1/18の期間で収集し、以下の通りの論文を得た。

  1. 「zombie -firms -philosophical -drug -biolegend -gender -narrative -network -AI -brain -horror」四件

  2. 「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers -narrative -AI」二件(条件1との重複を含めれば六件)

  3. 「zombie "AI"」63件

検索条件1は、経済学、菌類学、衛生学、細胞工学が一件ずつであり、ねらいの論文が見つかった


検索条件1「zombie -firms -philosophical -drug -biolegend -gender -narrative -network -AI -brain -horror」

ゾンビ・エピデミックのマクロ経済的影響

一件目。

アラート日付:1月13日
原題:Macroeconomic Impacts of a Zombie Epidemic
掲載:National Institute of Economic and Social Research (NIESR) Policy Papers
著者:Shama Bernardを筆頭著者として、四名
ジャンル:経済学

アブストラクトを読んでみよう。

Economic models are valuable tools for exploring hypothetical scenarios, allowing us to analyse how different economic conditions, policy decisions, or unexpected events might affect the overall economy. In this report, we explore the economic impacts of a zombie epidemic. While zombies may not be an actual threat, this scenario can be used as a proxy for other, very much possible events such as pandemics, wars, or civil unrest.
(経済モデルは、仮想シナリオを調査するための貴重なツールであり、さまざまな経済状況、政策決定、または予期しないイベントが経済全体にどのような影響を与えるかを分析できます。このレポートでは、ゾンビの流行が経済に与える影響を調査します。ゾンビは実際の脅威ではないかもしれませんが、このシナリオは、パンデミック、戦争、市民の暴動など、他の非常に起こり得るイベントの代理として使用できます。)

同論文より

まさか、経済モデルにゾンビを導入するというアイデアが存在するとは。しかもご丁寧に感染症や戦争、暴動の代替となり得るとまで書いてあるではないか。興奮を隠しきれない。間違いなくこの論文は本物のゾンビを扱った(と仮定しても矛盾しない)論文である。つまり、この論文をもって今回のアラートチェックは大当たりとする。

ただ、私自身が経済モデルというものになじみがない。私が学生の頃にはやっていたゲーム理論や経済学のゾンビアイデアであるトリクルダウンくらいは知っているが、これらはモデルではなく単なる理論・理屈である。普段の経済学者はいったいどのようなモデルを使って経済を見ているのだろうか。

それを知らずにこの論文をきちんと理解できるだろうか。少し心配だが、読んで、レビューするしかない。

ジャンルは経済学。


ゾンビがビーガンになるとき: Ophiocordyceps unilateralis の宿主は死ぬ前にヤシの葉を噛むことを選択するのか?

二件目。

アラート日付:1月15日
原題:When zombies go vegan: Ophiocordyceps unilateralis hosts are selecting to bite palm leaves before dying?
掲載:Acta Oecologica
著者:Fernando S. Andriolliを筆頭著者として、八名
ジャンル:菌類学

ゾンビアリと呼ばれる、真菌オフィオコルディセプス属に寄生され、行動をコントロールされてしまうアリが扱われている。ゾンビアリは最終的にオフィオコルディセプスが胞子をばら撒くための苗床になるのだが、その際に木の枝や茎に噛みついき、死ぬ。その噛みつく木がヤシの木であることが多いらしく、ヤシの木でアリが苗床になった方がオフィオコルディセプスにとって有利なのでは?という分析結果を報告している。

ジャンルは菌類学。


地中に留めよ:気候変動がゾンビ病原体の再出現を促す可能性

三件目。

アラート日付:1月18日
原題:Keep it in the ground: climate change could prompt the reemergence of zombie pathogens
掲載:the bmj
著者:Kris A Murray
ジャンル:衛生学

永久凍土には古代のウイルスや微生物が閉じ込められていると言われており、そういったウイルスをゾンビウイルスと呼ぶ。

ゾンビウイルスの論文は、その危険性に警鐘を鳴らすものが多かった印象があるが、今回の論文は危険性を誇張することもまた危険であるとトーンを落とす面もある。たとえば、天然痘ウイルスはシベリアの300年前の永久凍土の中から見つかったらしいが、分解されていて感染力はなかったという。その一方で、同じく永久凍土から回収されたH1N1亜型インフルエンザは、研究室内で再構築され、再び脅威を振るうことができるようになったそうだ。余計なことをしているようにしか見えないが…。

ただもちろん、これまでの歴史でゾンビウイルスが猛威を振るった例もあり(2016年シベリアの炭疽菌)、そういったものを正しく恐れるのが大事なのだそうだ。

ジャンルは衛生学。


老化とゾンビ細胞

四件目。

アラート日付:1月18日
原題:Senescence and the zombie cells
掲載:Beyond Lifespan
著者:?
ジャンル:細胞工学

細胞にはプログラムされた自死がある。アポトーシスという。生まれてから長いことたって正常な働きができなくなると、細胞はアポトーシスするが、機能を損なったまま生き続ける細胞も存在する。それを老化細胞、あるいは俗にゾンビ細胞と呼ぶ。

この記事はゾンビ細胞の解説をしている。ヘイフリック限界という、細胞分裂の限界を決める機構にも触れ、割と専門的な話をしていると思う。

ジャンルは細胞工学。



検索条件2「zombie -firms -xylazine -biolegend -DDoS -Chalmers -narrative -AI」

上記の条件でねらいのゾンビ論文を誤って排除していないかチェックするために、こちらの検索結果もチェックしておく。ただし、ゾンビ企業とゾンビドラッグ、ゾンビ試薬、ゾンビPC、哲学的ゾンビを扱った論文や、AI、評論系の論文は排除されるように設定してある。

超自然的な敵は人間のアイデンティティの強さを通じて外集団の態度に影響を与えるか?

アラート日付:1月14日
原題:Supernatural Enemies Affect Outgroup Attitudes Through Strength of Human Identity?
掲載:Journal of Media Psychology
著者:Shay Xuejing Yaoを筆頭著者として、四名
ジャンル:心理学

排除キーワード不明。タイトルの通り、SFヒーロー作品の敵が「人間としてのアイデンティティ」に強さに影響を与えるかを調査した論文。特に、ヒーローの戦う相手が人間でない方が、「人間としてのアイデンティティ」を強く意識させるらしい。そういった分析対象としての人間の中にゾンビが混じっていたのだろう。

中々面白い。これが人種間の分析であればなお面白いのだが、白人のヒーローが非人間の敵と戦う方が「人間としてのアイデンティティ」を強く覚えると書いてあるため、そういった分析はないようだ。しかし「人間としてのアイデンティティ」って何…?


創作原稿:昨日語れたかもしれない物語

アラート日付:1月16日
原題:Creative writing manuscript : the stories we could have told yesterday
掲載:Universidad de Puerto Ricoに提出された修士論文
著者:Michael Sharp
ジャンル:文学

「-philosophical」および「-drug」、「-network」で排除。フィクションの評論や読解を融合する試みが語られている。"zombie monk"というゾンビが出てくる。何かは不明。



検索条件3「zombie "AI"」

検索条件2に含まれる排除キーワード「-AI」が必要以上にゾンビ論文を排除し、私の求めるゾンビ論文まで排除していないか確認する。

なお、「-AI」で排除したい論文は、大規模言語モデル(LLM)を哲学的ゾンビの一種と捉えるものやゾンビが出てくるゲームをAIにプレイさせるもの、AIのベンチマークに"zombie"というプログラムを使うものなどである。

合計39件のヒットがあり、その中にねらいの論文はなかった。

まずは、1/13の分。

  1. CROPS: Model-Agnostic Training-Free Framework for Safe Image Synthesis with Latent Diffusion Models(CROPS: 潜在拡散モデルによる安全な画像合成のためのモデルに依存しないトレーニング不要のフレームワーク、情報科学)

  2. The mediating role of creative and language awareness input in enhancing syntactical elements comprehension(統語的要素の理解を高めるための創造的および言語意識の入力の媒介的役割、言語学)

  3. Annual Reports to the ESA Council ESA 109th Annual Meeting July, 2024(ESA 理事会への年次報告書 ESA 第 109 回年次会議 2024 年 7 月、生態学)

  4. Chronic traumatic brain injury induces neurodegeneration, neuroinflammation, and cognitive deficits in a T cell-dependent manner(慢性外傷性脳損傷はT細胞依存的に神経変性、神経炎症、認知障害を引き起こす、細胞工学)

  5. Ancient Egyptian Curses and Bog Bodies: The Role of Pseudoarchaeology in Tumblr's Subculture(古代エジプトの呪いと沼の遺体: Tumblr のサブカルチャーにおける疑似考古学の役割、メディア学)

  6. Modern art and sf iconography(現代アートとSFの図像、芸術学)

  7. You Do Have to Live Like This: Narrative Foreclosure and the Opening of the Detroit Frontier in Benjamin Markovits's You Don't Have to Live Like This(こんなふうに生きなくちゃいけない:ベンジャミン・マルコヴィッツの「こんなふうに生きなくちゃいけない」における物語的な差し押さえとデトロイト開拓の開拓、書評)

  8. Spatial-temporal characteristics and drivers of urban built-up areas land low-carbon efficiency in China(都市の市街地の空間的・時間的特徴と推進要因が中国の低炭素効率をもたらす、政治学)

  9. “Atlanta Is Like Wakanda… but With Real Big, Big Issues”: A Focus Group Study of Community Strengths and Health Issues in Diverse Groups in Atlanta, Georgia(「アトランタはワカンダのようだ…しかし、本当に大きな問題を抱えている」:ジョージア州アトランタの多様なグループにおけるコミュニティの強みと健康問題に関するフォーカスグループ調査、衛生学)

  10. Post-Millennial Indian Speculative Fiction in English: Desi Dystopias and Ideas of Belonging(英語で書かれたポストミレニアルインドのスペキュレイティブフィクション:デシのディストピアと帰属意識、書評)

もう一度、1/13の分。

  1. Accident Prevention and Investigation: A Systematic Guide for Professionals, Educators, Researchers, and Students(事故防止と調査:専門家、教育者、研究者、学生のための体系的なガイド、教育学)

  2. M3-DPPE Liposomal Nanoparticles Encapsulating CLEC12A Enhance CD206-Mediated Endocytosis and Efficacy in the Collagen-Induced Arthritis Model(CLEC12Aを封入したM3-DPPEリポソームナノ粒子は、コラーゲン誘発性関節炎モデルにおいてCD206を介したエンドサイトーシスと有効性を高める、細胞工学)

  3. 'I Don't Know Which Species Is Worse': Gender, Labor, and Neoliberalism in Ridley Scott's Alien and James Cameron's Aliens(「どちらの種族がより悪いのか分からない」:リドリー・スコットの『エイリアン』とジェームズ・キャメロンの『エイリアン2』におけるジェンダー、労働、新自由主義、評論)

  4. Testing the Effects of a Servant Leadership Intervention Using a Cluster Randomized Experiment(クラスターランダム化実験を用いたサーバントリーダーシップ介入の効果のテスト、社会学)

  5. How Teachers Describe Their Ability to Work With Students With ADHD Behaviors(教師はADHD行動を持つ生徒への指導能力をどのように説明するか、教育学)

  6. Stereotypes as Character Evidence(性格の証拠としてのステレオタイプ、法学)

1/15の分。

  1. AI Threat and Digital Disruption: Examining Indonesian Ulema in the Context of Digital Culture(AIの脅威とデジタル破壊:デジタル文化の文脈におけるインドネシアのウラマーの考察、メディア学)

  2. Clinical-grade extracellular vesicles derived from umbilical cord mesenchymal stromal cells: preclinical development and first-in-human intra-articular validation as therapeutics for knee osteoarthritis(臍帯間葉系間質細胞由来の臨床グレード細胞外小胞:膝関節炎の治療薬としての前臨床開発とヒト初の関節内検証、細胞工学)

  3. Productive policies to rebuild the economy with social and environmental sustainability(社会と環境の持続可能性を考慮した経済再建のための生産政策、政治学)

  4. The Scope Expansion of International Organizations(国際機関の活動範囲の拡大、国際政治学)

  5. Trust, Sense of Security, and Immigration Policy Preferences of the Kenyan Public(ケニア国民の信頼、安心感、移民政策に対する好み

  6. Protocol for isolating and purifying murine liver sinusoidal endothelial cells for in vitro culture and functional assays(マウス肝類洞内皮細胞をin vitro培養および機能アッセイ用に分離および精製するためのプロトコル、細胞工学)

  7. DUMP TRUCK MANAGEMENT FOR EARTHWORK(土木工事用ダンプトラック管理、土木工学)

  8. The pan-PPAR agonist lanifibranor reduces portal pressure independent of fibrosis reduction through the splanchnic vasculature(汎PPARアゴニストであるラニフィブラノールは、内臓血管系を介した線維化の減少とは独立して門脈圧を低下させる、薬学)

  9. Systemic T‐cell and local macrophage interactions mediate granule size‐dependent biological hydroxyapatite foreign body reaction(全身性T細胞と局所マクロファージの相互作用が顆粒サイズ依存性の生物学的ハイドロキシアパタイト異物反応を媒介する、細胞工学)

  10. Early assessment of IL8 and PD1+ Treg predicts response and guides treatment monitoring in cemiplimab-treated cutaneous squamous cell carcinoma(IL8 および PD1+ Treg の早期評価により、セミプリマブ治療を受けた皮膚扁平上皮癌の治療効果を予測し、治療モニタリングを導く、細胞工学)

1/16の分。

  1. Zombie Second Mortgages Are Coming Back to Life, Threatening Thousands of Americans' Homes(ゾンビ第二抵当が復活し、何千ものアメリカ人の家を脅かす、経済学)

  2. The Voice of Visual Evidence: Performance Theory, the MacGyver Factor, and Photojournalistic Authority(視覚的証拠の声:パフォーマンス理論、マクガイバー要因、そしてフォトジャーナリズムの権威、メディア学)

  3. Tales for Makers(メーカーのための物語、情報科学)

  4. Future Perspectives on Transcultural Leadership(異文化リーダーシップの将来展望、

  5. Self-regulation in Emerging and Innovative Industries(新興産業と革新産業における自主規制、法学)

  6. Consciousness and Society(意識と社会、哲学)

  7. A Review on Blockchain Applications in Operational Technology for Food and Agriculture Critical Infrastructure(食品および農業の重要インフラ向け運用技術におけるブロックチェーンの応用に関するレビュー、農学)

1/18の分。

  1. Live-cell imaging and analysis of 3D spheroids in hypoxia-and radiotherapy-related research(低酸素症および放射線治療関連の研究における 3D スフェロイドの生細胞イメージングと分析、細胞工学)

  2. GameFactory: Creating New Games with Generative Interactive Videos(gamefactory: ジェネレーティブインタラクティブビデオで新しいゲームを作成する、情報工学)

  3. YAP promotes fibrosis by regulating macrophage to myofibroblast transdifferentiation and M2 polarization in chronic pancreatitis(YAP は慢性膵炎においてマクロファージから筋線維芽細胞への分化転換と M2 極性化を調節することで線維化を促進する、細胞工学)

  4. Zinc nanoparticles from oral supplements accumulate in renal tumours and stimulate antitumour immune responses(経口サプリメントに含まれる亜鉛ナノ粒子は腎臓腫瘍に蓄積し、抗腫瘍免疫反応を刺激する、薬学)

  5. Analyzing Virtual Reality Gaming Through Theoretical Frameworks(理論的枠組みを通してバーチャルリアリティゲームを分析する、ゲームデザイン学)

  6. Lipid-mediated resolution of inflammation and survival in amyotrophic lateral sclerosis(筋萎縮性側索硬化症における脂質を介した炎症の解消と生存、細胞工学)

  7. Re-Imagining the Patient Panel: Introducing Lived Experiences of Psychosis into the Pre-clerkship Psychiatry Curriculum of a Canadian Medical School(患者パネルの再考:カナダの医学部の臨床実習前精神医学カリキュラムに精神病の体験を導入する、精神医学)

  8. Double-stranded RNA responses, neoantigen presentation and suppression of hepatocellular carcinoma through NMD inhibition via endonuclease SMG6(エンドヌクレアーゼSMG6を介したNMD阻害による二本鎖RNA応答、新抗原提示および肝細胞癌の抑制、細胞工学)

  9. GEE Paper(戦略研究室の報告、経済学)

  10. Microbial Ecology of Permafrost Soils: Populations, Processes, and Perspectives(永久凍土の微生物生態学:個体群・プロセス・展望、環境学)

もう一度、1/18の分。No.3はなぜかエメラルドゴキブリバチを人工知能の参考にしている。組み合わせが面白い。

  1. The truth and AI: Towards a new hermeneutic of the academic subject?(真実と AI: 学問的主題の新たな解釈に向けて?、哲学)

  2. Secure artificial intelligence at the edge(エッジでの安全な人工知能、情報工学)

  3. Innovative PBMC-derived humanized mouse model reveals CD8+ T cell-intrinsic regulation during antitumor immunity(革新的なPBMC由来ヒト化マウスモデルは、抗腫瘍免疫中のCD8 + T細胞固有の制御を明らかにした、細胞工学)

  4. Spectres of Venice: Gothic Apparitions in Il Casanova di Federico Fellini(ヴェネツィアの亡霊: イル・カサノヴァ・ディ・フェデリコ・フェリーニのゴシック様式の亡霊、評論)

  5. Association of overweight/obesity and insulin resistance with activation of circulating innate lymphoid cells in women after gestational diabetes mellitus(妊娠糖尿病後の女性における過体重/肥満とインスリン抵抗性と循環自然リンパ球の活性化との関連性、細胞工学)

  6. FROM RETROECONOMICS TO SANCTIONOMICS: ESSAYS ON UNCONVENTIONAL ECONOMICS(レトロエコノミクスからサンクショノミクスへ:非伝統的経済学に関するエッセイ、経済学)

  7. Enhancing distributed denial of service cloud security threats using artificial neural networks in 6G networks(6G ネットワークの人工ニューラル ネットワークを使用して、分散型サービス拒否攻撃のクラウド セキュリティ脅威を強化する、情報科学)

  8. The Rise of K-Pop and Afrobeats: A Transcultural and Digital Exploration(K-POPとアフロビートの台頭:異文化とデジタルの探究、メディア学)

  9. Construction of questions in local referendum in the light of decisional practice of the Supreme Administrative Court of the Czech Republic(チェコ共和国最高行政裁判所の判決実務に照らした地方住民投票の質問の構成、法学)

  10. Emotion regulation strategy use and forecasting in response to dynamic, multimodal stimuli.(動的かつマルチモーダルな刺激に対する感情制御戦略の使用と予測、心理学)


最後に、1/19の分。

  1. An interdisciplinary look at generative AI impacts on workplace communication, learning, and planned organizational change models(職場のコミュニケーション、学習、計画された組織変更モデルに対する生成 AI の影響に関する学際的な考察、社会工学)

  2. Using artificial intelligence to semi-automate trustworthiness assessment of randomized controlled trials: A case study(人工知能を用いたランダム化比較試験の信頼性評価の半自動化:ケーススタディ、臨床医学)

  3. Mars in Science Fiction and Our Perceptions of the Red Planet(SFにおける火星と私たちの赤い惑星に対する認識、科学哲学)

  4. Metabolic dysfunction in mice with adipocyte specific ablation of the adenosine A2A receptor(アデノシンA2A受容体の脂肪細胞特異的除去によるマウスの代謝機能障害、細胞工学)

  5. Banking in the Negative: A Vector Error Correction Analysis of Bank-Specific Lending and Deposit Rates(マイナスの銀行業務:銀行固有の貸出金利と預金金利のベクトル誤差修正分析、経済学)

  6. Tumor-derived colorectal cancer organoids induce a unique Treg cell population by directing CD4+ T-cell differentiation.(腫瘍由来の大腸がんオルガノイドは、CD4+ T細胞の分化を誘導することで、独自のTreg細胞集団を誘導します。、細胞工学)

  7. AnyStory: Towards Unified Single and Multiple Subject Personalization in Text-to-Image Generation(AnyStory: テキストから画像への生成における単一および複数の主題の統合パーソナライゼーションに向けて、情報科学)

  8. Growth of Private Equity and Hospital Consolidation in Primary Care and Price Implications(プライマリケアにおけるプライベートエクイティと病院統合の拡大と価格への影響、医学)

  9. Thermal performance modeling and optimization of bio-and geo-based materials using a multi-scale approach: contribution to the valorization of a wide range of agricultural co-products(マルチスケールアプローチを用いたバイオおよび地質ベースの材料の熱性能モデリングと最適化:幅広い農業副産物の価値向上への貢献、生物工学?)

  10. Communication across time and space: chronotope in the linguistic landscape of a concession area(時間と空間を越えたコミュニケーション:租界地域の言語景観におけるクロノトープ、言語学)


最後に

検索条件1は、経済学、菌類学、衛生学、細胞工学が一件ずつであり、ねらいの論文が見つかった

ゾンビが現れたら経済はどうなってしまうのか? 確かに、ゾンビが出てきたら人間が滅亡し、ゾンビ・アポカリプスの世界でサバイバルすることしか考えていなかったが、滅びなかったらその後も人間は生きていかなければならないのだ。

でも『ワールドウォーZ』にも、密出国やインチキ薬で金を稼いだエピソードがあったはずだ。だから、想像はできたはずなのに。もうずっと本物のをゾンビを扱った論文を探し続けていたのに。私はやはりゾンビを架空の存在としてしか認識していなかったのだ。この記事…ゾンビ論文アラートチェックが機械的になりすぎて、ゾンビと真面目に向き合うことを忘れていたのかもしれない。昔は建物に入ったらゾンビからどう逃げるかばかり空想したほどだったのに…。

ゾンビの経済モデルに関する今回の論文を見つけて興奮したのは確かだが、同時に私がゾンビに不誠実に向き合っていたことを突き付けられたようで、少しショックでもあった。


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