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ワーケーション考察 vol.1_プロローグ

私たちサビワクは、昨年度‐2019年「新たな働き方」の一つとして希望者を対象にワーケーションをトライアルで実施しました。

2020年、環境省から「国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進」に予算が計上されるなど、国が積極的に推進し始めたことで言葉が広がり、一気に注目度が増している“ワーケーション”

本年度は新型コロナウィルスへの影響もあり積極的なトライアル実施に至っていないのですが、様々な働く場づくりをしている 私たち“サビワク”にとって関心度の高い、新たなワークスタイルの一つです。


そして、東京都もGoToトラベルキャンペーン対象になったイマ(2020年10月)
今だからこそ、今更と言わず、2019年を振り返り含め
ーワーケーション考察ー ゆるっと始めます。

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▼“サビワク”とは


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改めまして こんにちは。
サビワクβ㌼ hanaです。
ワーケーションをテーマに発信してみようと思います。

早速本題に入り、あんな旅行記 こんな旅行記!といきたい所ですが、ワーケーションという多様な意見が飛び交うテーマ、ココは焦らず丁寧に。。

今回は「ワーケーション」をサビワクβ㌼のテーマに選んだ前段の話、プロローグ。散文ですが、ぜひお付き合いください。

「ワーケーション」
ワーケーションとは、「Work」と「Vacation」を組み合わせた造語で、「リゾート地や地方等の普段の職場とは異なる場所で働きながら休暇取得等を行う仕組み」の事を指します。

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2019年、はじめてのワーケーショントライアル

“出来る事ならずっと旅をしていたい”
そんな事を願う私個人にとって追い風のこの制度。

いきなりですが、
【世間一般の “ノーマル” を脱ぎ捨て、成果重視で自由に働いて良いよ!!】と許容してもらえるとしたら、個人レベルで最も生産性の良い働き方とはどんなスタイルだろう??

“出来る事ならずっと旅をしていたい”私個人は・・

暑い時は湿度の低い地域に移動し、
風が心地よい日は風に当たり、
沈む夕陽を眺めながら。
誰の目も気にせず好きなファッションを纏い、
好きな香りに包まれ、
集中を削がない且つアガるBGMを流しながら。
街が賑わう週末や、ひっそり静まる夜に集中作業、
混雑を回避した平日の日中にアート巡りでパワーチャージ。
こんな働き方なのではないか。。。

“そんな人、独立でもして好きにしなさいよ”といった所でしょうか。
とはいえ、なので、それなりに社会に適合しつつ@東京 で生きています。笑

こんな感じで、昨年ワーケーションのトライアル実施を聞いた私の心の内は、
“キタキタ!! ついに会社員にもこの時代がキタ!!”
  “やったーーーー!!!”

※やったー!のレベルを説明すると、腕を突き上げ飛び上がったあと、小躍りするレベルの【やったー!】といった所。


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2019年サビワクのワーケーショントライアルの目的は

新しい働き方、制度として導入可能か否か実験的な意味合いで、
先ずは小さく試してみる事。

そして私も勿論このトライアルを利用し、昨年プチワーケーションを実施しました。
敢えて“プチ”と付けたのは、東京→湘南エリアへの打合せの機会に前泊をしてワークしてみた!という程度の、まさしく お試し”だったという事。

ワーケーションと聞いて、長期の余暇やバカンスの風景、移住を見据えたスケール感の滞在を思い浮かべた方は【それもワーケーションって呼ぶの??】と拍子抜けな感じがすると思いますが、ワーケーションの定義は曖昧。
そういった<出張プラス型>のワーケーションは、実際に日本的なワーケーションスタイルの1つでもあるようです。


トライアルの概要/実施方法/浮かび上がった課題点 については次回以降レポートしていこうと思うのですが、実施してみた私個人の感想は、言うまでもなく【ぜひワーケーションを社内で制度化してほしい】というもの。


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▲2019年@稲村ケ崎

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しかし、2020年。新型コロナウィルスの到来。
コロナ禍ではワーケーションを促進しようにも、そもそも移動する事自体に躊躇や制限、配慮が必要な状態。
《今年はワーケーション難しいな、、、。》

そんな事を思っていた矢先
政府によるワーケーション促進発表

▼詳細は下記
https://www.env.go.jp/guide/budget/r02/r0204-hos-gaiyo/full.pdf


コロナ禍でのワーケーションの推進は別議論として、まだまだ定義や解釈が曖昧なワーケーション。
この造語を初めて耳にする人、其々の仕事環境、職種、立場、家庭環境、そしてこのコロナ禍という世間の状況。定義が曖昧なこのコトバに対し、様々な意見が乱立する事は容易に想像がつきます。

《コトバが独り歩きしないと良いけれど、、、》
そんな事を思うようになり、

・其々が思う最高のワーケーションって?
・皆が歓迎する理想的なワーケーション制度って?
・理想的なワーケーションに必要な施設や設備、プランって何だろう?

そんな妄想を広げつつ、コロナ禍で旅欲が満たせていない在宅勤務中の私は、複数のオンラインイベントに参加してみる事にしました。

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ワーケーションイベントに多数参加して気付いたこと


様々な登壇者の議論、オンラインイベントやレポートを通じて
・政府
・地方自治体
・観光業
・企業(総務等の制度を検討している立場)
・ワーカーetc...

其々の側面からワーケーションを実施、推進したい背景、目的、課題を知る事ができました。
私のような東京育ちの旅好きが 、“ワーケーションいいね!”と単純に興味を持つ傍ら、例えば地方自治体の視点であれば地域の課題解決に繋がる関係人口への期待、移住を見据えたワーケーションへの期待値など受け入れ側の想いを知り、学ぶ事が沢山。
旅先での交流は旅の醍醐味であると思う私個人は、出張プラス型のワーケーションではなく、中期滞在や地域との交流含めたワーケーションも実施してみたい!と思いました。


そんな中、ワーケーション制度導入を検討する企業側の視点に注目した時に、イベントのコメント欄を読んでいて毎回感じる事がありました。

それは、ワーケーションに興味はあるが実施した事がなく<実施の仕方><具体的な実施例を知りたい>という方々が沢山いること。
要は<ワーケーション実施のサンプルがまだまだ少ない>という事実。

確かに既にワーケーションを積極的に導入している先進的な企業の実例、登壇されている有識者の方々の話はとても参考になります。
ワーケーションへの理解は深められるし、実態も理解。

ですが、いざ自社に置き換えワーケーションの制度化を検討してみると、それぞれ企業、個人で越えなければならないハードルの種類や高さが多種多様。自社にとって(個人にとって)最適なワーケーションとは??の答えが無い中、
<本当に生産性は上がるのか?>
<KPIはどう設定し、社内でどう説明するのか?>
そんな確証やエビデンスを求めるかのよう、自分達企業に近しいモデルケースを欲して、イベントに参加している方の多さを感じたのです。


《そうか、、、プチだろうがトライアルだろうが“先ずは小さく試してみよう!”で実行してみた私たちの実体験は、他者から見れば価値のある体験であったのかもしれない。。》

そんな事を思い、noteのこの場 -サビワクβで、ワーケーション考察してみよう、と。
現在に至ります。

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今だからこそ多様なワークスタイルについて考えてみよう

GoToとはいえ「とりあえず、ワーケーションやってみましょー!」と気軽には言えない今だからこそ、ウィルスや災害と共存していくこれから、もしくはコロナが収束した後の準備としてワークスタイルを問い直し、備え、アップデートしていきたいものです。

“自分らしく働く生きる”為には、余暇やリフレッシュは大切。
働く楽しさ、価値観、幸せをどう捉えるのかを自分なりに深堀りしていくと、ワークとライフのバランスやブレンドだけでなく、バケーションの混ぜ方にも様々なグラデーション、選択肢があって良いのでは?と感じます。
その一つがワーケーションかもしれません。

そして、忘れてはいけない事は、ワーケーションというからには、当然のことながら【ワーク】での成果をきちんと出していくこと。
その為には、他の誰でもない自分にとって最適な <ワーク>+<バケーション>の調合を知っておく必要があり、またワーケーションに限らず多様なワークスタイルに対して、周囲が理解し認め合う事も必要だなと感じます。

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さて、今後のワーケーション考察では2019年にワーケーションをトライアルした同僚達と、其々の“ワーク”+“バケーション”の振り返り、実施例の紹介をしたいなと思います。
次回がいつになるか未定なのですが・・(苦笑)

サビワクβ㌼では 、ワーケーション以外にも、<場づくり>や<働き方>に関するテーマで様々な発信をしています。

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また覗きにきていただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

サビワクβ㌼

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