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『スター☆トゥインクルプリキュア』第47話の感想~「排除」をはらんだ精神の起源で、仮初の連帯だとしても(ネタバレ注意)

 相羽です。

 今回はアニメ


●『スター☆トゥインクルプリキュア』

https://www.asahi.co.jp/precure/


 第47話「フワを救え!消えゆく宇宙と大いなる闇!」


 の感想です。

 ネタバレ注意です。

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 自分たちの精神の起源に「排除」を抱えていてなお、他者を尊重(多様性)できるのかという話なのですね。

 これまで作中でひかるたちの拠り所として肯定的な印象で描かれてきた「イマジネーション」は十二星座のプリンセスたちからもらったものに過ぎなかった。「イミテーション(模造)」に過ぎなかった。『仮面ライダーディケイド』だった(え)

 そして「イマジネーション」の起源である十二星座のプリンセスたちは、原初の時に意見が異なる蛇遣い座のプリンセスを「排除」していた。

 私たちの精神には、ア・プリオリ(先験的。先天的。)に「排除」の志向性も含まれている。

 「排除」を内包していた精神の起源だとしても、その状態ででも積み重ねてきたこれまでの物語の過程が最終局面では重要となりそう。

 幸せや平和は起源だけで決まるものではなく、結果が全てでもない。

 まどかさんは語る。(敵だったノットレイダーたちを)本当に受け入れているのかは分からないと。だが、仮初の連帯だとしても、無意味なのか?

 答えはもう出ている気がします。

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