賢島エスパーニャクルーズ・英虞湾へゆく

画像1 逆光でもいい、ブレてもケラレても構わない。PLフィルターを忘れても気にするな。そんなことよりも、そのとき、その瞬間、そこにいることが大切なのだ。それらはすべて、家から一歩外へ出ることから始まる。
画像2 のんびり歩きながら展望台から志摩横山駅に到着後、数分で賢島駅行きの電車に乗れた。お師匠様のタイムスケジュールは正確なのだ。初めて訪れた賢島駅は想像以上にコンパクトだった。ちょっとびっくり。というか、ガイドブックは概ね盛り過ぎの傾向があることに気づく。
画像3 1時間に1本運行されているクルーズ。大人一人の料金は1600円。時間は50分ほど。エスペランサ号で遊覧するコースと、名前はわからないが小さめの船で別コースを遊覧するコースがある。どちらもハイシーズンはかなり混雑するのではないか?
画像4 空気が美味しい。磯臭さのない海は不思議だ。とにもかくにも、のどかで良いところなんですわ。
画像5 海水が透明で綺麗な海に驚かされた。堤防沿いに他の観光客と並んでエスペランサ号を待つ。日差しが心地よい。
画像6 かつては野山の緊急事態対処が専門分野だった。そんなわけでいまは海を見ただけで感動する体質に。綺麗な海ならば更に感動!!
画像7 お伊勢参り外宮編でも書いたが、志摩方面でもしめ縄と言う名の結界と魔除けが一年中飾られている。このような風習は面白い。
画像8 「希望」という名の船。それが賢島エスパーニャクルーズの主「エスペランサ号」だ。平成7年の就航。いろいろな意味でレトロだった。
画像9 とても天気が良いため、3階のオープンデッキで過ごす。風は強く、かなり肌寒かった。お師匠様はスマホで写真。けれどもスマホを持って構えるのが怖いとのこと。なぜならだれかとぶつかったり、手が滑ったらスマホは海へ・・・。同じ理由でスマホで撮れなかった。ちなみに、わたしはカメラのストラップはリストストラップ派だ。常に手首に通している。
画像10 本当の金持ちは海外ではなく、志摩で過ごすのではないか。目の前にあるのが、そんな別荘とプライベートビーチなのだと勝手に妄想。英虞湾は大小60の島のある湾。この日は波が穏やかだった。
画像11 エスパーニャクルーズでは10分間の真珠モデル工場見学が含まれている。そこではアコヤ貝の核入れ作業の実演が行われる。アコヤ貝の生殖器に別のアコヤ貝の外套膜と核となるドブ貝を入れるそうだ。言い方を変えれば子宮に異物を入れる作業。お師匠様はだれよりも衝撃を受けていたのが印象的だった。その後、通過したミキモト真珠養殖場。真珠の価値について、心がざわついた気がした。
画像12 山の右上が横山展望台。賢島駅ではコンビニでお土産を扱っている。2階のカフェで一息。その後、賢島を出発。途中駅で下車したお師匠様に感謝を告げ、東京の自宅へ。数時間前までいた美しい英虞湾と見慣れた日常生活の景色とのギャップを打ち消すのに時間がかかった。それだけ思い入れのある旅の記録が新たに加わった。好天に恵まれた伊勢志摩での週末。翌日から雨だったのは幸運といえよう。お伊勢参りから始まった伊勢志摩の旅、これにて終了!!

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