【新しい働き方LAB】🐱メタバースでのきっかけ実験 #中間報告
#新しい働き方LAB
#私の働き方実験
#新しい働き方LAB4期研究員
◆実験の目的と背景
コロナ禍が終わり、やっぱリアルだよね、というリアル回帰が
大企業でも進んできました
確かに、zoomなどの四角にはめ込まれた映像だとあまり臨場感はなく
内職や、ながら参加になりがちです
しかし、VRやメタバースには新しい可能性があり
既存のコミュニケーションとは異なる新しいリアルが
実現できるのではないかと思っています
◆検証したいこと
メタバースやVRでのコミュニケーションは
既存のオンライン会議やリアルとも違う
新しい感覚だと考えます
良い悪いどちらもあると思いますが
まず、いくつかの項目を設定して
その違いを、定量・定性両面からデータ化し
活用可能性を探っていきたいと思います
◆活動の概要
毎週メタバースでの会議を開催します
現状は、水・土曜の夜
プラットフォームは以下を利用します
workrooms
Discordのボイスチャンネル
どこでもドア
◆アウトプット・成果
アンケート結果は以下の通りです
アンケート回答数
55件活動日数
16日
コミュニケーションのしやすさ(4点満点で評価)
workroomsが頭一つ抜けている感じです
やはり、臨場感、没入感、リアル感では最も評価が高いです
システムの操作しやすさ(4点満点で評価)
Discordボイスチャットは、ワンクリックで入れるので
気軽さでは一番です
アクセスしやすさは、意外にもworkroomsが最も高かったですが
そもそもworkroomsに入れる人は慣れた人が多いというのもありそうです
体験前後の変化(4点満点で評価)
あまり優位な差は見られませんでしたが
Discordが+0.5ポイントと
若干上昇度が高かったです
workrooms
VRゴーグルを付ける手間や重さなどのハードルはありますが
最も豊かなコミュニケーションが実現できます
アバターで見た目を好みに変えられるというメリットもあり
zoomを超えた新しいコミュニケーションのかたちとしては
ダントツにおすすめです
Discordボイスチャンネル
workroomsとは対照的に、声だけのコミュニケーションですが
アイコンで匿名性が保たれるというのは同様です
表現が声だけと制限されている一方
逆に話に集中できるというのがある気がします
どこでもドア
どこでもドアはVR旅行のプラットフォームで
そもそもが旅行目的なので
コミュニケーションは付随的なものになります
一方で、旅行をしながらなので
話題が生まれやすく
何なら話さなくても問題ないので
体験自体がコミュニケーションとなります
まとめ
結局、ツールに関わらず
コミュニケーションを行なった後は
気分が上昇しやすいと考えられます
その中で、新しい働き方視点では
workroomsが最も適しています
ハード面での利用しやすさが向上すれば
普及する可能性は高いと思われます
一方、Discordの敢えて声のみのコミュニケーションも
逆に新しいと言えそうです
最新の技術によるworkroomsと
逆に声だけに制限されたDiscord
対照的な発展形態でありながら
状況に応じて併用することで
利便性は高まりそうです
最後に、どこでもドアは
味変的に、イベントや新たな関係性の構築などに
活用できそうです
◆課題
アンケートから、最初にシステムを利用する際のハードルと
それぞれの環境やシステム自体の脆弱性がまだまだあることが
実感できます
システムと人の進化がまだまだ必要ですね
以下、アンケート抜粋です
◆スケジュール・進め方
実験期間:2024年7〜12月
後半も定期的に会議・イベントを開催していきます
参加者も随時募集中です
◆「研究員制度」の趣旨について
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。