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【新しい働き方LAB】🐱メタバースでのきっかけ実験 #最終報告

#新しい働き方LAB
#私の働き方実験
#新しい働き方LAB4期研究員


🐱 実験概要は、以下動画でも確認できます 🐱

◆実験の目的と背景

コロナ禍が終わり、やっぱリアルだよね、というリアル回帰が
大企業でも進んできました

確かに、zoomなどの四角にはめ込まれた映像だとあまり臨場感はなく
ながら参加で集中力も途切れがちです

しかし、VRやメタバースには新しい可能性があり
既存のコミュニケーションとは異なる新しいリアルが
実現できるのではないかと思ってい、実験に取り組みました


◆検証したいこと

メタバースやVRでのコミュニケーションは
既存のオンライン会議やリアルとも違う
新しい感覚だと考えます

いくつかの項目を設定して
その違いを、定量・定性両面からデータ化し
その特徴や活用可能性を探っていきました

◆活動の概要

週2日程度のペースで、メタバースでの会議を
開催しました

利用プラットフォームは以下となります

  • workrooms

  • Discordのボイスチャンネル

  • どこでもドア

◆アウトプット・成果

アンケート結果

  • アンケート回答数
    76件

  • 活動日数
    43日(7〜11月末)

  • コミュニケーションのしやすさ(4点満点で評価)
    workroomsが頭一つ抜けている感じです
    やはり、臨場感、没入感、リアル感では最も評価が高いです

  • システムの操作しやすさ(4点満点で評価)
    Discordボイスチャットは、ワンクリックで入れるので
    気軽さでは一番です
    アクセスしやすさは、意外にもworkroomsが最も高かったですが
    そもそもworkroomsに入れる人は慣れた人が多いというのもありそうです

  • 体験前後の変化(4点満点で評価)
    あまり優位な差は見られませんでしたが
    Discordが+0.5ポイントと
    若干上昇度が高かったです

各プラットフォームの分析

  • workrooms

VRゴーグルを付ける手間や重さなどのハードルはありますが
最も豊かなコミュニケーションが実現できます

アバターで見た目を好みに変えられるというメリットもあり
zoomを超えた新しいコミュニケーションのかたちとしては
ダントツにおすすめです

  • Discordボイスチャンネル

workroomsとは対照的に、声だけのコミュニケーションですが
アイコンで匿名性が保たれるというのは同様です

表現が声だけと制限されている一方
逆に話に集中できるというのがある気がします

  • どこでもドア

どこでもドアはVR旅行のプラットフォームで
そもそもが旅行目的なので
コミュニケーションは付随的なものになります

一方で、旅行をしながらなので
話題が生まれやすく
何なら話さなくても問題ないので
体験自体がコミュニケーションとなります

  • まとめ
    結局、ツールに関わらず
    コミュニケーションを行なった後は
    気分が上昇しやすいと考えられます

    その中で、新しい働き方視点では
    workroomsが最も適していると言えます
    ハード面での利用しやすさが向上すれば
    さらに普及する可能性は高いと思われます

    一方、Discordの声のみのコミュニケーションも
    逆に新しい感覚と言えます

    最新の技術によるworkroomsと
    逆に声だけに制限されたDiscord
    対照的な発展形態でありながら
    状況に応じて併用することで
    利便性は高まりそうです

    最後に、どこでもドアは
    味変的に、イベントや新たな関係性の構築などに
    活用できそうです

◆課題

アンケートから、最初にシステムを利用する際のハードルと
それぞれの環境やシステム自体の脆弱性がまだまだあることが
実感できます

システムと人の進化がまだまだ必要ですね

以下、アンケート抜粋です

話すタイミングに躊躇しました

ボイスチャンネルは音声が途切れることが多々ありますね 装着が面倒ですがworkroomsが一番一体感がでますね話しやすいです

コンテンツ内の環境音(花火の音)がそれなりの音量のときはツアーの解説者の音声がフィルターカットされるようで、解説者の音声が半分位聞こえなかった。また例にもれず、Quest3の参加では時折、リロードしないと操作できなくなるのがもどかしい。コンテンツの内容自体は素晴らしかった。

workroomsへのHMD参加で、その場で撮影した写真をその場で共有できるようになるといいなと思います。

取り扱いに苦労すると思っていたが、存外楽であった。

未だに、どこでもドア(Quest3使用)では操作系がフリーズするのでリロードしなければならないのはシステム改善されることを期待します。

◆スケジュール・進め方

実験期間:2024年7〜12月
12月までは引き続き、実験を行います

来年は、workroomsでの活動を
さらに深めていく予定です

また、大学との協働の話もあり
実現できるようがんばります!

参加者も随時募集中です

◆「研究員制度」の趣旨について

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。

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