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見せ算について真剣に考えてしまった

M-1決勝を見たのですが、とても面白かったです。寝る時間はいつも早くて早々に寝るのですが、久しぶりに全部見てしまいました。

今回優勝された令和ロマン、面白かったですが、個人的に気になったのはさや香が決勝でやったネタ、見せ算。
過去にやったこともある見せ算でしたが、私は初見でした。好みは誰でもありますが、私はもともとさや香のネタをそこまで面白いと感じられない方でした。

ショーレースで勝てるネタというよりは、らしさを出した攻めるネタだったようにも思いますが、聞いててなかなか理解ができず、逆に引き込まれました。

あの計算結果内容云々はとりあえず置いておいて、
数字に数字を見せたらどう思うか、想像してみて?
という内容。

わけわからないことなんですが、
こうなったらどうなるか想像してみて?
は、確かに大事なんですよね。

見せ算の基本原理

1が1と出会ったら?答えは0。はずい。お互いに立ち去る。→これはわかる。

1が2を見たら?答えは2。1が怖くて立ち去る。→これは挑まないか?でも、負けるからどのみち答えは2か。

ここまではまだついていけた。のか?

応用編の6が9を見たら?答えは11。6が9をみるとあれ?俺か?となって近づいていって11になる。→これはもう理解不可。

2と5は、もうもっとわからない。
1と100はまぁ、わからなくなくもない(混乱してきた)

これを面白いと笑えるかどうかは、たぶん個人差があり難しいネタだったと思います。

ただ、何をするにしても、こうなったらこうなるのでは?という想像力を働かせることは、仕事でも日常でも、大事なことで、
数学では四則演算が、これからの時代は五則演算だというこのネタ。案外、的外れとも思えない考え方(そんなつもりでネタは作っていないと思いますが)だと思ってしまいました。

こうなったらどうなる?
って考えてみるイメージが、世の中を良くすることも悪くすることも、同時に笑いにつながることもあるのだろうと。
常識に囚われていると、なかなか忘れがちになりますね。

とにもかくにも、あのテンポで掛け合いを捨ててたネタとテクニック。賛否は凄そうですが、私はやられたのだと思います。
さや香のネタをまた見たいと思いました。

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