遮二無二、猫玉、ポカ 2024-9-26

日が暮れるのが早くなってる気がする。なってますよね?なってるんですよ。

帰る時に外が暗いというだけで結構テンションが下がるので、日没は遅くあって欲しい。
いつまでも明るくいられても困るが。


昨日帰り道雨が降っていたのでレンタル傘を借りて帰ったのだが、見事に家に忘れて来てしまった。
レンタル時間が24時間を超えると若干割増になるというか、そこから一定時間ごとに加算されていくシステムだった気がする。「24時間も借りねーよ」と思ってちゃんと確認してなかったけど。

今こうしている間もチャリンチャリンと負債のような何かが溜まってるかもしれないと思うとそれだけで何となくハラハラする。
人生って常に何かが膨れ上がっていくので妙にストレッシブですよね。ストレッシブ?

そんでこういうポカ、めちゃくちゃガッカリする。こんだけ生きといて借りたもん返すことすら出来んのかい!
傘を起点に色んな借りっぱなしのものを思い出しそう。やんなってきちゃったな。


朝からサマー・ドッグを読んで「生まれて初めて、ぼくは死にものぐるいになるぞ」ってすげ〜セリフだな、と思った。
一日中頭の隅っこで高畑君のことを考えて過ごした。
なんか、自分のことを低く見積っているのに、いや見積もっているからこそそうやってオーバーに奮起して見せることの凄みがあるなと感じた。

自分を追い込むためでも、魔美のことを慮ってでもあるのだろうけれど「生まれて初めて死にものぐるいになる」は凄い。
本当に死にものぐるいになったことがないと思っていながらにしてそれでもと絞りに絞りきらないと出てこないだろう。

戸愚呂とかが満を持してフルパワーを出してくる時とはまた違う、弱いがための凄みがひしひしと伝わってくる。
(戸愚呂とは全力を出したくとも出せずにいたという点で近しい切なさを感じる)

私も他人のために生まれて初めて死にものぐるいになってみせたい。
それほどまでに自分のアクセルを踏み込めるというのはとても愛だな、と思う。色恋とかでは無い、ピュアでいて強かな愛情を感じる。

自分の不甲斐なさだったり世間の醜悪さみたいなものをしっかり受け止めた上でとぼけてみせているという強さがFキャラにはあるな、と思う。
そういう諦観を振り切って遮二無二頑張る姿を描くのが上手い。

本当、凄いんですよ。
ひと台詞にしか触れていないので、未読だったら読んでください。

まだ読めるのかな。


よく朝早くにふっと目が覚める。今日も例に漏れず起きた。
目を覚ますと布団の中で僅かに丸めていた手のひらの中に毛玉を感じた。

猫だ。猫をブラッシングしたあとブラシについた毛を丸めたもの。そういう感覚があった。
猫なんて飼っていないのでそんなわけは無いのだが、何となく捕まえてみようと指に力を入れたら消えてしまった。
周りを手で軽く探ってみたものの見つけることは出来なかった。
少し残念に思っていたところに最悪の考えが過った。蜘蛛!蜘蛛かもしれない!!!

アシダカグモなんですかね?家に稀に出るバカデカい毛無し足長タランチュラみたいな奴。
あれを握った感覚に似ている。私は蜘蛛が嫌い(足の長さとそれから来るカサカサ感が受け付けない。ハエトリグモはそうでも無い)なので一気に血の気が引いた。もちろんアシダカグモを握ったことなどない。ありようがないがとにかくそう思った。

そこでぷっつりと記憶が飛んでいるので、ここまでの話は全て本当なのかすら分からない訳ですが。
でも左手に残る感触はしっかり覚えている。やっぱり蜘蛛じゃない。猫の抜け毛。もしくは冬の雲。冬の雲はどことなくサラサラでふわふわとしている。夏はモコモコだ。

普通にソフトボール大の蜘蛛がいたら嫌なので手の中にいち早く冬が訪れたことにしておきたい。


Twitterを動かし始めると日記がツイートの焼き増しになってしまうな。まぁいいか。

他はモンハンの新作の推奨スペックが高すぎて呆然としたりゴーストオブツシマの新シリーズが出ることに心躍らせたり、レベルファイブの告知に何となく良さを感じていたら酷評されていてげんなりしたりした。

そんなに広げても仕方のなさそうな感じなのでこの辺は触れなくてもよかろう。
では。

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鯖吉 葉
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