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茶の抽出温度、体感を測る

差し入れに玉露をいただいたんですよ。

で、湯冷まし持ってはいるけど滅多に緑茶を飲まない俺、60℃なんて繊細な温度は怖くて温度計がないと分かんねえ!!

と、思ったンで、ついでに時間を計測してみたという短い記録です。

電子のちゃんとした温度計がないのでレトロ温度計で! あくまで参考程度に。

ラップタイム

準備とコンディション

沸騰したお湯を湯冷ましに注ぎ、温めた上で念のため火にかけておいた湯を注ぎます。

使う湯冷ましの素材は一般的な朱泥っぽい陶器のもの(お茶屋さんで適当についで買いしたので覚えてない、ごめん)サイズは満杯で250ccくらいで、今回は150g=150ccを計測して入れています。

室温は暖かく、23〜4℃くらい。
お湯はやかんを火にかけて作ります。
秋の夜長に実験です。

湯を注いで…

1分 …75℃
3分 …70℃
5分 …63℃

のんびりしている!!!!!

60℃になった時間

記録は7分弱になりました。

測っていたストップウォッチ

普段沸騰してすぐの紅茶をのんでいるんで、めちゃくちゃ遅く感じました……!

玉露は滋賀県のもの

なお、お茶はおいしくいただきました。

ちなみに、和紅茶とかの紅茶は…

入れ方の説明に書いてありますよね、100℃とか90℃とか。でも基本的に紅茶は湯冷ましがいらない茶のはず!

いちおう、湯冷ましなしで下げる方法としては、常温の茶器に注ぐと、素材にもよるけどまあ温度は割と下がります。
下がりすぎることが多いんで、よくいうように器は温めておいたほうがよさそう?

でも、たとえ頑張って温めても完全に100℃前後をキープするのは難しいです。
「抽出温度」はあくまで「沸騰した湯を使って、ポットや器を暖かく保ってね」程度のものだと思ってないとハードル高くなってしまうんで……

俺は90℃とか85℃と低めの温度記述があるものについては温めが雑な茶器でいれるとか、「沸騰した」「100℃で」など熱めの記述は「ヤカンやケトルの中で沸騰したらすぐ」「ティーコジーを使う」くらいの意味合いで見ています。

気にし始めるのは70〜80℃くらいからかなー。常温の茶器に注ぐとその液体はだいたい70〜80℃になるのでそうしたりとか。

まあ好きにやれ

とはいえたとえば中国・台湾茶を蓋碗で入れるときは、二煎め以降は常温または蓋閉めてお湯をかけた程度の温度のところに魔法瓶やケトルのお湯を注いで美味しく抽出されてるわけですし、グラス抽出だとグラスに服を着せるわけにもいかないんで、ぶっちゃけ紅茶は好きにすれば良いと思います!

やるなら沸騰。沸騰だけはさせよう。
でもそこから先は色々やってよくて、アツアツだけが正義ではないと俺は思ってます。いろいろ試してもいいよね。

以上です!