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自作PCの不調備忘録(KP41病)

自作PCがKP41病にかかってしまい
ゲームプレイ中に画面が真っ暗になり
その後、勝手に再起動してしまう問題が発生した。

色々確認してみたところ
原因は電源ユニットの故障だった。

今回の事象について、備忘録としてnoteにまとめようと思う。
同じような事象が発生した方は参考にしてほしい。



KP41病とは

Kernel-Power 41だからKP41

急に画面が真っ暗になったり、ブルースクリーンが発生して
PCが操作不能になり、勝手に再起動される事象。
通称、KP41病と呼ばれるらしい。

実際に起きた事象

自作PCでゲームを遊んでいる最中に
突然画面が真っ暗になり、再起動される事象が発生した。

当然、セーブしていないデータは消えてしまい・・・
悲しい思いを抱きながら、再起動するPCを見つめていた。

再起動後は、なぜかオーディオドライバーの調子が悪く
モニターのスピーカーしか認識しない状態となったため
さらに、手動で再起動する羽目になった。

当初はゲームのバグかと思って調べていたが
そのような事象は出てこず。
イベントビューアを見ても
なぜ突然再起動したか、原因が分からなかったので
とりあえず、放置することにした。

その後、ゲームを再開したが
しばらくは問題なくプレイすることができた。

だが、1週間後。
再びゲームをプレイしていると
また急に画面が暗くなり、再起動する事象が発生した。

そのたびに、「またか・・・」と思いながら
めげずにゲームを続けていった。

そして、この事象が発生してから4週間後・・・
頻度がだんだん増えてくる。

前までは2~3時間に1回ぐらいだったが
30分に1回の頻度になってきた。

さすがにおかしいと思い
改めてこの事象について調べてみることにした。

その結果、この事象はKP41病という名前がついており
原因の特定が難しい、厄介な問題だということが分かった。

最初に行った対処(こちらでは解決せず・・・)

ここからは、今回行った対処について記載する。

調べたところ、「SysMain」の停止をすれば解決するとあったので
まずはこちらを試してみた。

また、仮想メモリのページングファイル無効化を行った。

さらに、PC本体の電源プラグをタコ足配線にしていたため
コンセントに直接差すように直した。

この状態で、再度ゲームをプレイしたところ
起動直後にすぐ画面が真っ暗になってしまった。
ここで事態が悪化してしまう・・・

PCが起動しなくなった


まさかのPCが起動しない状態に・・・

いつもなら、すぐに再起動するはずだったが
黒い画面のまま動く気配がない。

おかしいと思い、PCケースの蓋をあけてみたところ
異常事態が発生していた。

本体のファンも回っていて、マザーボードのLEDも点灯しているが
CPUファンが回っていない状態となっていた。

もしかして、PCパーツのどれかが壊れてしまったか?

電源の交換

ここで、改めてKP41病について調べなおしたところ
電源orマザーボードの故障が原因の場合が多いとのことだった。

でも、通電はしているし
マザーボードのLEDは光っている。

ちなみに、マザボは買って1年もたっていない。
(2024年2月に新品購入)

電源は7年ぐらいつかっている。

予備のパーツもないため、どちらが原因かわからず・・・

ただ、電源の寿命は一般的に5年と言われており
とっくに過ぎている。

もし原因が電源じゃなかったとしても
さすがにそろそろ交換しなければいけないと思ったので
とりあえず、電源を新調することにした。

その結果は・・・?

電源を交換したところ
無事にPCを起動させることができた。


よかった~~~~~

その後、ゲームをプレイしてみたが
2~3時間たっても問題がなかった。

今回の原因は、電源の故障だった。

最後に

改めてイベントビューアを確認したところ
KP41のBugcheckCodeが0となっていた。

後になって知ったことだが
この場合、ハードウェア(電源周り)が原因である可能性が
高いようだ。

KP41のBugcheckCodeが0の場合は
ハードウェアの故障を疑った方が良いみたい。

電源を交換したことにより
とりあえず治ったようなので
KP41病が再発しないことを祈りながらPCを使い続けていこうと思う。




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