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あすなろの手紙〜俳句を添えて〜

これは、鶫さん、Alohaさんと紡ぐ公開の手紙です。多くの人に楽しでいただける内容だと思っていますので、是非ご一読ください。

https://note.com/sabaryo/m/mb604f9c7d46a


橘鶫さん、Alohaさん

 こんにちは。暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続いています。お2人はいかがお過ごしでしょうか。僕は今年も稲刈りをすることができました。黄金の稲穂を刈りながら真っ黒に日焼けしました。大汗をかいての作業でしたが、山からの風は涼しく、気持ちの良いものでした。

今回も、質問に答えさせていただきます。まずはAlohaさんの「スマホの待ち受けはなんですか?」
 東大阪市にある司馬遼太郎記念館の記念碑です。これまで読んできた作家の中で、1番多くの作品を読んでいるのが司馬遼太郎です。鋭くも優しい人間へのまなざしが大好きです。特に好きな作品は‥‥話が長くなりそうなのでやめておきますね笑
 記念碑には「ふりむけば また咲いている 花三千 仏三千」とあります。花を愛し、仏に深い関心を持っていた司馬遼太郎らしい素朴で深みのある歌だと思っています。
 僕のこれまでの人生も、ふりむけばいつも花が見守ってくれているように思います。この待ち受けを見る度に、自然や眼に見えないものへの優しさ、温かさのようなものが感じられて穏やかな気持ちになれるのです。

続いて、鶫さんからの質問は、「好きなトーストの食べ方」。
 悩みました。あまりパンを食べないもので。でも、今年の夏はハマった食べ方ありました。たっぷりブルーベリージャムを塗る!です。
 ブルーベリーは家で作ったものです。かなり鳥にお裾分けしましたが、朝早く収穫して、今年はジャムを作りました。砂糖は少なめ、できるだけ素材の味を引き出すように煮ました。それがとても美味しかった。普段あまりパンを食べない僕が、毎朝2枚(これはすごいことです)ペロリ。
 来年も作ろうと決意しています。

ブルーベリーポッケに詰めて登校す             清川鮎太

 小学校の頃、ブルーベリーを登校中によく食べたことを思い出しました。

さて、また最後に僕から質問をさせてください。お2人は、短詩系に必要な要素である「詩情」をどのように育てておられますか?
ぜひ、お聞かせください。

稲刈りで全身筋肉痛の鮎太より

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